TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

両思いになれますか。



桃赤♀ あーるありません!

ゲストサンお誕生日おめでとう🎉♡

これからも仲良くしてね~🫶🏻💞



赤 さいど



この恋の気持ちに気づいたのは、7年前の事。



-7年前-

りうらもないくんも受験生だった。

多忙な中、りうらに勉強を教えてくれたり、息抜きと言って遊んでくれたりした。

そんな彼の行動に惹かれて好意を持つようになった。


赤)ん“~~、、わかんない!

桃)ほらほら、教えるからちゃんと俺の話聞いて?

赤)きいてるもん、、っ

桃)はいはい、笑


そうやって迷惑をかけたこともあったけど、支えてくれたないくんのことが、いつの間にかかけがえのない存在になっていた。



桜が咲き乱れている4月。

りうら達は互いに忙しくなった。

カップルじゃないから『会いたい』なんて言えるわけもなくて、会えないまま1ヶ月がすぎた。

その1ヶ月間気持ちが揺らぐことなんてなくて、ないくんを一筋に思い続けた。

もちろんSNSでやりとりはしていて、その中でドキドキするようなことも沢山あった。

寝落ち通話したり馬鹿笑いしたり。

やっていることはそこらの学生となんの変わりもない。

ただ気持ちの伝え方が違うだけ。



ある日スマホを見ると、1通のメッセージが来ていた。

ないくんからの連絡で、


桃)久しぶりに会わん?


とのこと。

二つ返事でOKを出し、久しぶりに2人で居酒屋に行った。


ないくんの煌めく眼差しから見受けられる『友情』と、りうらの幽々たるオーラから解き放たれている『恋情』が、互いにすれ違う。

そんな中行われた上司の愚痴大会。


桃)いやぁ〜、りうらなら話聞いてくれると思ってさ笑


りうら”なら”。

特別にみているのか、友達という観点からカッコつけなくても良いという意味なのか、答えはわからない。



べろんべろんに酔ったないくんを介抱しながらないくんの自宅へ向かっていると、ないくんが


桃)しょこにほてるあるよぉ〜、、//


火照った顔で指差したのは一見普通のホテルに見えなくもないラブホテル。

カップルが一夜を共に過ごし、時に子供ができたりする場所。

あいにくそんな場所に付き合ってもいない男女2人で泊まる勇気は持ち合わせていない。


赤)あ、っ…あそこ、らぶほてるだよ、…、


そう呟くとないくんは、


桃)べつによくらぁい、?


と返した。

ないくんの首に力が入っていないせいで、頭が胸元にある。

心臓の音が速くなってしまっていること、聞こえちゃうかな。


桃)んふ、り~ら…どきどきしぇるでしゃ…/


甘噛みしながらそう言ったないくんの言葉に顔は正直で、口角は上がり、酒のせいで元々赤かった顔がさらに赤くなる。

戸惑いを隠しながらも彼に返事をする


赤)ち、っ…ちがうし、!

桃)んふ〜、おれにうそはつけないよぉ…、、


そう言ったないくん。

どこか愛らしさを秘めていて、そんな姿に照れてしまっている自分がいる。


桃)もぉほてるとまろぉ?

赤)ッ~~、、//

赤)酔ってるからってなんでも言っていいわけじゃないの!


そういうとないくんは


桃)………ふふっ…酔いなんてとっくに覚めてるよ?


ないくんから出てきた言葉に驚きを隠せない自分がいる。


何も制御できなくて、ないくんの言いなりになってラブホに入ってしまった。


桃)ふぁ“~~っ!!ボフッ


ベットに倒れ込んだないくんがどこか愛くるしくて、今すぐにでもこの思いを伝えたくなってしまった。


赤)ねえっ、ないくん…?

赤)りうら…っ、ないくんのこと、…

桃)…好きなんでしょ?

赤)ゔッ…、、


不意をつかれて顔を顰めていると、にぱっと微笑んでくれた。

そんなないくんの表情に釣られて自然と口角が上がる。

そんな非日常が微笑ましくて目から雫が垂れる。

涙が垂れる頬にちゅっとリップ音を轟かせる。


桃)自分に正直になってよ笑笑


好きが止まらないって、この事か。

なんて笑ってしまった。


桃)笑ってるりうらが好きだよ


キザな言葉に堕ちそうになる。


両思いになったこのラブホの一室は、どのカップルよりも熱い夜になりましたとさ。



両思いになれますか。-えんど-



改めてお誕生日おめでとーーう!!

12月後半ぐらいからずっと尊敬様として沢山関わってくれてありがとう😭😭💘

いつもいつもくれるコメ返が超モチベになってるよ🥹🌟

これからもずっとおうえんしてます✊🏻🎀



-おまけ-



ないくんからのプロポーズに待ち続けている交際2年11ヶ月目。


赤)いつプロポーズしてくれるの…??

桃)………えっと…


これ実は、付き合って3年記念日にプロポーズしようとしてくれてたみたい笑

この作品はいかがでしたか?

88

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