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なりたて魔女のアイボウ

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なりたて魔女のアイボウ

1 - エピローグー出会いー

2025年04月06日

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ある日の真夜中


自宅と見られる、少し高さのある家の窓からホウキと共に飛び出す少女が一人。

ホウキに跨がり街全体が見える程の高さまで飛ぶと、そよ風のように呟く。

「行ってきます。母さん」

黒く丸みのある帽子に暗めの色の服装の彼女の姿はまさしく”魔女”である。

彼女は風に乗りとある場所に向かって飛んでいく。


ーーーー


翌朝、彼女はとある街の上空にいた。

腕につけた機械を触り、服を着替えホウキから降りて歩き出す。

「あれ?こっちかな」

腕の機械の矢印を頼りに進む。

(ほぼ本で読んだとおりの感じね)

街並みと機械を交互に見ながら、目当ての建物を探していると・・・。

?「危ない!」

すごい速さで、後ろから誰かに腕を引かれた。

気がつくと彼女は地面に座りこんでいた。

「いきなり、なにす・・・。えっ、電柱?」

一言言ってやろうと声を出しながら振り替えると、後ろの人間が彼女の頭上を指差していた。目の前ギリギリに電柱があった。

?「何か見ながら歩いてると危ないじゃない!」

「・・・。」

二つの出来事に唖然としつつ、彼女は人間のほうに顔を戻す。

「あ、えっと・・・。ありがとう」

人間は安堵したように頷き、手を出す。「あたし、紫村咲綾!皆からサヤって呼ばれてる。あなたは?」

彼女も人間の手を握り、立ち上がって名を名乗る。

「わたしは、ハク。 天川白亜」

「ねぇ、ハク。うちでお茶しない?ようこそ!ってことで!」

「えっ・・・。」

ハクはこうして、サヤの家へ行くことになった。


ーこれは人里に勉強に来た、なりたて魔女とそれを支える人間たちの話であるー

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