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※Attention
燐音くんリスカしてます。
燐音くん病んでます。
*
最近、天城燐音の誹謗中傷が凄くエスカレートしていってる。「俺が居なくなれば良いのかなァ」とは思った。思ってしまった。
世間では「下品」「怖い」「もう推せない」などの言葉がインターネットによって通じられて来る。
これ以上”俺っち”のせいでCrazy:Bには迷惑をかけたくない。
「 」
〔レッスン室〕
「…..ンじゃ、俺っちちょっと帰るわ」
「….?珍しいな?どしたん?何か仕事?」
「いや、仕事じゃないけど、まぁ、休みたいだけ?みたいな?」
「成程な。それじゃあ、ゆっくり休んでな」
「了解♪」
こうして天城燐音はレッスン室から出た。
去った姿を見ていたニキはこう語る。
「何か隠し事でもあるんすかね~」
「……?隠し事?」
「あ~、はい、あーいう時って隠し事してる時なんすよね」
「椎名に関してはやりますね」
「なはは~、まぁ昔の相棒っすからね~」
笑い声と共にニキは照れ照れする。
「所で、燐音はんが隠し事をしていることって分かるん?」
「ん~….そこまで僕は頭が偉くはないので分からないっすけど。尾行とか観察することは誰でも出来るっすよ!」
「あ~確かにな」
「それじゃあ、明日、内緒で天城に着いて行きましょうか」
「OKっす!」
*
自分の家….っていうかニキが前住んでて貸してくれたアパートだけどな。まぁ、誰も居ないのなら都合は良い。
真っ暗な部屋の中。俺はタンスからカッターを取り出した。カチカチと音を立てて刃を出す。
それを自分の左腕に突き刺す。
何度も何度も。
痛いのは当然。だけどこんな程度。どうだってことなかった。
数分後。
「何度か刺したなァ……ってヤバッ!跡残ってる」
時間を経て刺した燐音の左腕には大量の血とその跡が残っていた。
これはヤバいと思い。すぐさま手当をして左腕を包帯でぐるぐる巻いた。
取り敢えず、明日気付かれたらの言い訳を考えておく事にする。
「……お休み」
*
「あ、お前ら先居たのかァ?」
清々しく呆然とする。
「この曲の踊り結構難しいから練習してた所っすよ」
すると、何かに気付いたようにこはくが口を開く。
「…..燐音はん今日は珍しく長袖なんやね」
「あ~、まぁ、最近寒くなったしなァ♪体調管理はアイドルに必要だろ♪」
辻褄が合うように淡々と言い訳を交わした。
「まぁ、天城が無事なのなら大丈夫なのです」
「ありがとよォメルメル」
「それじゃあ、練習始めるかァ」
その掛け声と同時に練習を始めた。
*
う~ん….此処のステップ結構難しいっすね…..
今曲流れてるんでちょっと皆の見ますか!
こはくちゃん凄い綺麗なジャンプ….
HiMERUくんも表情に意識してる…..!
燐音くんは……..
「………ぇ」
燐音を見た途端。声が漏れてしまった。
それは、燐音の着る長袖の隙間から白い包帯に血が滲んだのが見えたから。
何処で?誰が?何時に?
と疑問が頭に過ぎる。
そう思っていたらいつの間にか曲が終わっていた。
「ふぅ……今日は昨日以上に出来た気ぃするわ」
「華麗なジャンプでしたよ桜河」
と二人が雑談を交わしてる中。僕は真っ先に燐音くんの所に行った。
「燐音くん!!」
「うおっ…..!どうしたァ?そんな慌てた顔してよォ」
「…..腕見せて」
「…..は?」
明らかに挙動が可笑しい。いつもなら見せて来るのに。
今日は頑固だな。
燐音くん。僕は気付いてるんすよ。
「…..腕ェ?そんなの見て何になるわけ?」
「…….」
今日は頑なりに頑固なので強引に長袖の裾を捲り上げる。
燐音はやめろ、とは抵抗しなかった。する力もない気がした。
だけど、今の状況については、燐音くんの腕に血が滲んだ包帯が巻かれていることしかない。
これめくったら痛々しそう。
だから僕は燐音くんに言った。
「….何で隠してたの?」
「それ程辛かったでしょ?」
「……」
燐音くんは黙ったまま下を見てる。
すると、そこにこはくちゃんとHiMERUくんが混じった。
「血……燐音はん何したん」
「あまり出血出来てないようですし、まずは天城の手当から始めましょう」
「せやな」
HiMERUくんは燐音くんの包帯を外した。
燐音くんの腕はめった刺しにされた跡と多くの血が浮かんでいた。
その光景はとても痛々しかった。
HiMERUくんは何かを思いながらも手当をしている。
すると、HiMERUくんは
「天城、何があったのかは話さなくても構いません。ですが、自傷行為は辞めてください。HiMERUも心配なのです」
「そうやで、燐音はん。無理に話さんくてもええから、まずはゆっくり自分を肯定していこな?」
