テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「そういえばこの間師匠とさ〜!」
「そうなん〜?笑」
……最近のあっきぃは師匠の話ばかりだ。口を開くとすぐ師匠、師匠。
さすがにこれは嫉妬してしまう。俺の前ではほかの人の話なんてして欲しくないのに。
思い切って言ってみようか。
「あっきぃ、最近ずっと師匠の話ばっかよな」
「ぇ、そ、そうかな、」
うっわ、怪しい。なんか隠してるだろコレ。
「なんでなん?」
「……それは〜、、」
「はよ言えや」
ムカついて口調が荒くなってしまう。
あっきぃの眉と口角が少しずつ下がっていくのを感じた。
申し訳なく思いながらも、この怒りは止められない。
「……おき……かった、」
「え?」
「お仕置き、されたかったの……」
思いもよらぬ言葉に目が丸くなるのを感じる。
そうだ、あっきぃがドMということを忘れていた。
「そっかぁ、笑」
「じゃあ、いーっぱいお仕置きしてあげる♡」