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おはりおー!今日もこっちで書いてみるわ!!
練習練習!
ちなみに神代類の誕生日祝った?
私は40連目で出たよ!
感謝!
今回は司類!
それではどうぞ!
司類注意! 悲しげ?
ショーが終わり家で1人次のショーの図を書いていた青年。
いつもならスラスラと書いているが今日は考えがまとまらなかった。
彼はワンダーランズ×ショータイムの一員であり演出家でもあり錬金術師でもある。
少し前までは1人、路上でパフォーマンスをしていた彼__神代類は
とある日に出会った“天馬司”に一緒にショーをしないかと言われ入ったのだった。
「……今日は案が浮かばないねぇ……」
なんて独り言を呟く。
勿論反応は来ない、1人床に設計図や本、台本などを広げ黙々と考えていた。
(今……僕がこんなにも幸せなのは……司くん達のおかげだ。)
(僕はその期待に応えたい……)
(けど……皆の夢を邪魔する訳には……)
と、どんどんマイナスな方へ考えが向かっていく、
大好きな仲間と共にショーができるのはあとどれぐらいなんだろうか。
彼らはもうすぐ2年生になる子や3年生になる子も居る。
類はもうすぐ3年になる、進路とかも考える時期だ。
(やはり……司くんはショーを続けるよね)
(僕は…………。)
プルルルルルルル……
そんなことを考えているとふと、電話が鳴ったのがわかった
急いで名前の所を見ると“天馬司”と出ていた
ゆっくり出ると向こうから明るい大声が聞こえた。
司「類!今時間いいか?」
「あぁ、良いとも。」
司「次のショーではな?……」
そんな他言わない話をするこの時間が類は好きだった。
けど、始まりがあれば終わりも来る。
この時間はいずれ終わってしまう。
「司くん……」
ふと、彼の名前を呼んでみる
司「なんだ?類」
彼が電話越しに返事をした
「進路って考えてるかい?」
司「む?急だな……」
司「勿論!俺はショーを続ける為もっとショーのことを学んだりするぞ!」
「……そうかい。」
やはり彼はショーが好きだった。
いい夢だな……と思った。
果たして自分はどうだろうか……と考える。
司と違いあまり大きな夢は無い。
“皆と一緒に居たい”そんな気持ちだけだった
司「類は??」
彼が質問してきた……僕はなんて言えばいいのだろうか。
「……僕はもしかしたらショーを辞めるかもね」
司「はっ……??」
驚きの声が耳を伝う
「君たちの夢に僕は必要ないと思ったんだ。」
「安っぽい気持ちだけで君たちとはいれない……」
「だから……」
司「類……」
司の声が類の言葉を遮る
司「言いたいことはよく分かった」
司「だが!!俺たちを輝かせるのは類!お前だけだ!!」
司「どんな事でもいい!ずっと俺たちといよう!」
司「皆でショーをしようではないか!」
「っ……」
思わず涙が出た。
(本当……司くんには適わないな……)
司「辞めるなんて……言わせないぞ?」
「うん!(ウルッ)」
(神様、僕は今、幸せです……)
(もう少しこの“ハッピーエンド”を味わせて……)
❦ℯꫛᎴ❧