初投稿
語彙力皆無
DreamtaleとXtaleの二次創作、三次創作かも
OK?👌´-
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真っ白な空間に、別時間軸で集めた建物。
いくら繋ぎ合わせたとしても、偽物。
そんな空間をずっと見つめてる俺も可笑しい奴だ。気分転換に先輩に自分の世界に帰っていいと言われたが、やることなんてない。
暇だから歩き回ってみる。
「おい、お前」
後ろから声をかけられる。
後ろにいたのは、見るからにガラの悪い男のモンスターだった。頭には狐らしき耳が生えていて、尻尾は多く触手みたいにうねっている。
「誰すか、あんた」
「お前がこの世界を作り変えたやつか?
俺は自分の故郷をなくした。何者かの仕業でな?」
「俺だが……」
その瞬間、男の目付きが変わる。
「そうか、それは良くねぇな、お前ら!こいつをいたぶれ!」
男が叫べば、周りから仲間らしき狐男がこちらに寄ってくる。あまりの威圧で、俺は後ろに下がる。
「おいお前ビビってんじゃねぇよ」
「大した事ねぇな(笑)」
「早く殺っちまおうぜ、親分」
「そうだな」
そう言うと、俺に殴り掛かる。
俺は休暇中で油断していたため、あっさりと倒された。
「く……くそ……が……」
「こんくらいなのかよ、もっと強いと思ったわ(笑)」
「連れていくか」
そう言うと、視界が暗転した。
気がつくと、暗く狭い部屋。
周りを観察すると、ベットに横たわっていることがわかった。
「よぉ、お目覚めか?」
どうやら俺はこやつに押し倒されているようだった。
「や、辞めろ!離せ、離せ!!」
「そうはいかねぇんだけどな。とりま、鎌で割いてやる」
グチャっとやな音が響く。
痛い、今までの何倍も痛い。たすけて、だれか、だれか……?
そうか、俺を助けてくれるやつなんて、いないのか
それなら、ずっと、このままでも……
こっちの方が、苦しまないで死ねる……のか?
それなら、この辛い現実を受け入れるより、一生夢の中をさまよう方が、俺にとって楽かもしれないな……
「お前は俺の事、どう思うんだ?」
低く、別の威圧感のある声。そして、懐かしい声。誰だったっけ…
先輩?
俺はついハッと飛び起きる。
俺はベッドに横たわっていて、手や足に包帯が巻かれている。そして、隣に居たのは先輩、いわばナイトメアだった。
「随分と長い悪夢だな、3日間は起きてないぞ?」
「貴方が見せたんですか…?」
「いや?俺はお前が3日前だったっけな、朝俺より早く起きてるお前が起きてこないから、ずっと隣にいた。それだけだ。
ただ、
お前は何故自傷行為をした?」
「え……俺、俺は……なんも……なんも……ぁ……ぇ……なんで……おれ……おれ……?」
「……。」
先輩は言葉を上手く発せれない俺を優しく抱き締めた。
「俺はお前を甘く見ていた。」
そっと呟いた。クロスに届く訳でもないのに。
クロスが寝て3日間。俺は此奴に情を求めてしまった。
クロスが恋しい。欲しい、俺の物。
なんでだろうな。俺はホントの気持ちすら自分で殺してしまっていた様だ。
「なぁ、お前は俺の事、どう思うんだ?」
「お前となら、俺は一緒に死ねる。」
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