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iris
nmnm
死ネタ
色々とガバい
なんてことない日常だった。
「………は?」
はずなのに。
起きたら見知らぬ場所に居た。
桃「……ッどこなんだよここッ」
異世界モノにあるような大きな豪邸。
いや……城?
今はそんなこと考えている暇は無い。人を探さなくては
桃「誰か……誰か居ませんか!?」
桃「誰か!」
「っないくん!!」
そこに現れたのは赤髪の少年。
りうらだった。
赤「ないくん、……良かったぁ、知ってる人が居て…」
桃「俺も安心だよ…」
赤「ところでないくん、ここどこなの?なんでりうら達はここに居るの?」
桃「ごめんなんだけど、まだそれは分かんない。」
桃「とにかく今は出口を探そう。」
赤「……うん、分かった。」
桃「手分け…はしない方がいいか。何があるか分からんし」
赤「そうだね。今は一緒にいた方が安全だと思う」
桃「じゃあ〜…んー、と…どこから探せば…」
探すと言っても、広すぎて何も分からない。
赤「…!」
赤「ないくん!あそこになにか張り紙があるよ!!」
りうらが指さす方向は、舞踏会の会場のような景色が広がっていた。
桃「遠い…けど、まずはあそこに行こうか」
赤「うん」
ーーーーー
ーーー
ー
桃「はあ………やっと着いた…」
桃「どれどれ〜?」
赤「ッ…!」
張り紙の内容はふざけたものだった。
゙ どちらかが死ぬまで脱出できない部屋 ゙
赤「な、にこれ…」
桃「なんだよこれッ…ふざけてる…」
桃「こんなの気にしないで出口を探そ_…」
ガシャンッ
桃「う………」
赤「首輪爆弾…?」
桃「しかも制限時間が着いてる… 」
ジジジッ…ジーーッ
「んっんー。はいはーい、聞こえますかー?」
赤「ッ!?」
「あ、聞こえてるみたいだね。」
桃「お前は誰だ、お前が俺たちを閉じ込めたのか?」
「…まあまあ、そんなことはいいじゃんか。」
桃「そんなことなんかじゃッ…!」
「今からルール説明したげるから!静かにして!」
赤「なんでそんな上から目線なの…」
「実際 立場上だしね。」
「ほら、ごちゃごちゃしてる今も時間は流れ続けてるから」
桃「…早く条件を」
「物分りがいいね!じゃあルール説明をしまーす!」
「まず、…ないこくんとりうらくんには殺し合いをしてもらいます」
赤「え…」
桃「ッなんで俺たちの名前知ってんだよ…」
「制限時間は10分。置いてある武器は自由に使っていいよ。」
赤「武器なんてどこにも…」
「ほい」
ポンッ
桃「うわ、ッ急に出てきた…」
赤「これを使えって言うの…?」
「使わないと時間オーバーで二人とも死ぬよ」
桃「は、?」
「じゃ、僕はここまでで…」
「せいぜい頑張っていい戦い見せてね!」
ジジッ…ジッ…………
桃「なにデタラメ言ってんだ……」
赤「な、いくん…」
桃「!りうら!」
赤「ど、どうしよ…う………」
桃「っ大丈夫りうら、落ち着いて」
赤「落ち着いてられないよ……ッ!!!」
パシッ
桃「!」
赤「あ、っないく、ごめ………っ」
ギュッ
桃「大丈夫だよ。」
赤「ないくん…」
桃「安心して。りうらは何もしなくていいからね」
桃「さ、あっち向いて耳塞いでて!」
赤「え?…あ、うん。分かった…」
桃「…大好きだよ!りうら!」
赤「?俺も大好きだよ」
桃「あっち向いたね。」
桃「…りうら、俺もっと生きたかったなあ、笑」
ぐしゃ
ーーーーーー
ーーー
ー
赤(…ないくんどうしたんだろ…)
赤「ねえないくん、どうした………」
赤「の……」
赤「え……?」
振り返るとそこには、ナイフで自分の首を指しているないくんが居た。
赤「な、いくっ…!」
赤「なんで、ッなんでッ!」
赤「なんでッッ!!!!」
赤「う、ッ゙ぐす、っ…」
「えー……第一戦、りうらくんの勝利〜」
赤「は、?」
「おめでとう。りうらくん。」
赤「なにがおめでとうだよ、ッ!!」
赤「ふざけてんじゃねえよッッ!」
赤「勝手に現れて勝手に人生壊しやがって!!」
赤「クソッ!このクソがあ!!!」
「……お静かに。」
「取り乱さないでよ、りうちゃん。」
ーーーーーーー
ーーーーー
ーー
ー
「わーーっ!お疲れ様!」
「よく頑張ったね。ーー…」