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「おぉぉー似合う!」
れおこと橘獅音が俺の姿を見て発した。 俺も目の前に置いてある鏡で姿をみた。 そこに写っているのは、俺の知らない俺だった。
「やっぱりな!俺は選ぶセンスがあるんだな」
自慢げにれおが言った。 俺は辺りを見回した。
(一条はどこに行ったんだ?)
部屋に連れていかれてから、一条の姿が見えなくなっていた。
「えっ♡新人さん?」
1人の女性客が俺の存在に気づき、話しかけてきたのだ。
「そーそー!今日から働くから育ててやって」
「えぇ〜やった〜♡」
れおが言ったことは聞こえなかったが、俺はすごくいやな予感がした。 その予感が的中し、女性客に手を取られ歩き出していた。
「えーと、、、どこに向かっているのですか?」
「ここ!ここ!」
急に止まったため、ぶつかってしまった。
「す、すみません!」
俺は焦りながらも謝った。
「いいのよ〜私が急に止まったのが悪いんだから。早く入りましょ!」
そうして断れずにホスト役を務め、休憩としてトイレに行った時、忘れていた一条がいた。
「一条??」
一条は目の色が変わった。どこかで見た、忘れられない目。 俺はビクビクと興奮で震えていた。
『竜凰』
一条の声がいつもと違う声に聞こえた。 そして、俺の腕を取り、トイレを出て走り出した。
ついた部屋のベッドに放り投げられた。
『Strip』服を脱げ
一条の顔を見ようとしたら言われ、気づいたらシャツのボタンを1つずつ外し始めていた。
抵抗しようとも、体が勝手に動いてどうしようもなくなっていた。
『Look、集中して』見て
そういわれ、一条の顔を見た。少し久しぶりな感覚があった。
「ちょっ…」
一条が俺のパンツを脱がしだした。 そのパンツは床に落とされた。同時に雷が鳴った。
「うわっ//」
俺の穴には指が入ってきた。 なぜか腰が浮いた。
『竜凰、初めて?もしかして』
一条は少し正気に戻ったのか、問いてきた。
俺は恥ずかし過ぎて、首を縦に振ることだけで精一杯だった。
『そっか、』
一条は急に手を止めた。
そして、俺が脱いだ服を畳んで、部屋を出ていった。 その後からも一条を見かけることはなく、仕事は終わった。
「お先に失礼します」
そういってホストクラブから出た。 すると、れおが真剣な顔で俺に近づいてきた。
「竜凰はホストのなかではりゅうという名にするから!これからよろしく〜」
「え?!今日、1日だけじゃないんですか?」
「いや、ここに入ったら絶対に半年間は務めないといけないから。」
「まじか〜、、、」
俺は頭を抱えたが、決意をして家へ帰った。