Continuation
fk side
あーやっぱり散歩して正解だったな
『え、、? 誰あいつ、、』
俺が目にした光景は
匠海が顔が見えない他の男と手繋いで
すっごい笑顔で楽しそう
『なんでだよ、、笑』
『好きな人いたのかよ、、笑』
だったら
“好きな人出来た”
って振れよ
俺はその場でしゃがみこんでしまった
??「京ちゃん、、!?」
誰だろ
聞き覚えのある声
将 「どうした? 体調悪い?」
『いや、大丈夫っす、、笑』
『ちょっと、 いや、なんでもないです笑』
そーいえば、たじくん怪我で休みだったな
将 「俺と家帰ろ」
(INIは同じマンションに住んでます)
将 「京ちゃん着いたよ」
『ありがとうございます、笑』
『たじくんも、怪我大丈夫っすか?』
将 「だいぶ治ってきたよ~」
『良かったっす!笑』
将 「ゆっくり休みなよ?」
『分かってます笑』
将 「じゃおやすみ~」
あの光景を見たからには
もう寝れないし
涙が勝手に溢れてくる
たくみ たくみ たくみ たくみ
俺の頭は匠海のことでいっぱいだった
ピーンポーン
こんな時間に誰だろ
『はーい』
「ちょ京介、助けて、、、(泣」
『え、は?ちょ、え?』
泣きながら匠海が助けを求めてきた
とりあえず、俺は匠海を家に入れた
『で、何があったの?』
「、、、れた.」
『は?なんて?』
「殴られた.」
『は?、、誰に!!』
「落ち着けって、、 」
『あ、ごめん』
「、、、やくんに殴られた」
『もっとはっきり喋れって』
「柾哉くんに殴られた」
『え、なんで柾哉くんが?』
「、、、」
俺は相当バカでアホで
勉強なんて一切出来ないのに
その瞬間全てがわかった気がした
匠海は相当俺の事好きだったはずなのに
急に別れ切り出したのも
俺が見た匠海がすっごい笑顔で
顔が見えない男と手繋いでたのも
全部 “柾哉くん” だったんだ
だから、いつも休む時は
グループLINEに送るのに
グループLINEには一通も
“ 休む ” って連絡がなかったんだ
そっか
匠海はもう
『俺なんか、いらないもんね、、笑』
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