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僕は昔からお母さんに人の悪口は言っちゃダメだよって言われてたんだ。
まあそこは当たり前でしょ?
で、問題なのが
お母さんもお父さんもめちゃくちゃ僕がいようともお構い無しに愚痴を言い合ってんのよ
でそんなのを見せられてる僕からしたらあの言葉なんて特大ブーメランだろって言いたくなるようなもんなんだけど。そもそも僕親を見習ったことなんて1度もないからねw
人のことをわかったつもりでいる。そんな奴らに腹が立ってた。僕のことなんてなんにも知らないくせに。あっ言い過ぎちゃったね。まあここでは僕が思ったりしたことだけ書いてるから気にしないでね。
まあ親が僕のことなんにも知らないってことは当たり前なんだ。僕は何枚も嘘の仮面を被ってる。
簡単にはずせられるものが他人への嘘の仮面。
なかなか外せ無いものは友達への仮面。
絶対に剥がれずに僕の顔に張り付いてるものが僕の本当の心を守るための仮面。
だけどもう僕の心を守る仮面は僕の心を間接的に傷つけている。
本当なら今すぐにでも外して泣きわめきたい。でもその仮面は僕の顔になってきている。嘘の仮面が本当の顔になってきているんだ。そのせいで泣けなくなった。元は僕の人間不信が原因なんだ。あの子のせいで人間不信になったんだ。
いや、正確にはあいつらだ。誰のことも信じれない。あの時のことは虐めに近かっただろう。幼い僕の心を少しずつ壊していった。
それでこれ以上は危ないと僕の本能で感じた。それで僕は無意識に嘘の仮面を付けたのだろう。
嘘は時として自分や周りを守れる。
でも1度だけクラスメイトに嘘がバレた。まあ大部分の絶対に表に出せないものはバレてなかったんだけど。
クラスメイトにバレた時先生に1番先にバレた。先生はこう言ったんだ。
「嘘をついてばかりいると誰ともお友達になれないよ」って。
それで僕は「ああ、この人は光の世界に住んでいるんだ。この人は一部の人にしか味わえないどん底を知っていない。だからそんなことが言えるんだ。」って思ったんだ。
この世には嘘をつかないとまともに生きていけない人もいるのに。よくそんなことを言えるな。
しかもそれをクラスの前で言われたんだ。クラスメイトは口を揃えてこういった。
「嘘つきは泥棒の始まりなんだ!あいつは泥棒なんだ!」って。
それならこの世界の人は全員泥棒なのにw
はぁ、莫迦だな。
でも昔の僕にとってそれはただのトラウマだ。
今でも鮮明に覚えている。
あんなトラウマは二度と味わいたくない。
誰か僕を認めてください。嘘をつくことが全て悪いことではないって。そう言ってください。
ずっとそう思ってたのに。なんにも知らない奴らには期待しない。
1度どん底に落ちたものは二度と上には戻れないんだ。先生。狐の面を被って人を騙すなって、そう言いましたよね。
では狐の面を被らないと生きていけない人はどうすれば良いのですか?あなたの言ったことは私に死ねと言っているようなもんです。