……約一年前の話かな。凄い仲が良いネッ友が居たんだ。でもある日から話さなくなって。それで会えなくなった。
彼奴が死んだ時の感覚と一緒だった。とても寂しくて苦しくて。それでも探そうとしない自分が馬鹿で。その子はもう。
死んでて。
……そうえば、あの子は雷が起こるとよくボクに話に来てくれてたな、
❲ねぇ!!雷起こった!!怖い助けて!!❳
『はぁ?そのぐらい我慢出来ないのか?』
❲怖いものは怖いの!!❳
『…大丈夫だから。親帰ってくるまで話す?』
❲!!…うん!!❳
こうやって元気に話しかけてくれて、ボクの相談にも乗ってくれて。凄い嬉しかったけど凄い怖かった。
また失う時が来るって、分かってしまったから。
その子は親から虐待を受けてたんだ。だからその話を聞いた時嫌でも悟ったよ。
この子はいつか死ぬって
だから諦めてた。話しかけても今元気でもいつかこの子は絶対死ぬって。絶対って言い切れる程だ。虐待受けてるけどまだ元気な子は死なない。虐待受けててしょっちゅう元気が無くなる子は死ぬ。もうわかってたんだ。
だから死んだ時はもうその時期かって思ったよ。
でも…いつからボクの考えが狂ったんだろう。
元気でも死ぬ子は死ぬし元気じゃなくても死なない子は居る。ボクの所には虐待を受けてる子、過去に何かあった子、虐められてる人……
こういうネガティブな人しか来ない。まぁ当然できる限りの助けるけど。無理って分かったからそこで終了。話しかけても相手がその話題を持ち込まない限り話さない。まぁ気まずくなるからボクから持ち込まないっていうのもあるけど。
こういう事が過去に何回もあったからボクは怠惰なんだ。
個人的に人助けは疲れたんだけどね。行動の方が先に出ちゃうっていうのかな?wそれで一人でも救えたら良いけど。
……………それだけ