最推しにストーカーされるとか何事?
『やぁっとチケット当たった!! 』
そう、明日は友達の娘ちゃんがコロシアムで試合に出る日!!凄いよね、本当。ンでもって最推しのキバナさんとダンテさんが出てくれる!
「お兄さん!私頑張ります! 」
『うん、試合見に行くからね、頑張っておいで!』
自分が出来る精一杯の声掛けをして、笑顔で送り出す。そして俺もウキウキで準備する。
そんなこんなで本番。以外にもユウリちゃんは人気らしい、何人か応援する予定の人とすれ違った。
『お、出て来た!』
ドーム内が声援に包まれる。ユウリちゃんはいち早く俺に気付いてくれた様で俺のいるゾーンにめいいっぱい手を振ってくれた、可愛い。
着々と試合が進んで行き、休憩タイム。これが終わったら遂に準決勝だ。
『ユウリちゃん、これ差し入れね、インテレオンにも! 』
「わ、有難う御座います!頑張りますね! 」
『次はキバナさんか…手強そうだね、頑張って?じゃあブースター行こ。』
「はい!」
天使かよあの子、てか途中で見たダンテさんと目が合って超嬉しいんだけど??序にキバナさんも居たけど目は合わなかった…、、
…あれ、どっち応援したら良いんだ??
あの後ユウリちゃんは勝ち進み遂に決勝となった。あー、二人とも頑張れ!!!最前席な為ダンテさんもユウリちゃんも良く見える。
『うぇあッ!?////』
ダンテさんが観客席を見回した、と思ったら俺の居る席の辺りに微笑みかけた。おかげで俺の席の周りのヤツも俺も真っ赤っかだ。あ、もしや殺しに来てる?
『はーー、供給過多で死ぬぅ…。』
そんな事を考えてる間に試合が始まった。とても白熱している試合でお互いにポケモンが1匹ずつ。タイプ相性だとダンテさんの方が不利だ。ここから巻き返せるのか…??
因みにユウリちゃんは結構計画的なタイプらしい。物凄く余裕そうに戦っている。対してダンテさんは少し表情に曇りが見える。これはどうなる…?
『わ、わーっ!わーっ!ユウリちゃん凄!!?』
勝負はキョダイマックスが終わり、お互い最後の攻撃を放った後。リザードンが倒れた。つまりユウリちゃんの勝ちである。
『ユウリちゃん凄いよ!おめでとう!俺感動した!!強くなったねぇ…!!』
わしゃわしゃとユウリちゃんを撫で、何をしてあげようか、と悩む。
「あ、お兄さん!ホップとマリィと私と、お兄さんで!ご飯食べに行きましょう!」
ご飯何かでいいのだろうか??むむ…。
「ウチはえぇよ。」 「俺も〜!」
『わ、ほんと?じゃあお兄さんが奢ってあげようー!』
「「「いえーいっ!」」」
『くぁ…、眠ぅ…。元気すぎるなぁ、今時の子達は…』
それから数日後、妙な視線を感じる様になったのは気の所為だろうか。きっと気の所為。というか、そういう事にしておかないと俺が持たない。
『女性関係でもそういう事は無い…はずだよね。』
_ピーンポーン
突如なるインターホンに物凄く驚いてしまった。
念の為鍵はかけてあるが不安だ…。ドアスコープから少し覗いて見て息を飲んだ。それから直ぐに鍵を開け目の前の人物に目を輝かせる
『あ、え…き、キバナ、さん…?』
「俺様の事知ってんのか、ンまぁ、隣の部屋に越したキバナ様だ。宜しくな。」
『ふぁい…。』
「ふは、間抜けな返事、笑 アンタ名前は?」
『俺はリオンって言います。えっと、これから宜しく御願いします!』
キバナさんが部屋に向かったのを確認して扉を閉める。緊張が解れたのか脱力して床にへたり込む。うわぁ、あの人のファンに刺されるって…。嬉しさと不安が五分五分。胃が痛い…。
…まぁ?仲良くなれたら?ユウリちゃんと3人で?お出掛けとか?出来るかもだし…、
『もうちょい耐えるかーっ、!!』
まぁ1ヶ月もすれば自然と仲良くなる訳で、今日は仕事帰りにお邪魔させて貰う事になった。
『それにしても…最近酷くなってきてるなぁ。』
何って??ストーカー行為だよ。実害無いからジュンサーさんに相談出来ないし、、彼女でも作ろうかなぁぁ!!!
