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副寮長が爆発させたであろうレンジが独創的な形に変化している。もはや料理が下手で納めて良い物なのだろうか。そういえば、今日の魔法薬作りの時に暇だったから作った強力な睡眠薬。眠れないし、全て使ってみようかな。どうなるんだろうか。別に家庭環境が悪いわけでもない、家に帰れば親が暖かく迎えてくれるだろう、不安だった。本当に?自分が勝手に思ってるだけでそんなことないのでは?友達もいなくて、ただひとりぼっちだったここにいていいのかわからなくなった。だから永遠に目覚めなければ、そんなことと考えてるうちにいつのまにか作っていた紅茶の中に睡眠薬を全て入れていた、紅茶と睡眠薬が1:2で入れられているかき混ぜなければ透明な睡眠薬でカップのそこが見えているそこにちょうどよくあった茶葉を測るのに使ったスプーンで紅茶を睡眠薬を混ぜる。紅茶と睡眠薬が混ざり合って、何一つ入れる前と変わらない紅茶ができた、普通紅茶の色が薄くなったり、匂いが変わりそうなもんだが、何一つ以前の紅茶と変わらぬものができた。さあ飲もうかとカップに触れた瞬間、ガチャっと何もこちらに遠慮などなく入ってきた。いやあちらに遠慮しろと言うのも無理な話だろう。料理室に人がいるなんてわかりっこないのだから。ただ人が来てしまったことにより飲めなくなってしまった。目の前で倒れちゃ、さすがにまずいだろう。何しに来たんだこんな時間に、それを言葉にしようと後ろを振り向けば、そこにいるのは我がディアソムニア寮寮長マレウス・ドラコニアだった。言葉を失った。こちらが何か喋ろうと考えている間寮長が先に話す
「…珍しいな、あまりこの時間に人がいることはないのだが」
寮長は頻繁にここに来るのだろうか目を伏せ気味に話す。
「ところで良い物を持っているな?」
良い物?そんなもの、平凡な自分にそんなものがあるわけ、あ、もしかして
「紅茶のことですか?」
「紅茶?まあそうか、そうだなお前の持っているその紅茶のことだ」
なぜ紅茶に疑問符を?これはどう見ても紅茶だ、確かに先ほど睡眠薬を入れたがそんなこと寮長が知っているわけはないし、匂いだっておかしくないどこからどう見てもただの紅茶だ。それを気づいたというのか、もしそうだとしたら本当に桁外れの人だ。まあ欲しいと言うのなら上げたって構わないが、何をする気なんだ?
せっかくぐっすり眠れると思ったのにこれがなきゃ寝れなくなってしまう。それは困るが、寮長の言うことならしょうがないか、
「いりますか?」
「でも、それはお前が作ったものだろう?ならばそれをどうするかはお前次第だ」
ふーむ困る回答をされてしまった人がいるとこで変なことはしたくはない。何をするか聞いてみるか
「もしあげると言ったらどうしますか?」
「飲み干そう」
「中身わかってますよね?」
「ああ」
馬鹿なのか?いや寮長だしどうにかなるかもだがなんのためにそんなことするのだ。マレウス様に毒を飲ませたな貴様ァと例の一年に怒鳴られるのがオチだろ
「なんでです?」
理由を聞かれると思わなかったのか少し目を見開く。その時なんとなくだけどこの人もしかして泣いていたのか?と思った、そんなことはないだろうだってあのマレウス・ドラコニアだぞ例え角が折れ、弱体化したとはいえだ、自分たちよりずっと長生きしてきたやつだ、そんなこと、ないとは言えないな、そういえばオーバーブロットした理由もリリア先輩を失わないようとかだったらしいしな。割と人間なんだと思ったんだった。そんなこと考えてるうちに寮長は話し始めていた。
「ここで聞いたことは誰にも言わないと約束するなら」
「いいですよ」
別に話すような友達はどこにだっていないのだから寮長は少し時間を置いた後口を開く
「いきていたくないんだ。このまま平和なままいられたら、辛い思いをせずにずっと眠ってしまいたい、もう一人になるのはもういやだ。」
そう語るその姿はいままで一度だって見たことのない姿、誰にも見せない姿だった。いつもの大きくて、堂々としたいつもの姿は似ても似つかない本当に同じ人か迷ってしまうほどだ。寂しい人、
「じゃあ僕と友達になってこの薬で死んでしまいましょう。」
きっと明日起きればいつも通りにもどるのだろうだから一緒に今日の僕達を殺して明日の僕たちになってしまおう
「そう…だな…友達になって…」
「死ねやしないって思ってます?僕も思います。でもいいんです、それで、どうせ僕もあなたも死ねないんです。なら今日死んで明日生き返るそう思って生きてきましょ」
「そうか…なら生きていたくないそう思ってしまう弱い自分も死んでくれればいいな」
「そうですね。泣ける時泣きましょ」
「気づいていたか、」
驚いたのか目を見開くふっきれたのだろうか?感情がよく顔に出てわかりやすい
「まあ」
「いつからだ?」
「この紅茶を飲みたい理由を聞いた時に目を少し見開いたので、それで」
「もう大丈夫とたかを括ったのがまずかったか、」
「それじゃ紅茶はどんぐらいの量にしましょうか?」
「半分で良いのでは?」
淡々と話が進む本当に今から死んでしまおうと話していた人とは到底思えやしない。
「大丈夫ですかね、僕と寮長じゃ種族違いますし僕だけ起きなくなるとかないです?」
「大丈夫であろう、これはお前が作ったものなのだから」
「それもそうですね」
あの睡眠薬には僕の思いを込めたのだ。僕の全てであるこれをかけたのだから。
「ああ、そういえばどこでしにましょう?ここで死んだら大騒ぎになっちゃいますよね、」
「それなら良いところを知っている、が…」
そういえばと明るい顔だっだが最後に急にトーンも下がり顔も顰めてしまった。
「が、?」
「リリアにバレるかもしれない…」
ああ、副寮長か、長い付き合いらしいからな、確かに考えてることぐらい当ててしまいそうだ。死体が発見されちゃ困ってしまう。どうしようか。僕にそんな良い場所が見つかるだろうか。紅茶もだいぶ冷めてしまったし早く決めてしまいたいどこか、いい所は…
「あ、ひとつだけ、あります」
「本当か!」
本当にコロコロ顔が変わる子供っぽいなあこんなとこを知れるとは思いもしなかったなあ
「ついてきてください」
箒片手にもう一つコップを取り出し紅茶とともに寮長に託して外に向かう。
鏡から寮までは少し道があるのだがその道の外側には茨があるのだが、とある場所だけ人がギリギリ通れる程度の茨があるのだ、そこを通っていくと洞穴が見つかるそこが僕の秘密基地だった。だれもいない何も聞こえない静かな場所たまにここで大泣きすると気が楽になった。
「この洞穴です」
箒に跨りすーっと降りていく。
「よいな、ここは」
「でしょう、僕のお気に入りなんですたまに泣きにきてもいいですよ。まあ僕がいるかもですけど」
「ぜひともつかわせもらうか、気配遮断や魔力遮断、消音、幻術とかするのは大変だからな」
話しながら魔法で均等に二つのコップに分けていく。綺麗に二等分された紅茶を受け取る。
「そりゃそうでしょう、それじゃあ」
「「乾杯」」
ぐいっと一気飲み。そうでもしなきゃきっと飲み終わる前に死んでしまうからね。最後にコップの中身が全て確認したのちに意識を手放した。
#夢小説
青藍 水青
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☘️💟宮静🪻📗
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