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【甘くてちょっと苦い恋心】
俺はうり。
俺には、好きな人がいる。
それはヒロくんという、俺よりも2歳年下の男。
俺も男。
だから、告白はせずにいる。
男なのに男が好きとか…絶対嫌われるに決まってる…
だから、俺は好きな気持ちを隠しながら、彼とは”友達関係”として一緒にいる。
本当は、友達じゃなくて、恋人関係がよかった。
『ヒロくんと一緒にあんな事やこんな事をしたい』
って、毎日思っていた。
いつかは、やってみたいな…..
数日後、俺は彼に屋上に呼び出された。
うり「な…なに…?」
震える声で彼に聞いてみる。
ヒロ「急に呼び出してごめんなさい…💦」
ヒロ「言いたいことがあって…呼び出しちゃいました…💦」
頭を軽く下げる彼。
うり「大丈夫ッ…!」
うり「それで…言いたいことって…?」
少しの間、沈黙が続く。
ヒロ「…うりさん…」
緊張しながら、返事をする彼。
こんな人と付き合えたらな…
そんなことを思っていたら、彼がこう言った。
ヒロ「俺と…付き合ってくださいッ…!!」
うり「……ぇ…?」
俺は信じられなかった。
正直、最初は疑った。
俺なんかに告白するなんて、罰ゲームかなにかかと思っていた。
うり「本当に…俺なんかで…いいの…?」
嬉し涙を堪えながら、彼に真剣に聞く。
ヒロ「うん、もちろん((ニコッ」
微笑む彼を前に、ポロポロと涙が溢れ落ちる。
うり「ッ…付き…合う…ッ!ポロポロ」
涙を流しながら、彼に返答をする。
ヒロ「!…よかったぁ…」
うり「よか…た…?ポロポロ」
そう聞く俺に、彼はこう言った。
ヒロ「俺ね、うりさんの事が会った時からずっっっと好きだったの。」
ヒロ「でも…うりさんと俺は男だったし…同性恋愛なんて…嫌われるだろうなって思ってたの…」
彼は、俺と同じ悩みでずっと告白できなかった事を打ち明けた。
俺はこう言った。
うり「ッ…嫌うわけッ…ないでしょッ…笑((ニコッ」
ヒロ「!…うりさん…//」
これが、甘くて、ちょっとだけ苦い恋心。