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時差コメすみません💦 ことちゃんが主様の紹介をしてて気になって読ませて頂きました!めちゃくちゃどタイプすぎて最高でした🫶🏻フォロー失礼しますm(*_ _)m
結局愛とか歪だし それが一番平和なんです 人それぞそれとか当たり前だし 全員同じだったら嫌なんだけど 光ない瞳、乾いた笑み もうこれだけで好きなのなんで 俺だけって言葉が好き 特別感と優越感そんな感じする もう2人きりっての世界に入ってる 他人なんか気にすることもないんだ 目って1番感情が現れるよね 目は口ほどに物を言うって言うし
因みに 題名 詐欺 系 なん ですが 何か 分かり ますか ?
※ attention ※
・ stxxx
・ nmmn
・ 赤桃
・ 桃さん のが ヤバい
・ DV
・ 共依存
・ 死ネタ ( 心中 )
何が真実で、何が愛だろう。なんて、哲学者はそう問うけど、結局のところは『人それぞれ』という言葉が1番正解なんだと、俺は思う。
「さとちゃん、さとちゃんはさ、オレのこと。ずっと愛してくれるよね?」
光なんてない瞳で、乾いた笑みを浮かべ、俺を見つめるのは、俺の唯一で、大好きな恋人の莉犬。普段は愛嬌を作り、そんな作ったアイドルのような笑顔で、ファンの皆を魅了する莉犬が。俺の前だけは、本当の笑顔で微笑み、俺だけを見て、俺だけを愛してくれる。そんな、『俺だけに見せる莉犬』が、俺は大好きだ。
「うん、俺はどんな莉犬も大好きだし、莉犬だけを愛してるよ」
暗い密室で、俺と莉犬は、お互いを見つめ合う。この時間が、俺は大好きだ。俺らだけの世界に入ったみたいで、他の人なんて、初めから誰もいなかったみたいで。そう思うと、なんだか安心すらできた。
莉犬は、満足そうに微笑み、俺の頭を撫でる。『愛おしい』と語るのは、口ではなく瞳。『可愛い』と愛でるのは、行動ではなく、莉犬自身。そう俺に教えてくれたのは、莉犬だった。何らかの呪文かと初めは思ったが、莉犬と共に暮してきて、それは真実だと分かった。
「さとみ、オレの為に死んで。…って言ったら、どうする?」
周りの人がどれだけ『違う』と否定しても、俺らの中では、これが『真実の愛』だった。共に依存し、共に暮し、共に生きて分かち合い、そして最期は、共に死ぬ。そんな人生が、俺らは理想絵図だった。いや、正確には、今もそうだ。けれど、もう俺らは最期だから、過去形なのだ。
「莉犬がそれを望むなら、俺は有難く死ぬよ」
そう答えると、莉犬は俺を押し倒し、俺の唇にキスを落とした。唇へのキスは、『愛してる』という意味を持つらしい。そう思うと、より一層、彼を愛おしく思ってしまう。離れたくないって、もっと、共に生きたいと思ってしまう。
でも
「ありがとう、さとちゃん」
彼のために従うのが、俺の役目。俺に自我なんていらない。莉犬に愛してもらうためなら、そんなもの必要ない。俺に必要なのは、ただ莉犬に従うこと。命令を聞いて、全てYESで答え、それを成し遂げる。まるで奴隷のようだが、俺はもう、自分のことなんて、どうでも良かった。
「じゃあ…今から、オレの為に死んで」
例え、莉犬の中で、俺がただの都合のいい人形だったとしても、奴隷だとしても、要求処理だとしても、性欲処理だってとしても、玩具だったとしても、莉犬が俺と過ごした時間は、俺と身体を重ねた時間は、彼からの愛のムチを受けた時間は、俺の身に焼き付いている。それは、記憶だけでは証明なんて出来ない真実だから。
「…はい、喜んで」
瞳に溜まった涙を流さないように、俺はゆっくりと瞳を閉じて、莉犬が持っているナイフを、恐怖に怯え、痛みに悶えながらも、死ぬまで受け続けた。
「……馬鹿じゃないの」
絶え絶えの意識の中、俺が最期に聞いた言葉は、掠れた声で、俺を罵倒する莉犬だった。