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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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あれから数ヶ月……

気の向かないことが増え、学校にも行かずにただ、光の部屋だと言われる、かなり普通にちゃんとした部屋に閉じ込められていた。

明かりが指すのは、カーテンが開いている時だけだ。

他で指すことはない。

そしてきょう。

管理人っぽいやつがカーテンを開けてくれた。

その空がね、凄く綺麗で、わたあめみたいな雲が沢山あった。

綺麗だった。

今度は、1000人簡単に殺せるメンタルを鍛えよというミッションを管理人が持ってきた。

それはもうやりたくなかった。

メンタルなんてそんな事しなくても鍛えられるし確認できるでしょ。

僕はそう思うから、黙ってその1000人に手を出す事もなく、寧ろカードをあげてポーカーをさせていた。

天 「そろそろ見回りの時間だから、片付けて、更に、隠れて」

皆 「はい。」

この子達が死ぬなら僕が死んだ方が、

パァァァン!×???

天 「球数が多すぎるっ!!」

パチンッ!

これで……守れるなら!!!

この人が死んだってどうでもいい!!!

天 「クルッ……トンッ」

パチンッ!

すると、ナイフが何百人もの人たちへ向かい、

全員即死した。

そう。狙うターゲットを間違えたのだ。

天 「えっ、……?」

天 「っ!!!……ポロポロ」

天 「なんでっ……こんなっ……ポロポロ」

なんで僕がこんな思いを…

プツンと、その時何かの糸が切れたような感覚が走った。

そう。感情が消えたのだ。

天 「もう、力の我慢なんていらないっ」

天 「あははははは!はーははは!」

グチャッグチャッ

他のところで沢山人を殺した。

力の暴走を止めたくても、止められなかった

心の中のもう1人の僕は、必死に叫んだ。

届く事の無い悲鳴をずっと上げていたのだ。








更に前回の(過去1話)話とさっきの話を遡って更に前の話。

僕は有名国の中での有名な殺し屋の家に生まれた。

殺し屋は国王の家族からなっていた。

僕はその容姿ととんでもない能力の腕前からお嬢様として扱われていた。

天 「今日は一体何をすれば……」

王 「ああ、今日はここのチームのこいつを引っ掛けて殺してくれ。」

天 「はい。抑せののままに。」

ガチャン

天 「(ほんとはもう人が目の前で死ぬところなんて……)」

天 「見たくないのになぁ。」







そして数ヶ月経ち……


僕は沢山人を殺してきた。

もうこんなの飽きているにも同然だ。

メンタルが壊れそうな中、

その状況は酷くエスカレートし、

僕は、怖くて怖くて堪らなかったから、

その日───

僕は宮殿を出た。

光がいた所に戻ればバレる事は無いはず。

最初にGPSに気付き、壊した。

恐らく部下の物かと思われる。

そして向かい途中。

敵組織で、マフィアを仮で名乗る嘘吐き少女が現れて、

この状況の中で1番邪魔だった。

殺すのは御免だ。

それが嫌で逃げてきたんだ。

その子は確か───

椿ちゃん?だったかな。

ずーっと笑ってて可愛かったんだよ。

途中で同じ計画で同じ組織から逃げてきた事が分かって、仲良くなろうってなった。

椿ちゃんから笑顔を教わった。

心を教わった。

椿ちゃんは、

椿 「天使ちゃんって凄く親近感沸く……」

天 「???どういう事?」

椿 「可愛くてつい、子供扱いしちゃいそうになるくらい、」

天 「ふふ、ニコッ」

椿 「え?今笑った?」

椿 「やっと本気で笑ってくれたぁっ!!」

天 「椿のお陰だよ!ニコニコ」

椿 「そうかな?本人の意思に関係してくる笑顔が多いんだよ!!」

天 「そうだといいなぁ、」

しかし───











お父様が、僕を見つけてしまったようだ。

