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K side
R「ッハァッハァ…カノン…俺もうギブ…」
ルイさんが全体重をかけて覆い被さってくる。
K「…ッハァ…ぅん…」
媚薬の効果が切れてきて、我に返っているのを感じる。それと同時に、 もっと欲しいと叫んでいた自分を思い出し、一人赤面してしまう。
K「ルイさんこれ取って?」
まだ縛られたままの両手でルイさんの肩を優しく叩く。
シュ…シュル…
R「あ、ごめん…跡になってる」
汗だくで息を切らしているルイさんが申し訳なさそうな顔をする。
K「ううん、大丈夫」
ルイさんには内緒だけど…こんな風にされるの好きかも。
K「ふふっ…すごい汗」
汗でビショビショの身体を包むように抱きしめる。俺の無茶なお願いに応えてくれたのが嬉しくて、とても愛しく感じる。
ルイさんの時みたいに自分も獣のようになってしまった…。冷静を欠いていたせいか、ルイっていっぱい呼んじゃったし…。
K「…///」
急に恥ずかしくなってきた。
でも…そうやって呼んでる時は、心が、ルイさんに近付けていた気がする。
R「っ……くしゅんっ」
ふいにルイさんがくしゃみをする。
汗が冷えてしまったようだ。
このあと交互にシャワーを浴びに行って、2人でグシャグシャになったシーツを代え、ベッドメイクを終える。
パリッとしたシーツが気持ち良いけど、まだあの時間の湿度が残ってる。
R「カノン可愛かった…」
恥ずかしそうにルイさんが笑う。
K「っ…思い出さないでっ」
ルイさんの枕を奪い取り顔を埋める。
R「ねぇ、もうルイって呼んでくれないの…?」
K「……」
もう一度思い出す。
『ルイ』って呼んだ時の、心の近さ。
心も身体も、もっとルイさんの側にいたい。
K「ちゃんと頑張る…」
R「えっ…? 」
K「しばらく、ぎこちないかもしれないけど…」
R「嬉しい」
顔を埋めた枕の端から様子を伺うと、幸せそうに笑うルイさんが見える。
この顔が見られるなら。
R「…カノン大好き」
K「俺も…っ……ルイが…好き」
R「あっ顔隠さないで言って?」
枕を奪い返されてしまう。
K「あ!」
R「もう一回」
ルイさんの綺麗な顔が近づいてくる。目を逸らせない。
K「…///」
しばらく見つめ合う時間が続く。
この1ヶ月の間に、ルイさんのかっこいい所も頼もしい所も可愛い所もたくさん知ってもっともっと好きになった。この気持ちを、どう伝えていいか分からない。
好きの言葉じゃ全然足りなくて…。
K「…ルイ…?」
R「ん?」
K「あのさ…っ」
R「うん」
K「……愛してる」
R「…////」
ちゃんと、伝わったかな。
ルイさんはというと、枕に顔を埋めてなんか叫んでる笑
R「もお…今日のカノンずるい」
チュ…ッ
唇が優しく重なる。
R「愛してる、俺も」