口付けしてから、 「18歳になったら速攻抱くから、覚えておけよ」とエンジンに言われて恥ずかしさと緊張でどうにかなりそうなルド。こんな状況でエンジンと一緒に寝るなんて///…と内心思ってるルド。
エンジンは普通に焦りとかは無く、余裕そうな状態なので更にルドは焦っていた。
そんなエンジンの心の中は幸せで溢れていた。なんとなくエンジンは、ルドが自分の事を好きだと分かっていたので動揺はそこまでしていなかった。けれど、あれほどにも素直に気持ちを伝えてくれるなんて思っていなかった。という訳で凄く上機嫌だ。まぁ、素直に好きと言ってくれたルドが可愛すぎてうっかりキスしてしまったのは一生の不覚というかなんというか…そこはもう抑えられなかったエンジン。
好き同士であるが、一応まだ付き合ってはいないのだから今後は気をつけようと考えていたエンジンであった。
なので、法で訴えられない程度にルドに触れていようと思っていた。
エンジンが色々考えていると、ルドはエンジンの事を少し恥ずかしそうにジッと見つめていた。
そんなルドに気が付いたエンジンは、「もう夜も遅いし寝るか?」と言った。
二人はベッドの中へ入った。
相変わらずルドは緊張していたが、エンジンに優しく抱きしめられてドキドキはしているものの、安心感を覚えた 。
エンジンが寝たのを確認したルドはそっとエンジンの頬に口付けした。
ルドは、謎のやり切った感でそのまま眠りについた。
数分後、目を開いたエンジン。
正直言ってさっきも起きていたのでルドが先程自分の頬にキスしたのも分かっている。
ルドが可愛いすぎて本当は今すぐにでも致したいところだが、こんなところで未成年者を襲ってしまったらどうなるのかも分かっているので気合いで自分の欲を押し殺した。
「マジでこの先、耐えられそうにないわ」と本音がこぼれ落ちたエンジンであった。
3年後、「ルド、誕生日おめでとう!!」という声が食堂全体に響いた。
そう、ルドが18歳の誕生日を迎えたのだ。
「ルドがもう成人しちゃったぁ」とリヨウが言った。
ザンカはルドの世話係だったため、少し感じるものがあった。
そして、エンジンは「意外と一瞬だったな」と意味深に言っていた。
掃除屋のメンバーたちが美味しそうなケーキとプレゼントをルドに渡した。
ルドが少し照れた表情で「ありがとう…」と言った。
ルドは甘いものが相変わらず大好きなので、グリスに切ってもらったケーキを口いっぱいに頬張った。
幸せそうにケーキを食べているルドを見てエンジンは満足そうに笑みを浮かべていた。
2時間後、誕生日会で語り尽くした掃除屋メンバーは、酒で酔っ払って暴れないようにという理由で結構早めの9時でお開きにすることになった。
掃除屋メンバーが自分の部屋へ帰る前、皆んなに「お幸せに」と言われたルド。
何かがおかしいと思ったルドは、自分の部屋に戻って何となく皆んなから貰ったプレゼントの中身を見た。
その中身は…
リヨウからは可愛いうさぎのパジャマ(最新版)と可愛いパンツ、グリスからはワインと防音パネル、ザンカからはボディーローションと明らかにルドのサイズより大きい男用のパジャマ、その他のメンバー達には夜の運動用グッズを貰った…全て整えられている…。
顔を真っ赤にして、頭を抱えるルド。
ルドは今更、気を遣われていたことに気づいた。
誕生日会が意外と早く終わったのも、多分そういうことだ。
今日はエンジンが10時にルドの部屋に来る予定なので…ルドが18歳になった今、ついに…
「うがぁぁああ///////、そういえば3年前にエンジンに言われてたんだったぁあああ、、//////」と今更過去の記憶を思い出した。
正直、3年前に「18歳になったら速攻抱く」と言われたのを忘れてたせいで何の準備もしていない。こんな状態で挑むなんて…
これ以上にないほど焦っているルド。エンジンが来るまで後、1時間弱。
とりあえず、チョーカーでザンカに通話して、ザンカに言われた通りに爆速で風呂に入って、リヨウに貰った可愛いうさぎのパジャマと可愛いパンツを履いて、部屋の掃除をしてグリスから貰った防音パネルを部屋に貼ってストレッチして …死ぬほど準備した。
ザンカに後でお礼の品を渡そうと思ったルド。
10時になった。
その時、扉の方からノック音が聞こえた。
ルドが扉を開けるとそこには大きな花束を持ったいつもと違う雰囲気のエンジンがいた。
お互い、いつもと違う服を着ているので2人ともびっくりした。
どちらも一瞬固まったが、
エンジンが先に、「改めて、誕生日おめでとう」と言って花束を渡した。
ルドはとても嬉しそうに目を輝かせて「ありがとう」と言って、エンジンを部屋に入れた。
ルドがエンジンを部屋に入れた途端、エンジンがルドのことを抱き上げてそのままベッドに向かった。
「ちょっ、は、////急に持ち上げ…//////!」とルドが言い終える前に
「お前、ほんと可愛すぎ。俺、 もう我慢できないわ…」
と言ってエンジンはルドに口付けした。「んぅ、//////、ん、んぅぅ、、////////」
3年ぶりのキスは、あまりにも情熱的で頭がふわふわするルド。
息が続かなくて息継ぎのためにルドは口を開けた。
すると、エンジンの暖かい舌がルドの口に入ってきた。
「ちょ、//////、ん、んあ、、/////♡ 」と声が出てしまうルド。
恥ずかしくて声を抑えようとしたけれど、エンジンに「もっと声聞かせろ」と言われてしまった。
ありとあらゆるところを隅々までエンジンに見られて、そして触られ、段々声を我慢できなくなったルド。
「怖いか?」とエンジンが聞いた。
「こ、怖くない////、エンジンがす、好きだから、大丈夫、、、/////」と恥ずかしそうにルドが答えた。
「そうか、ルドのこと一生大切にする。」とエンジンが優しい顔で言った。
その言葉と共にルドは身体も心もエンジンと繋がった。
3年間抑えていたものがこの一夜で全て消化された。
2人にとって本当に幸せな夜になった。
朝になってルドは目を覚ました。
その隣には大好きなエンジンが寝ている。
ルドが着替えようとその場からいったん起き上がろうとすると、、
腰があまりにも痛すぎて思いっきりすっ転んだ。ルドが転んだ音に気づいてエンジンが起きて、ルドの元へ行った。
「…昨日は無理させすぎたな。悪かった。」
とエンジンが謝ると、「いや、別にエンジンが謝るほどでは…」とルドは一応言っているが、物凄く腰が痛い。
お互い無我夢中でヤりまくったためルドの腰はとても痛くなった。
結局、腰が痛すぎて歩けなかったルドはエンジンにおんぶされて食堂に向かった。
食堂には、昨日誕生日を祝ってくれた掃除屋メンバーが揃っていた。
そして、ルドとエンジンに向かって、
「2人とも昨日の夜はどうだった??」
とニヤけた顔で言ってきた。
それに対してルドは
「お、お前らぁぁああ!!!//////からかいやがって////クソガァァア/////!!!」と顔を真っ赤にして言ったのであった。
食堂には掃除屋メンバーの笑顔で溢れていた。
ここまで見てくださりありがとうございました!!
たくさんのいいねをしてくだり、皆様ありがとうございます。
相変わらず自分の書いた小説を見て、「キモすぎ!!、」と思いましたが、今回書いた番外編、皆さんは楽しんでいただけたでしょうか?
またの機会でお会いしましょう。
コメント
2件
最高やん❤︎