僕はまた、殺し屋の世界に戻される。

まだ、椿に何も言ってない。

戻りたい。

戻りたい。

だけど、

無理だった。

力では、勝てるわけ無いのだから。

あーあ。

まだ何も言ってないのに、

ごめんね。

ごめんね椿。

ばいばい。

王 「早く行くぞ。俺の娘よ」

天 「もう人を殺すなんて飽きたのよね」











そして数ヶ月経って…

椿に会ってしまっまた。

椿がいた理由は、

今回の僕のミッションが、

椿の家族を殺せ。

だった。

幹部の話によると、椿はもう何度も家族を殺そうとした事があるらしく、

それでこちらが殺し、精神を怖そうっていう作戦だった。

お父様さえ来なければなんも被害はない。

勧誘くらいは出来るだろう。

椿 「っ!!この!この!」

‪”‬人殺し!!!!!‪”‬

椿は母親を抱えてそう叫んでいた。

天 「ごめん。こうするしかないんだ。」

天 「僕が心の支えになるからっ((」

バァン

椿 「うっ………」

バタッ

天 「……え?」

王 「人殺しで当たり前だ。なんなら此奴も少し前までは人殺しだっただろうが。」

また失った。

また

‪”‬目の前で。‪”‬







心がボロボロになっている僕を

助けてくれたのが、中也だった。

中 「おいおい、そこの嬢ちゃん」

天 「ヒュッ…………プルプル」

中 「(人が怖ぇのか?)」

中 「大丈夫だ。ナデナデ」

天 「ん……//」

中 「俺の家、来るか?」

天 「大丈夫だよ。ありがとう。」

中 「(ほんとに平気か……?)」








そして1年後───(天使12歳歳)

森 「今日は新人がいるのだよ。」

森 「恐らく、物凄い腕前だから、誰も勝てないと思う。まあ、世界最強とまでなるくらいだからねぇ」

森 「入っておいで。」

コンコンガチャ

天 「失礼します。」

トコトコトコ…

天 「フワッ(髪の毛が靡く)」

中 「(すんげぇ可愛いし、美人だな)」

太 「(めっちゃくちゃどちゃくそうほほ\(^P^)/美人やん☆)」

天 「あまり見ないでください。」

太 「ああ、ごめんごめん、つい可愛くてねぇ」

中 「同意だ。」

僕はその時、心を開く気なんて無かった。

いや、開けなかったんだ。

天 「幡谷天使です。よろしくお願いします。」

太 「天使ちゃんかぁ!宜しくね!ズカズカ」

天 「う、うん、プルプル(震)」

森 「無理しなくていいのだよ、」






過去の事を話した天使。

天 「だからもう、迷惑かけたくないの。」

中 「そういう時はな、1人で抱え込んで誰にも迷惑かけないのが正解ってわけじゃねぇ」

中 「俺はお前よりは辛くなかったかもなのだがな?」

中 「俺も人を目の前で失った事があるんだ。」

天 「貴方はどうせ!!貴が1人でしょう!?」

中 「そうかもしれねぇ、だがな、」

中 「俺も最初抱え込んでたよ。だけど俺が戻った時にも、同じ思いをしたやつが幹部にいて、姐さんが言ってたんだ。そんな時に抱え込みすぎる子は」

‪”‬いい子‪なんだよ‪”‬って。

天 「っ……!!」

天 「な、なに言ってるんですか…ニコッ」

太 「天使ちゃんもこう言ってるし笑ってるし、大丈夫じゃない?」

中 「手前も辛かったよな、だから分からねぇかもしれねぇけどよォ」

‪”‬笑ってっから大丈夫って訳じゃねえ。悲しみや辛さを隠す為の笑顔だって存在すんだよ。‪”‬

天 「っ……」

太 「!!」

中 「だから、無理してっかもしれねぇだろ」

中 「泣くんなら泣け。人をもっと頼ればいいんだよ。アホ。」

天 「うっ、うわぁぁあん!」

太 「ポロポロ」

太 「(絶対に天使ちゃんの心の支えになってやる!!)」

中 「(いつか、本気で笑ってくれねぇかな)」







そして今───

天 「あの時のが結局、1番響いたんだ!ニコッ」

天 「あの日から、心を開いたのニコニコ」

中 「そうか、ニカッ」

天 「うん!」

太 「あーまーねちゃんっ!!」

ギュッ(後ろから急に抱きつく)

