テラーノベル
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雷(ゼロスパーク)は、普段の冷静さを保てないほどの熱にうなされていた。
ベッドに横たわる姿はいつもの無表情とは違い、わずかに疲れた表情が浮かぶ。
お茶子(麗日)が額に手を当てて心配そうに見る。
「雷君、熱いわ……大丈夫?」
電気(チャージズマ)は傍らで水を持ちながら声をかける。
「水飲む?無理しなくていいから」
爆豪(バクゴー)は腕組みのまま少し眉をひそめる。
「……ったく、雷まで倒れやがって。しょうがねぇな、俺が見張ってやる」
辛口だが、その言葉には仲間思いの気持ちが滲んでいた。切島は布団を直しながら、静かに見守る。
「無理するなよ」
轟や八百万も協力して、雷の体温計や水分補給、毛布の調整などを手際よく行った。
雷は普段通りの無表情を保ちながらも、体のだるさと熱でわずかに呼吸が荒い。
しかし仲間たちに囲まれて、静かに目を閉じる。
「……ありがとう」
小さな声で雷は短く呟いた。
それを聞いた仲間たちは、微かに安堵の表情を見せる。
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