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陣柴 ( 陣内×柴原 ) 短編集です !!
ノベル書くの初めてだから可笑しくても笑って見逃してください … .
『』 が シバ
「」 が 陣内
舞台はクリスマス前日 .
『ふわぁ … ねむ ~ 寒 ~ … , そういえばクリスマスもうすぐか ~ 早いなぁ … 』
シバは伸びをしながら眠そうに目を擦り , 軽い足取りで特捜課の部屋に向かう .
「もうすぐってか明日だよクリスマス」
ガチャ , と ドアを開く音 .続いて 気だるげでそれでいてどこか楽しんでるような声がシバを迎えた.いつもの様にアイマスクを頭の上に付けたままソファに座っていた陣内がソファを軋ませながらこちらに顔を向ける.その口元には , 揶揄う様な笑みが浮かんでいた.
「てか , ねむ ~ じゃねえよ , 子供か ? 嗚呼 お前の場合見た目通りか 笑」
マグカップを片手に持ち , コーヒーをひと口すする .彼はそう言うと態とらしくシバを上から下まで眺めるような仕草をした .
「どうせお前 , 何も準備してないだろ プレゼントとかケーキとか …」
『こど … !? 子供じゃないです !! 27歳ですからね !! わかりますか ?? 三十路間際ですよ 三十路間際 !! あとプレゼントは準備しなくてもよくないですか ?? だってサンタさんが くれるんだから …』
サンタさんがくれる という言葉を聞いて思わずコーヒーを吹き零しそうになった陣内 ,
「 … お前まじか , まだサンタ信じてるの ?? いいか , サンタはね ~ … , 嫌 やっぱ 何でもない , 」
一瞬何かを言いかけて辞めた陣内は変わりに面白くて仕方がないという表情で肩をすくめた.揶揄い甲斐のある後輩の前に彼の口角は意地悪く上がりっぱなしだ
『え?なんですかサンタさん居るんですよね ?? なんで言うの辞めちゃうんですか ??』
「嗚呼 … もう 忘れろ忘れろ」
陣内は持っていたマグカップを置いた.そして頬杖を着きながら値踏みするような視線をシバに向ける
「で?三十路間際のシバ君はこのクリスマスどうお過ごすつもりで?残念ながらうちの課にケーキを持ち込んでくれる優しいサンタさんは居ないよ」
『ン~…彼女と過ごそうにも俺が仕事だから無理だしやっぱり仕事を恋人として過ごすしか無いんですかね ??』
その言葉を聞いた瞬間 , 陣内の動きがピタリと止まった.彼は目を丸くしてシバを見つめ , それからゆっくりと瞬きをする.数秒の沈黙の後 , 彼はこみ上げてくる笑いを抑えるように , ぐっと喉を鳴らした.
「ふ , 仕事を恋人として ?? お前 それ本気で言ってる ?? 本当に面白い奴だな . 」
彼は腹を抱えて笑い出したいのを必死に堪えているようで , 肩が小刻みに震えている.シバの悲壮な決意がよほどツボに入ったらしい.
『ねえ ! 俺マジで言ったんですからそんな笑わなくても良くないですか !? 』
「嗚呼 , うんわかったゞ本気ね本気 笑 … まぁ ~ , うん そうなるよな , 俺もね仕事を恋人として過ごさないといけなくなったからさ , まあ同類って事で , … あ , なんなら二人で過ごしちゃう ?? クリスマス」
『あそれ最高ですね !! 明日俺お酒持ってきましょうか ?? 嗚呼でも俺あんまお酒飲めないからすぐ潰れちゃうかも ?? まあそん時は介護して下さいね』
嬉しそうに顔を綻ばせながら , 酔った時の自分を心配するような言葉を口にしながらも , 結局お酒を買うことをやめないシバであった .
シバが嬉しそうに酒の話をするのを見て , 陣内は呆れたように , しかしどこか楽しげにため息をついた .
「お前な … 酒弱い ~ とか言ってる割には強いだろ 」
呆れつつも , その提案自体は悪い気ではないらしい .陣内は立ち上がると , 自販機の方へ向かいながら , ちらりとシバを振り返った.
「まあ別にいいんだけどさ , あまり無茶して酒飲み過ぎるなよ ? 介護するの俺なんだからさ … 」
『さっすが 理想の先輩 ~ ♩』
「其れ言えば何でもいいと思ってる?調子に乗るなよコノ.」
まぁとりあえずこの辺で … .続きはまた明日!! 面白いなまた見たいなと思ったらいいねフォローコメント宜しくお願いします !!
ではでは ~ ♩