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お前と俺
1 . 第一印象
「 裏切り者には梵天の鉄槌を ォ゙ !! 」
そう 、俺の名前は三 途 春千夜 。東京一と言われる犯罪組織 、梵天のNo.2様だ 。ウルフカットに整えられた髪はピンク色 、それに加え鮮やかな青緑の目 、口元には目立つであろうひし形の古傷 。そんな容姿をしている俺は 、いつもの決め台詞を吐き捨て 、今日も裏切り者の後頭部に銃弾を打ち込む 。その後直ぐに 、ペアになった男の顔を見て気まづいからなにか言え 、と目で訴える 。
「 三途 今日クソ荒れてんじゃん 」
訴えに応えたこの男 、この男の名前は灰谷 蘭 、俺の部下だ 。いつもニコゝしていて何考えてるか分からない 。コイツの第一印象はと聞かれたら 、そうだな … 不気味 、だろうか 。
… まぁ 、そんな事は置いといて 、なにか言えとは訴えたが 、そういう事を言って欲しかった訳じゃない 。もっとこう 、なにかあっただろ 、言う事 。大丈夫 ? とか 、心配の言葉 … いや別に 、心配して欲しかった訳ではない 。訳ではないが …
「 もっと何か言う事 あンだろ … 。」
「 ァ ーー ハイ ゝ 。 大丈夫 ? 三途 」
「 ァあ 〜〜 … 云 。 」
心底腹が立つ 。ユダを コロし 終わり 、すっかり薬も抜けた所でそれは問われた 。正直大丈夫ではない 。頭痛や吐き気が酷い 。 いつも服用している薬は違法なもので 、その副作用は自分でも分かって服用している 。それに加え俺は自分の気持ちを素直に言えない 。故に今自分がどんな健康状態なのかは言えずに 、フラゝとした足取りで車へと向かう 。
「 … ッ たく 。 」
漫画 、アニメでなら ヒョイッ と効果音が聞こえるだろう 。灰谷蘭 の 仕方ないな 、とでも言うように呆れた声が聞こえ 、気付いたら … お姫様抱っこをされていた 。
「 は ッ … 、 ! ?
何して ッ … ! 」
「 フラついてん ジャン 。見てて腹立つから 。早く帰りたい シ 。 」
… いやいやいや 、意味が分からない 。普通は 肩を貸す所で 、お姫様抱っこって … 。
「 ぉ イ 、下ろせや … !! 」
「 下ろす訳 無い ジャン 、黙って捕まってろ 〜 ?? 」
… 気付かってくれたのだろうか 。こんなに優しいとは思わなかった 、普段は 、弟しか目に見えてない自己中人間なのに … 。
「 … 灰谷 、頭痛い … 吐き気も 、 」
そう言っては 、乱暴に見えて優しく抱いてくれている灰谷蘭という男の胸板の服をぎゅ 、と掴んだ 。今の症状を口に出すと 、痛い 、気持ち悪いと言う症状がもっと強くなった気がした 。
「 … ン 。頭痛薬と吐き気止め 、後水も … 帰り買ってこ ー な 。 」
「 ン … ありがと 、蘭 … 」
灰谷蘭という男は 、体温はそれこそ冷たいが … 暖かかった 。いつの間にか 、俺はコイツの腕の中で眠っていた 。
皆様 初めまして 〜〜 ッ .ᐟ.ᐟ
kq ( くく )です .ᐟ
まず 初めに 、ここまで読んでくれてありがとうございました !!気付くと 2000 文字 超えてました … 吃驚 ッ .ᐟ
TERROR初めて一日目 、そして記念すべき 一つ目の 投稿作品 は 蘭春 に 致しました .ᐟ.ᐟ
どうか 沢山の方の目に 留まります様に … そして 沢山の方に刺さりますように ッ !!
kq は 基本 不定期投稿 なので 、続きは早めに出来るか分からないのですが 、なるべく沢山の作品が書けるように頑張ります ッ .ᐟ
未熟な kq ですが 、これからどうぞ 、よろしくお願いします ッ .ᐟ.ᐟ
続 ➡ ♡ 10