天 「わうっ!?」

太 「♪♪スリスリ」

天 「これこれ、僕よりお兄さんの治がそんなに甘えていいの~?」

太 「好いてる子に甘えて普通でしょ♪」

天 「っ!?……///(プシュゥゥゥウ(赤面」

天 「ば、ば、馬鹿野郎!」

太 「ふふ、」

中 「はは!」

天 「あ、そうだ、森さんから聞いたんだけどねぇ!!」

中 「なんかいい事でもあんのか?」

太 「折角こんな可愛い子いるしイベントとか???……🤔」

天 「お!治正解!今度ねぇ、」

天 「あ、紙、あげるね!」

中 「なんだこれ…えっと、主催者…」

紙の内容をリアルに説明します☆

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

〇月‪✕‬日

美少女登場兼、イベント開催について

主催者:森鴎外.幡谷天使

美少女がポートマフィアに入り、最強を誇っている事から、我々で大いなるイベントを開催します。その名も、ポートマフィアスポーツ大会参加者は全員だよ♡(まあ一応参加の紙は下にあるけどね?)それじゃあ!みんながんばろう!開催日:明日、お弁当は持参してね~!!

‪✂︎‬━━━━━━━キリトリ線━━━━━━━━

ポートマフィアスポーツ大会参加書

名前________________________________

参加する・参加しない┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

天 「という事で!!参加しようよ!」

中 「ああ、もちろんだ」

太 「天使ちゃんのお弁当、僕も作る!」

中 「嗚呼、そうだな笑」

最近気づいたことがある、

治が……あの太宰治が……めっちゃ中也に甘えてる……!?

実はね……辛い思いをしてたってのがちゃんと分かったから、中也は甘やかしてるんだよ♪

天 「ちゅうやぁ!おんぶ!!」

中 「今すまねぇな……この書類切ってるから太宰にやって貰ってくれ」

天 「わかったぁ!」

太 「いいよ天使ちゃん、おいで」

ギュッ

太 「くるくる〜!!」

天 「きゃは!きゃはははぁ!」

太 「ぴょーんぴょーんっ!」

天 「んへへ!」

中 「なんだあの可愛い生き物は…(ボソッ)」

中 「太宰も子供慣れしてんのか……、?」

中 「天使だからか、フッ」

太 「このまま、遊ぶ~?」

中 「そういえば首領が、後で明日の練習開始するって言ってたし、俺らも行くか?」

中 「どーする天使、ニコッナデナデ」

天 「んふふ……ニヘェ(気持ちよさそうに)」

天 「行く~!!ニコッ(太宰の服を握りしめて強くハグしながら)」

太 「可愛いなぁ、ほんとにナデナデ」

天 「ニコニコ」

中 「んじゃ、そろそろ行くか?」

天 「うん!ニコッ」



森 「それでは、50メートルから、」

森 「まず、天使ちゃんだねぇ、」

天 「はーい」

森 「よーい、」

ピーーッ!!


天 「ふう、」

中 「瞬間移動使ったか?」

天 「使ってないわw」

太 「ま、まあ、何秒か分からないし?」

森 「12秒☆」

太 「それスラッと言うことじゃなぁいw」

天 「50メートル6秒だからねニコニコ」

中 「すげぇな(笑)」






練習後……

天 「すぅ………すぅ……」

中 「ベンチで寝ちゃってんじゃねぇかよ……しかも太宰の膝の上…」

太 「あはは、急に来た挙句寝ちゃったのだよ(笑)」

中 「俺が姫抱きで連れてくから、太宰はぬいぐるみ持ってきてやれ」

太 「ほら、あるよ!」

中 「ほぉら天使、ずっと大事にしてる猫さんのぬいぐるみだぞぉ、?」

天 「んぅ……ギュッ(ぬいぐるみごと中也に強く抱きつく)」

太 「あとほら、ブランケット」

ファサッ(掛けた音とか知らんし🙄)

