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【ボクと君】
僕はなおきり。
僕には、彼女のゆあんくんがいます。
僕達は、10歳も年が離れてます。
僕は、学生のゆあんくんに、勉強を教えたり、色々なことをしてあげてます。
楽しいことも、気持ちいことも。
ゆあんくんは、やってあげたりする度に喜びます。
だから、ゆあんくんの為なら、動画の編集だって早く終わらせますし、予定だって開けます。
僕はホラー系が好きだけど、ゆあんくんが苦手だから、一緒にやってあげたりもしてます。
普段はツンデレなゆあんくんですけど、たまにデレデレになるゆあんくん。
そんなゆあんくんも大好きです。
料理が苦手でも、不器用でも、全てが愛おしいです。
いつの間にか、ゆあんくんは、僕の命よりも大切な人と感じるようになってきました。
『どんなことでも、僕が全力で守る』
ゆあんくんと、約束したんです。
__約束は、したんです。
数日後、ゆあんくんは事故によって亡くなりました。
僕の目の前で、ゆあんくんは、血まみれになりました。
約束したのに、ゆあんくんは守れませんでした。
僕は、ゆあんくんが亡くなった後、絶望でいっぱいな日々を送っていました。
僕は、新しい彼女が出来ました。
ゆあんくんのことを忘れる為に。
でも、忘れることはありませんでした。
ずっと、ずっと。
数年後。
僕は、結局あの彼女とは別れました。
ある日、ゆあんくんと出会った、赤くて綺麗なポピーがいっぱい咲いているポピー畑に行きました。
気分転換に行ったつもりでしたが、ポピー畑を見ていると、自然と涙が溢れ落ちました。
綺麗なポピー。
それが、ゆあんくんに見えました。
ポピー畑に、ゆあんくんがいるように見えました。
__本当は…いないのに…
そう思っていた時、ゆあんくんが話しかけてきたんです。
ゆあん「なお兄…大好きだよ…((ニコッ…」
なおきり「ッ…ポロポロ…」
なおきり「僕も…大好きです…ポロポロ…」