幻覚寺の朝食はパン食で有る。通いでバイト中の山富士女史が8時迄に来て、朝食の仕度をする。彼女も一緒に頂く。このシフトは朝食を
前にお勤めをする亜漕や金隠氏が居るので、丁度良い。
「ああ、人が入れてくれたコーヒーは美味しい」と彼らはうなずいた。用意するものはフランスパンか食パン、飲み物のコーヒーや紅茶で有る。ジャムやコーヒー、紅茶は頂き物で賄っており、以前は卵料理やサラダを出していたらしいが、時間を取るのと、洗い物の関係で無くした。直ぐに午前のお茶の時間になる。
昼食はそば、うどん、たまにラーメン。手打ちそばはやらない。全て購入品で有り、ラーメンは高級インスタントラーメンの会社の経営者が檀家に居るため、常時お試しを頂いて居る。
午後のお茶の後、直ぐに夕飯の仕度がある。冬場は鍋物で良いと言うので、本日は、ポトフ風鍋で有る。デザートは庭で取れたプチトマトのヨーグルト。
亜漕は以前、修行中に門跡から満腹寺に行くように言われ、センナとサフランを間違え下痢事件を起こした事を思い出した。草花を余り植えないのはその為で有る。
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