スマイルとともに校門を後にした俺は、若干の気まずさを抱えていた。
だってこいつ全然喋らねーんだもん。
何考えてるかもよくわからんし。
…でも俺はスマイルとも結婚するって約束してる….んだよな、?
てかいつのときの話だよその約束したのは。
あぁああもう!!わからんことが多すぎる泣
sm 「…きんとき」
kn 「、!びっくりしたぁ、」
kn 「なにどーしたの?」
sm 「心の声、全部口に出てるんだけど」
kn 「え、嘘いつから!?!」
sm 「俺と結婚がどうちゃらみたいなとこから」
…その言い方だと語弊がある気がするが、、まあ見逃そう。
kn 「んーーでも実際俺にその辺の記憶は無いんだよね、」
kn 「みんなのことも、結婚の約束のことも。」
sm 「んーー、なんなんだろうな」
sm 「俺ら結構仲良かったんだけど」
kn 「ほんとになーんにも覚えてないんだよね」
kn 「なんか一周回って冷静になってきたよ俺も」
sm 「ふはっそりゃ大したもんだ」
sm 「、あの頃となんら変わってない」
kn 「なあ、あのさ、」
kn 「俺らっていつ…出会ってたの、?」
sm 「………..」
ドダドダドダドダ
nk 「スマイルゥゥーーーーー!!!!💢」
nk 「お前っお前ぇぇえ!!!」
nk 「っはぁ、声掛けてけよ?!?!」
br 「そーだそーだ!きんさん独り占めとかずるい!!」
sm 「いや俺は声かけたぞ」
sm 「なぁきんとき」
nk 「きんとき嘘つかなくていいからね?!」
kn 「あー、ちゃんと声かけたよ?」
kn 「しかも2回ぐらい」
nk 「嘘だぁああぁ泣」
nk 「ごめんなきんとき、、俺は一刻も長くきんときと一緒にいたいのに、」
sm 「いやそこは俺に謝れよ」
nk 「スマイルくんは呼んでませーん」
sm 「はぁ?」
shk 「はいストーップ」
kr 「お前ら喧嘩しすぎだろ」
みんな-kn 「お前が言うな!!」
kn 「ふはっwwwww」
kn 「なにこれww俺なんかのコント見せられてる?www」
kn 「はーー、、笑 みんなに文句言ってやろうって思ってたのにそんな気無くなっちゃったじゃん」
br 「…笑った、!」
br 「きんさんが笑ってくれたよ〜〜〜泣」
kn 「….え?」
shk 「きんときずーっと真顔だったり、笑っても苦笑いっていうかさ」
shk 「上の空だっただろ?」
kn 「!そんなつもりは、」
kr 「まー待て待て責めてるわけじゃないからな?」
kr 「俺らはきんときが心開いて笑ってくれて嬉しいの!!な?」
kn 「そっか…ありがと。なんか俺も嬉しい」
kr 「そりゃあよかった」
nk 「あ、俺らこっちだけどきんときは?」
kn 「俺あっち」
nk 「じゃあここでバイバイか〜〜」
kn 「そうみたい、だね」
shk 「じゃあなーーきんときーー!」
sm 「また明日な」
kn 「うん、また明日、」
____
なんなんだあいつら、
あんなの、、あんなこと今まで1度も言われたこと無かった。
“苦笑い”、とか”上の空”、とか。
俺はいつだってうまく取り繕ってきたのになんで、、なんで、、っ!
…….でも
kn 「嫌じゃ、なかった、」
kn 「、!」
言葉に出して気づいた。俺は嫌じゃなかったんだ。
それどころかむしろ、、ずっと、、 望んでたのかもしれない。
それと一瞬、ほんの一瞬だったけど何かがフラッシュバックした感覚があった。
見えたのは仲睦まじい様子で遊んでる子供?だろうか、?
ぼんやりしすぎてよく分からなかったが多分そうだと思う。
…..だからなんだって話なんだが、
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!