テラーノベル
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馬鹿でも良いんだ
「若井おまっばかやろっ!」
「え?トマトパスタってパスタ茹でてトマト缶を入れれば終わりじゃないの?」
阿呆でも良いんだ
「っ……。あぁもう俺がやるっ。」
「いや僕がやる。元貴を喜ばせたい。」
「っ……!////」
惚れちゃうじゃん。
人のあったかい処を
わかっていれば良い
わかっていれば良い
「うまっ!我ながら傑作だ!」
「やっぱりレトルトだよな笑」
ズコッ
「若井失敗した方は?」
「しっ、失敗なんて失礼だな!」
「あ、さっき作ってたやつは元貴のやつ笑」
「大丈夫?これ……。」
「美味しい美味しい。同居してた時涼ちゃん美味しそうに食べてたし。」
「っ……。まじかぁ……いただきます」
「んっ?結構美味しいじゃん笑」
「いやめっちゃ美味い笑」
愚かさを諦めなければ良い
「諦めなくてよかったぁ元貴に喜んでもらえて嬉しいよ!作ってよかった」
そういう所だよ若井。僕が惚れたのは。
あなただけの世界が
だけの世界が
「僕は今あなたしかいないんだ。」
今日も広がっていく
「若井は他の人にはない奇跡を持ってるんだ」
「何それっ笑嬉しいなぁっ。」
奇跡をあなたは持っている
1番の奇跡は僕らが出逢えたことだけどね。
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