「出航だぜーーー」
早朝5時の港に響き渡る声は若々しくよく通る声をしていた。
声のする方には一隻の船とその先端で目を輝かせる男がいた。
青のよく似合う男で、蒼みがかった衣装を宝石で派手に飾っている。
その男の名はマーレ(mare)と言い、世界中どこに行ってもその名を聞かぬことはないほど有名な宝石商だった。扱う宝石の質の良さや種類の豊富さだけでなく、マーレの人柄の良さが彼の商売を成功に導いた。
マーレにかかれば手に入らぬ宝石などない伝説の宝石商だと讃えられる中、彼は言った。
「伝説の宝石を手に入れてこそ伝説の宝石商というものだ」
人々は彼の謙虚な姿勢を称賛した。しかしながら、伝説の宝石の存在を信じるものは誰1人としていなかった。
そんな人々を見て彼は決心した。
”必ず伝説の宝石を手に入れる”と
そこから彼の冒険が始まった。
コメント
7件
今回もめちゃくちゃ良かったです!!!! あら、そうなのですね!!! そんな有名な宝石商が…!!! 謙虚と言うよりは伝説の宝石が 本当にあると信じてるからこその 姿勢な気がしますね…!!! 果たして見つかるのでしょうか…?(?) 無理せず自分のペースが一番なので 大丈夫です!!! 気にしないで下さい!!! 次回も楽しみに待ってます!!!!
やっぱり自分の誇りの為に人生をかけている人ってかっこいいよね!!✨✨ マーレが伝説の宝石を見つけられるよう願っときます🙏🙏🙏💎🩵 ろーえーさんのペースで更新してくれれば全然だいじょーぶですよ!!遅ければ遅いほど楽しみなろーえーさんの作品が更に楽しみになるので!!!!プラス思考で考えましょーっ!!💭💡
更新遅くてすみません😖 高校生活に慣れるまで更新頻度をさらに落とします。気長ーーーーーーーーにお待ちください