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【第2話の主な登場人物】
明雷らいと⋯ばかまじ探偵の一人で、本作の主人公。推理担当。STPRメンバー。
ちぐさ ⋯ばかまじ探偵の一人。推理担当。STPRメンバー。
ばぁう ⋯ばかまじ探偵の一人。情報収集担当。STPRメンバー。
ぷりっつ ⋯ばかまじ探偵の一人。雑用担当(誰かメンバーが欠けた時に、その担当 になったり、他のメンバーに差し入れしたり、色々)。STPRメンバー。
Lapis ⋯ばかまじ探偵の一人。情報収集担当。STPRメンバー。
莉犬 ⋯ばかまじ探偵の一人。雑用担当(誰かメンバーが欠けた時に、その担当 になったり、他のメンバーに差し入れしたり、色々)。STPRメンバー。
小田太郎 ⋯この事件の被害者。花子と夫婦。
小田花子 ⋯この事件の被害者。太郎と夫婦。
坂口友恵 ⋯被害者の友人。容疑者の一人。
久保俊哉 ⋯被害者の友人。容疑者の一人。
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ここは、容疑者の一人、坂口友恵の家だ。インターホンを押す。
〜♫ピンポーン
[はい、⋯どちら様で?]
「俺達、ばかまじ探偵っちゅうもんです。」
[誰ですか?⋯知らない人ですね。詐欺かもしれません、帰ってください]
らいとが言うと、坂口は怪しい、というような口調で言う。絶対に出ないというような感じだ。
「坂口友恵さんですよね?」
「昨日の事件のことをご存知ですよね?」
「「お話いいですか?!」」
ちぐさとぷりっつが畳み掛ける。
坂口は、観念したように、
[⋯分かりました。⋯ちょっと待ってくださいね。]
と言った。
〜ガチャッ
家のドアが開き、坂口が顔を出した。
「ほんなら、早速、聞かせていただくわな。⋯昨日の夜、何してか教えてくれ。」
らいとが言うと、坂口は答える。
「昨日は、中学校の同窓会で、家にはいませんでしたよ。友達に聞けば分かると思いますけど。」
⋯こっちもアリバイありかよ。
「⋯そうですか、ありがとうございます。」
ぷりっつが言う。ちぐさも、ぺこりと頭を下げる。
そうして、坂口家を去った。
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最後に向かったのは、久保俊哉の家だ。
〜♫ピンポーン
[はい。⋯あ、もしかして、ばかまじ探偵さんですか?]
「え、、はい。」
なんで知ってるんだ?
[友恵からさっき電話があったんですよ。ちょっと待ってくださいね。]
そっか、久保さんは坂口さんと同じで、小田夫婦の友人。連絡先ぐらい知っててもおかしくない。
「こんにちは。久保俊哉です。えっと⋯事情聴取の件で来られたんですよね?」
久保が家から出てきて言った。
「はい。昨日何してたか教えてください。」
ちぐさが言う。
「昨日は、実家にいました。母親の誕生日だったんですよ。」
「⋯ありがとうございました、お話いただいて。」
ぷりっつが言うと、久保は、いえいえ、と言うように、手をふった。
「大丈夫です。⋯犯人、見つけてくださいね。」
久保はそう言うと、家の中に戻っていった。
⋯全員アリバイあり、おかしい。誰かがうそをついとる?それとも⋯⋯?
〜♫プルルル、プルルル
らいとのケータイから、着信音が鳴る。Lapisからだ。
「もしもし、Lapis?」
[大変だよ!!らいと!]
何事だ?!
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〜あとがき〜
今回はここまで!
情報収集に行っていたLapisとばぁう、莉犬が、手にした情報とは?!
お楽しみに!
コメント
8件
続 き が 気 に な る っ 💖
めっちゃ続き気になる!頑張れ!
何があったのー続き楽しみにしてます