テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

今日から私は雄英高校の新任保健教諭として働き始める。期待と緊張を胸に、広い校門をくぐった。
「凛先生、こちらが職員室です」


案内のミッドナイト先生の声に促されて歩きながら、自己紹介の準備を頭の中で繰り返していた。


そのとき、廊下の向こうから黒髪でクールな男性教諭が歩いてくるのが目に入った。


すれ違い、視線が合った瞬間、胸の鼓動が早まった。


(なんてかっこいいんだろう……)


彼の無表情な顔の奥に秘められた強さが伝わり、思わず見惚れてしまう。


(名前、なんて言うのかな?あの人も雄英の先生?)


職員室につき、自己紹介をする。


「はじめまして。今日からこの雄英高校で保健教諭としてお世話になります、相川凛です。よろしくお願いします。」


パチパチと拍手が起こる。

 

そこから私は保健室に行くことになった。


保健室には優しそうなおばあさんがいた。

「はじめまして、リカバリーガールよ。困ったことがあれば何でも相談してね」


優しく微笑むリカバリーガール先生は、保健室のベテランで、私にとって心強い味方になりそうだ。


「相川凛です。よろしくお願いします」と返す私に、彼女はにっこり頷いた。


その時、保健室にさっきの男の人が来た。


「はじめまして、ヒーロー科A組担任の相澤です。保健室はヒーロー科の生徒が運ばれてくることが多いです。こちらも頼らせてもらいますが、生徒のことで何かあったら遠慮なく言ってください」


彼の低く落ち着いた声に、思わず胸が熱くなる。


「はい、ありがとうございます……」


顔を赤らめながら答えた。


(初日からもう彼に惹かれてしまうなんて、私もバカだな)


私の新しい生活は、こうして始まった。

この作品はいかがでしたか?

17

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