「…….」
燐音くんは微かにだが頷いていた。
すると、僕は正直突然だと思うことを言った。
「それじゃあ、久しぶりに僕の家でお泊り会するっすよ!」
「おぉ、突然やな」
「燐音くんも少しはこれで休めたら良いんだけど….今後のスケジュールとか大丈夫っすか?」
そう確認を呼び掛けた。燐音くんはスマホを見て確認している。
「……今後はないな」
「それじゃあ、泊まれるっすね!あ、皆もないっすか?」
「わしも…..ないな」
「HiMERUもなのです」
と皆も同意。良かった。
「何日ぐらい泊まるん?」
う~んと言いながら日程を伝える。
「大体一週間ぐらいっすかね」
「あ、泊まりは今日の夜からなんで!支度とかして、こっちに来て下さいっす!ご飯も支度してるんで!」
「ご飯までええんか?」
「なはは~そんなこといいんすよ」
皆と燐音くんが幸せならいいから。
「それじゃあ、今日の夜行きますよ椎名」
「はいっす!」
そして、一通りの会話を経た。
正直僕はルンルンだった。久しぶりだったから。
皆で集まるのを。
*
ピンポーンと玄関のインターホンが鳴る。
「は~い、今行くっすよ~」と玄関を開ける。
「いらっしゃい」
「邪魔するで」
「失礼します」
「…..あ、ご飯出来てるんでリビング入ったら荷物置いて食べちゃってて下さい~」
「ええんだったらお言葉に甘えさせて貰うわ」
「感謝します椎名」
僕は二人を見送った後、燐音くんを見る。
危ないものは…..なさそう。
薬とかやってたら怖いっす。
「…..ニキ?」
「あ、ごめんね、燐音くんこのお泊りで少しは気が楽になったら良いんだけど…..」
「….まぁ、こっちの方が嫌なことも忘れられる気がするし、この方が良いけどなァ」
元気そう…。良かった….とほっと息をつく。
「それじゃあ、燐音くんも荷物置いちゃって下さい」
「分かった」
*
現在の時刻は午後22時。良い子は寝る時間だ。
僕は皆のために布団を用意してあげる。
「ごめんね~ちょっと、布団が二枚しかなくて」
「二人一枚で使うっすか?」
「…..HiMERUに良い考えがあるのです」
何か良い予感もしたし嫌な予感もしたけど、今はHiMERUくんに任せた。
「こうしたら安心なのです」
と笑顔で言ってきたHiMERUくん。
今の状態は燐音くんを中心に二枚の布団を使ってる状態。
僕は燐音くんの左、こはくちゃんは燐音くんの右に、HiMERUくんはこはくちゃんの右に居た。
「ええ感じやな♪」
「まぁ、たまにはこんなのも悪くないっすかね~」
そういや…さっきから燐音くんの声が聞こえないっすね…..と思い、燐音くんの方を見ると、本人は寝ていた。
猫のように包まり。
「疲れたんかな」
「そうっすね」
「今日だけはゆっくりしましょうか」
僕は燐音くんを少し見る。
「なはは~、可愛いっすね~」
と声が零れてしまった。
「そうやな。わしもちょっと可愛いと思ってしもうたわ」
「HiMERUは最初から思っていたのです」
「意地っ張りっすね~」
「あ、写真撮ります?」
「ええな、燐音はん撮ったらわしに送ってくれへん?」
「良いっすよ~♪」
「HiMERUにもお願いします」
「それじゃあ、撮りますね~」
カシャカシャ….とシャッター音が鳴り響く。
「よし….」と言ってから撮影を辞めた。
そして、こはくちゃんとHiMERUくんにその写真を送り付けた。
「こうして見ると燐音はんって色白やな~」
「だけどHiMERUとしては色気をなくしてほしい所です、他の人に付き纏われては困りますから」
「それはそうっすよね….まぁ、燐音くんのストーカーは僕が殺すっすけどね!」
「怖いわ…..だけど、まぁ、燐音はんを傷付けたら容赦はせんな」
「…..ちょっと桜河、席借りますね」
「席?」
「あぁ、桜河は動かなくても良いのです」
「HiMERUが動きますから_______」
HiMERUくんは燐音くんに近付いた。
ちょっと嫌な予感…..。
そして、HiMERUくんは燐音くんの唇にキスをした。
「……え」
「寝てるのでバレないでしょう」
「待って、待って!HiMERUはん!?い、い、今何してん!?!?」
「何って….接吻ですよ、いつもなら天城は「結婚してから~」とか言うじゃないですか」
それはそうだけど…..今?!
「逆に桜河も椎名も接吻したら良いんじゃないですか?」
「あ、確かに」
「…….でもあかん….わしは頬だけで十分やわ」
「僕は唇にするっすかね~」
上書きとして…..
こうして、こはくは頬。HiMERUとニキは唇にキスをした。
燐音くんにはこのことを秘密にしておく。
だって、口に出したらもうしてくれなさそう。
なはは、いい思い出♪
あとがき
これからめちゃくちゃ長く書くので覚悟してください。
後、ニキ燐大好き