〜どうせ落ちない〜
ハンジ分隊長がカレーを絨毯に溢し、早く拭かないとと慌てふためくハンジ班男衆。
そんな3人にある助言をするニファ。
「こういう時、水で拭いてませんか?
綺麗に落ちませんよね…これ驚く人が多いんですけど、
あえてブラックコーヒーで拭いてみてください。
どうですか?落ちませんよね?余計汚れましたよね?
いいんですよ。どうせ落ちないんですよ。
歌って踊って忘れちゃいましょう!ミュージックスタート!!」
軽快な音楽がかかり、現実逃避に勤しみ始めたニファ。
いつだって苦労をするのは男なんだ。(諸説あり)
〜流される〜
前回の壁外調査で落馬し、骨を折ったモブリット。
というわけで、まだ治っていないため今回の壁外調査には参加出来なかった。
「それで…何があったんだ?」
風邪を引いて帰ってきたアーベルに、モブリットが問いかける。
悪寒がするのか、小刻みに震えている彼から返ってきた言葉は予想外のものだった。
「オレは川に落ちたニファを助けに、しかたなく川に飛び込んだ。
しかしニファはすぐに自力で這い上がり、オレは流された」
いつだって苦労をするのは以下略
〜羊が0匹〜
壁外調査中、古城で夜を明かすことになったケイジとニファ。
なかなか眠れないらしいケイジは、羊を数え始めた。
「羊が1匹…羊が2匹…」
「それって効果あるのかな…」
素朴な疑問を吐露し、そのまま目を瞑ったニファ。
だが事態は急展開を迎える。
「狼が1匹…狼が2匹…」
「えっ」
「羊が1匹…羊が0匹…」
「ねえ!!やめて!!!かわいそうだって!!!!やめて!!おーい!!!!」
いつだって羊飼いは、愛する羊を喰われないように苦労しているのだ。
〜違う違う、そうだけどそうじゃない〜
研究が一区切りついたので、みんなで飲みにきたハンジ班。
メニュー表を見るも、やはり頼むのはこれだ。
「とりあえず生4つ」
「じゃ私もそれで〜」
「私もそれで!」
「おれもそれで」
そして運ばれてくる生16杯。
〜違う違う、絶対にそうじゃない〜
アーベルを落とし穴に落とすモブリット。
ご丁寧に下には泥が敷かれており、ジャンプして出ることも出来ない。
「どう?ムカつく?」
「勝手に唐揚げにレモンをかける人が許せないって奴よくいるだろ」
急に関係ないような話をされ始め、少し困惑するも
からあげにはマヨネーズ派なので頷くモブリット。
アーベルは少し斜め下に視線を逸らし、こう続ける。
「『レモンかけていい?』と聞かれて『いいぞ』と答えたら
オレの目にレモンかけてきたニファに比べれば全然許せる」
すぐに落とし穴からアーベルを出し、頭を撫でてやるモブリット。
いつだって苦労以下略
〜ポンポコ〜
ケイジが、最近の悩みがニファの寝言についてだと打ち明ける。
どんな寝言なのか聞いてみると、それは我々の予想の範疇を大きく超えたものだった。
「1番最近のだと『まあ800ポンポコもあれば大丈夫かな』と言っていました。
一体なんの単位なんでしょうね…?」
ポンタカードをお持ちなのだろうか。
〜ナイトルーティーン〜
みんなのナイトルーティーンを聞こう、という話になった。
まあ全員普通のナイトルーティーンだが、アーベルは少し違うようだ。
「タスクを早く終わらせようと夜食を食べたら満腹になり、
眠くなったので『サッパリしよう』とお風呂に入ったら
体が温まってさらに眠くなり、
『ミントで目を覚まそう』と歯を磨いたんだが
気付けば寝る支度が全て整ってしまい、布団の中で絶望している」
それもこれも全部仕事を押し付けてくるハンジ分隊長のせい。
〜警戒を怠るな〜
エイプリルフールの起源について、アーベルに話すモブリット。
「エイプリルフールの起源って、18世紀頃に
欧米の商人が年に1回帳簿をリセットする日を作ったのを、
帳簿をごまかしてもバレない日って拡大解釈されたのが始まりらしい」
