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そら
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きょRa
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サリスがドラゴンに向かい攻撃するのを支援系の魔法で補助しつつ、昨日拾ったサリスの剣とよく似た剣で羽を狙い切り付けていく。しかし固い鱗に覆われているためなかなか傷がつかない。やはり、物理攻撃ではだめなのだろうか……?サリスならば致命傷を与えられるのではないかと、彼女の方を振り向くとその細い体が宙を舞っているのが見えた。その体から流れている紅い色に、僕の世界はまるで一瞬止まったようだった。音も聞こえない、まるで暗闇……
次に気づいたとき、ドラゴンはそこにいなくてサリスは僕を覗き込むように見ていた。どうやら僕は気絶していたらしい、不思議なことにサリスの傷は治っていた。「治ってる……。そんな力もあったんだね。」そうつぶやいた僕に、「……嫌、これは……。いや、今はまだそれでいいさ。」彼女にしては何とも切れの悪い返事だった。ドラゴンはおそらく興味をなくしてしまったのだろう、そう思い彼のいたところを見るとそこには大きな紅い海と何かの卵のようなものがあった。
「あぁ、それはドラゴンの卵だ。ギルドに持ち込めば高値で売れる、けれども認めさせるなら孵化して従える方がいい。」ドラゴンの卵……?どうしてそんなものがここに?孵化させるにしても条件も分からない……。それを見ながら口ごもっている僕にサリスは続けてこういった「一週間この森で実力を上げながら様子を見て考えればいい。」と。その言葉にに頷きながら、さらに森の奥に進む。進めば進むほど、あたりは暗くなり強いモンスターが増えていくはずだった。ふたを開ければ、どれほど進もうがモンスターが出てくることはなくどう見ても異常であることは間違いなかった。
コメント
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第6話、お疲れ様でした…!サリスが傷つく場面で世界が止まったような感覚、すごく伝わってきました。あの一瞬の描写が、どれだけ主人公にとって大切な存在か教えてくれるようで。そして治った傷への「…嫌、これは」というサリスの意味深な返し、すごく気になります。卵を見つけてからの不気味な静けさも、この先なにか起きそうでドキドキします。続きが待ち遠しいです!