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ラト「主様。私、主様と会えなくなるくらいなら死ぬほうが良いです。」
『…え?』
ラトが突然そんなことを言い出したのは、いつも通り部屋で寛ぎながら他愛のない話をしている時だった。
まっすぐ見つめてくるその真剣な眼差しからは、今言った言葉は本当なんだと伝わってくる。
ラト「私、主様がいるから毎日幸せで、楽しいと思えます。ですが、もし主様がいなくなってしまったら…」
「主様がいない生活に私は意味を見いだせません。生きていても楽しくないと思います。」
「ですから、ずっといなくならないでくださいね。主様。」
『…ラト……』
ラトは、少し切なげに笑った。
私は、ラトに死んで欲しくない。でも、この先私が死ぬ可能性はゼロじゃないし、もしかしたらなんらかの理由で会えなくなるかもしれない。
でも、もしそうなったとしても、私は──
『…私は、ラトに死んで欲しくないよ』
『この先、私がいなくなったとしても…それでも、私はラトにずっと生きてて欲しい』
『生きて…幸せに笑って過ごして欲しい』
私は、ラトの目をまっすぐ見つめて言った。
私のこれは、ただの願望。ラトの気持ちはわかった上で、こんな我儘を言うなんて…
最低なのはわかってるけど、どうしても生きてて欲しいと思うくらい、ラトは大切な人だから。
ラト「……主様…」
「…主様は、ずるい人ですね。私が主様のお願いに弱いことを知っていて、そんなお願いをするんですから。」
「…ですが、分かりました。主様のお願いなら断れません。私も死なずに生きることにします。」
そう言うとラトは、いつものように微笑んだ。
私はホッとしてつられて微笑む。良かった…
ラトが突然あんなことを言い出した時は驚いたけど、この言葉を聞いて安心した。
『ラト、ありが──』
ラト「ですから主様も、いなくならないでくださいね。」
『…え?』
ラト「私も死にません。ですから、主様もずっといなくならないで私の傍にいてください。」
「私も約束を守るので、主様も約束、守ってくれますよね?」
『…え、ラト…えっと…』
ラト「約束、してくれますか?」
ラトは笑っているけど、見えない圧を感じる。
これだと、振り出しに戻った気がするが…ラトにまっすぐ見つめられて、首を横に振ることは出来なかった。
『…わ、わかった…』
ラトから始まった唐突に始まったこの話は、結局私が折れる形で終わってしまったのだった。
短いし何言ってるかわかんないよ😭😭
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