天 「スーッ……スーッ……ニコニコ」

中 「え、なんかニコニコしてんだけど可愛すぎやしないか」

太 「寝顔も綺麗だし可愛い……」

中 「それな?」

中 「モフモフしてて愛嬌あんな……」

太 「じゃ、いこっか」





太 「失礼~」

森 「ああ、太宰くんと中也くんか」

中 「はい、天使もいます」

森 「天使ちゃんが部屋以外で寝ちゃった時はそこのベットで寝かしてあげて」

中 「いえ、俺は準備に行くので太宰に預けます。」

森 「太宰くん、だそうだよ。」

太 「ほーい」

ギュウッ

天 「スーッ……スーッ……」

太 「軽くて可愛いとかもうなんなの…//」












中 「ーーーー?」

太 「ーーーーーーーー?」

天 「パチッ」

旧双黒 「あ」

太 「起こしてしまったかい、?ナデナデ」

天 「おさむぅ……だっこぉポヤポヤ」

太「おっけー!いーよいーよ!ギュッ」

画像

これの、もっと身を預けてる状態

太 「まだ眠いのかい?」

天 「ぅーウツラコクラ」

太 「寝てもいいのだよ?(笑)ナデナデ」

天 「んぅ…スーッスーッ」





太 「へぇい!姐さん!!」

尾 「ほう、太宰か、」

尾 「天使を抱っこしてくるなど可愛い事をしておるのぉ♡」

尾 「しかしそれこそ気をつけて貰わなねば」

太 「どういう事ですか?…」

尾 「最近、天使を狙ってる輩が沢山いるんじゃよ…」

太 「っ…!!」ギュウッ(天使に強く)

尾 「しかもそうとなったら男と来ると思うのじゃが……」

尾 「その容姿と能力から女もくっついてくるようでねぇ。」

尾 「このままじゃ、天使は危ないのじゃよ」

太 「なるほど……(天使ちゃんは僕が絶対守るからね…)」

天 「へぇ。場合によっちゃあ始末する~」

尾 「起きてたのかぇ……天使」

天 「皆に迷惑かかったら僕許さないから」

太 「心配だよ……、」

‪”‬森 「もう既に異能力の副作用みたいなものに体を乗っ取られているからねぇ。その内氷のようなものに閉じ込められるだろう。」‪”‬

太 「……。自分を自分で守るだけじゃなくて僕たちも頼るのだよ。」

天 「分かってる……。」

天 「なるべく迷惑はかけたくない。」

天 「もしそれで皆が悲しんでいたとしても、死なないのなら、僕の何が犠牲になったって一緒の事だよ。」

太 「やっぱり。失うのが怖いだけだろう?」

天 「何を…クスッ(苦笑)」

天 「もう失うなんて慣れっこだよ、寧ろ僕には失う以外なんも無いんだ。」

太 「スッ…(両手をほっぺに)」

太 「違うよ。天使。」

天 「(呼び捨て…!?)」

太 「天使は寧ろ生きる事と人を楽しませ癒す事以外何も無いんだよ。生きる以外なにもないの。」

天 「だから、失っても……」

天 「っ!?……ポロポロ」                    昔、天嵐お兄様に言われた事があった。

主 「天嵐って、‪”‬そら‪”‬だよ!(?)」

太 「戻れヤシの木」

主 「それ絶対戻れやのノリ()」

太 「(*`・з・)ムッ」

主 「ハイスイマセンモドリマス(高速)」

僕が異能の副作用で足が動かなくなってた時

僕はもう足を失って人を目の前で失う事しかないといじわるな敵に言われた。

その通りだと思っていた。実際それ以外の取り柄無いわけだし。

そう、思っていた。

嵐 「天使は寧ろ生きる事と人を楽しませ癒す事以外何も無いんだよ。生きる以外なにもないの。」

天 「っ!!……」

‪”‬ほんと…?‪”‬

天 「ほんと…?」(回想と被った)

太 「やっとだね、記憶が戻ったのか、」

太 「ほら、明日があるんだし、帰ろ?」

太宰が手を伸ばしている

天 「うんッ…グスッ」

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