「へー、初めて知ったわ」
「まあ嘘なんだけど」
「…………」
〜ラジオ番組ごっこ〜
久しぶりに仕事が早く終わり、暇になったハンジ班。
ということで、ニファとアーベルがMC役、モブリットがお手紙役、
そしてケイジがゲスト役でラジオ番組ごっこをすることになった。
「今回はケイジさんをゲストにお迎えしていまーす!」
「えー、モブリットという方から質問のお手紙が来ております」
打ち合わせをしていなかったので、
お手紙の内容を即興で考えるモブリット。
「えっと…ケイジさんはお風呂に入る時、まずどこから洗いますか?」
「心」
「「「心!?!?!?!?」」」
ケイジが純粋無垢でピュアピュアな理由が分かった気がする。
〜ナス〜
ケイジがまたもや最近の悩みを打ち明ける。
今度はニファのくしゃみについて悩んでいるようだ。
「ニファが突然『ナスッ!!!!』て叫んだから何かと思ったらクシャミでした」
これは我々には救えぬものだと、潔く手を引くモブリットとアーベル。
〜溢れる探究心〜
モブリットは料理が上手い。
それ故もはや普通に作るのが楽しくなくなってしまい、
最近はゲテモノ料理に走っている。
「で…今回のはゲテモノには見えないが」
「焼きおにぎりや揚げおにぎりはあるのに
なんで茹でおにぎりがないのか疑問に思って実践してみたらおかゆになった……」
そりゃなるわな…と、呆れ顔でモブリットを見るアーベル。
いつもモブリットは自分のことをバカと呼ぶが、こいつの方がよっぽどバカなのでは。
〜懐かしさに浸りながら〜
「割り箸で作った鉄砲のおもちゃを持って、
『 おっ懐かしいな』って言いながら
数メートル先をひらひら舞い落ちる落ち葉をぶちぬいたモブリットなら知ってるぞ」
自分の武勇伝発表会で、開始早々自分のじゃない武勇伝を発表するアーベル。
〜鋭利さは連鎖する〜
資料をまとめている際、紙の端で指を切ってしまったモブリット。
アーベルが持ってきた絆創膏を貼ろうとしたら、絆創膏の包装で手を切るモブリット。
泣いてた。
〜部位〜
昔あった出来事を話すモブリット。
「昔、鳩型のクッキーを貰ってアーベルと食べることになったんだ。
アーベルが席を離れた隙に、食べかけのクッキーを
鶏肉の部位別に割ってみたらキレられた。」
それはムカつくとかキレるとか以前に、
どうして鶏肉の部位を覚えているのかと聞きたくなるが。
〜手品〜
ニファが手品をやると言い出したため、大人しく付き合うモブリットとアーベル。
彼女は胸ポケットからトランプを取り出し、慣れた手つきで広げる
「じゃあモブリットさん、この札の中から好きなものを選んでください」
「札以外はダメか?」
「いいですよ!」
言ったはいいものの、何を選ぼうか。
モブリットは少し悩んだ末、アーベルの腕を引っ張る。
「じゃあコレで!」
「お前なぁ…」
次にニファはどこからともなく杖を取り出し、笑顔でこう言う。
「では今選んでもらったものを、“消します”」
「「!?!?!?」」
〜痩せ我慢〜
壁外調査中、巨人に叩き落とされ重傷を負うアーベル。
そして彼が落ちた地点まで、最速で馬を飛ばすモブリット。
「大丈夫か!?うわ、痛そー…」
「痛っ…くなー、全然痛くない。見た目ほど痛くねえわ。
けどちょっと頭くらくらするから立てないわ。」
素直に全身痛いので馬乗せてくださいって言えばいいのに。
頼み方がなってないとか文句つけてその言葉を引き出すことは出来るが…
なんだか素直じゃない所も可愛いので、意地悪はしないモブリット。
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壁内に絆創膏はないとかビールはないとか言いたいだろうが、 ちょっと一旦落ち着いてもろて。これコピペ改変や。(最大級の煽り)