『お、お邪魔します!』
「ハハ、ンな畏まらなくて良いけど。」
『ぅ゙う…だって…ダンテさん来るのは聞いてないぃ…。』
目の前の供給過多に死んでしまいそうなくらいなのに…ッ!!
『キバナくんにだって慣れて無いのに…』
そうぼそりと呟き部屋にあがらせて貰う
『うわぁ…!インテリア綺麗ー…』
こういう風景にはついつい魅入ってしまう。俺の悪い癖だ。
「そういえば…君はユウリくんの知り合いだろう。どういう関係なんだ?」
『ユウリちゃんは俺の姪?というか妹に近い存在で、小さい頃から一緒だったってだけですよ。あとは…ユウリちゃんはホップ君が好きだとか。そういうな悩み相談とか聞く仲ですね。』
「…ホップが、、なら良かった。」
『へ?どうしてですか?』
「俺様も此奴も、リオンが好きだからにに決まってんだろ。」
好き?好き…????Loveの方??てかダンテさんと粗初対面じゃん。何が起こった???いや、きっと酒飲ん…一缶も空いてねぇ。クソが、逃げるが勝ちだな。
『っあ、、忘れ物しちゃったから1回かえ…。』
「逃げんなよ。」
『ひゅッ…』
ドスの効いた声で圧を掛けられ固まってしまった、のがダメだった。
「リオン、見てみろ。」
ダンテさんが嬉々として物置部屋?を開ける。すると俺の写真が全面に貼られていて吐き気か催した。俺が1人でヌいている物から寝ている時の物まで、流石の推しでも気持ちが悪すぎる。
『ひっ…、何だよ、これ…。』
「俺とキバナで集めたんだ♡」
『何、え…??』
リロードが、止まりませんよお客様。取り敢えず…、時間稼ぎにポケモン…っ、あれ???無い????部屋に置いて来たか…はたまた、…
『俺の…っ、ブースターは??』
「ん?あー、モンスターボールなら持ってっけど、、」
『嘘、…やだ。返して…っ!!』
一気に恐怖と不安が襲い掛かり、涙がこぼれ落ち、脱力する。大丈夫、スマホロトムなら隠し持ってあるから。早く、ジュンサーさんに繋がって…!!
「あ、はい、キバナ。」
『ま゙っ…、て…。』
いつ気付いたのだろう。 最後の手段だったのに。
「ンじゃ〜行くか。」 「嗚呼、そうだな。」
『ぃ゙やだッ!!!』
反抗も抵抗も、諦めずにいればきっと、きっと…!!
「リオン、俺達に殺されるか俺達と暮らすかどっちが良いの?」
『ど、っちも嫌だッ゙!!!…っあ、俺彼女居るし!!』
「そんな見え透いた嘘、誰が信じると思ってるんだ??」
最後の逃げ道も、絶たれてしまった。
真新しい綺麗な首輪に足枷。まったく趣味が悪い。それ以上に気味が悪いのは、この部屋の間取りや家具の配置、全てが俺の部屋と同じ所だ。
『あ゙ぅッ♡♡お゙ぁっ、♡♡♡苦し…ッ゙♡♡♡お゙ 尻裂けちゃゔッてばぁ゙ッ♡♡♡』
「大丈夫だ、慣れるぞ。君なら大丈夫だろう。」
『ひッ゙ぐ、♡♡も゙ぉやぁ゙あッ♡♡♡』
「気持ちいいだろうがよ…ッ゙!!!」
ゴッチュッン゙゙ッ!!♡♡♡♡♡♡♡♡
『あ゙ッく…♡♡気持ちいい゙ッ気持ちぃ゙…お゙ッ♡♡♡♡♡♡♡♡』
自分で認めてしまったからなのかさっきよりも快楽が段違いに襲って来て意識が飛びそうになる。
『も゙…ッ゙♡♡♡♡♡ゃ゙♡♡♡♡♡』
ブツッ___
目が覚めると後処理はされていて、両サイドに2人が居る。足と腰に激痛が走る。足の傷の形的に、腱が切られているのだろう。
『あ、はは…。 』
さぁ、俺が心の底から笑えるのは何時だろうか。
わーー、バグでなんか最後の方消えてて草。
まぁ私はキメセクとかの方がすk(
てかダンテ君もキバナ君も口調ムズすぎんだろ。顔は好きだけど()
では今後も応援よろです。バイバイ!
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推しにストーカーされるとか最高かよ(?)