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「誰ダお前。ってかなんデ俺のコト知ッてんだ?」


黒いその容姿に目から出た青色の糸。そして周りに出ている「Error」の文字。さらにノイズとかが入った声。うん、明らかにエラーサンズだ。


「ビジット、君、彼の知り合い?相手は君のこと知らないみたいだけど…エラーっていうのかな?エラー、この糸?を解いてくれない?」

「ッテか、コのセカイのニンゲンヲ捕まエておコウとおもッタラナゼかもう糸二拘束さレてた。オマエイッ体何者だ?」


おいおいエラー君。ヒューマンサンズの話を無視するなんて酷い奴だなおい!

というか、なぜこの世界に唐突にエラーがやってきたんだ?十中八九そうだと思うが、この世界を破壊しに来たのか?人間を捕まえようとしていたとも言っていたし、恐らくそうだろうな。

俺はあまり世界を壊すことは好きじゃないからな。そういうことなら阻止させてもらおうか!


「おイキいテンのか」


うぉっ!骨とガスターブラスターに糸。すげぇ弾幕。この家壊れちゃうって!いやいや、そんな事言ってる場合じゃない。やばいって、避けられない…っ!


「ビジット!!」


ヒューマンの声が聞こえる。あぁ、ガスターブラスターが全身を通り抜ける。俺死ぬのか…。せめて原作Undertaleぐらいは拝みたかった…。ガスター博士、すまん、実験失敗っぽそうだ。 俺は覚悟を決めて、思いっきり目をつぶった。









「ハ??」


あれ、なんかまだエラーのノイズの入った声が聞こえる。幻覚か?俺の生きたいという願望が幻覚を俺に見せているのか?やめてくれ、成仏させてくれ…


「え??」


恐る恐る俺が目を開けると、きちんと俺の実態があった。骨でできた手、少しくすんだ青色のパーカー。え、なんであの怒涛の弾幕を受けて生きてんの俺?


「……」


やめてやめて!無言でガスブラ乱射しないで!?もう家の原型ないよ!!あとなんでそんな困惑した表情で打ってくるの!ってかこれもしかして…


「あれ?俺もしかしてこれ無敵??」


いやだってそうだよね。こんなに弾幕受けて死なないわけないもん。ってか自分のHPって見れないのかな。

って思ったら出てきた。

『あなたのHPは0です。』

だってさ。え、俺もう死んでる?まあそっか。詳しいこと話したら過去がバレちゃうから言わないけど、確かに俺死んでると言っても過言じゃないかもな。

ってか、この念じたら出来ちゃう機能いつか事故起こしそうで怖い。例えば「死にたい」とか思ったらいつの間にか死んでそう。あーダメダメ、こういうこと思ったらほんとに死んじゃう!

謎の脳内コントをガスブラ受けながらやってる俺って相当狂ってるな。まあ他にも狂ってるサンズなんて山ほどいるし、別にいいか。

いかんいかん。話を元に戻そう。なんかこのエラーが困惑した顔でガスブラ連射するっていう文、どっかで聞いたことあるなーと思ったらフレッシュサンズとエラーが会った時に気味の悪さで連射してたな。

ふっふっふ、私は無敵だからな。そんなことしたって無駄なのだ!いやでもこんなにガスブラ出してたら周りに被害出るじゃん!やばいやばい、あいつ阻止しないと!


〈ショートカット&プログラム変更:攻撃不可〉


そう念じてみると、あら不思議。エラーの背後を取れちゃった!それにガスブラも出せなくなって混乱してるみたいだ!

ふと右上を見てみると吊るされたヒューマンがまだ居た。おおっと完全に忘れてた。すまんね。


〈プログラム変更:糸拘束解放&エラー行動不可〉


「ナンでダ!?!?ウゴケナイ!!」

「うおっ、っと。糸が無くなった…?」


エラーは半ば叫びながらそう言っていた。まあそうなるわな。


「さて、と。これで形勢逆転だ。大人しくしててもらおうか。」


俺はエラーの前に行きながらそう言った。くぅ〜!1回こういうセリフ行ってみたかったんだよね!!


「…ッ!オマエほんトウにナニモンだ!インクのテサキか!?」


おっと。インクサンズの下僕だと思われてるみたいだな。俺は誰の指示にも従っちゃいない。いやまあ従ってるっちゃ従ってるけど。 とにかく!俺は俺だ。


「インクの手先じゃないよ。お前こそなんでここに来たんだ?」

「俺は…」


エラーは意外と素直に話してくれた。アンチヴォイドでスワップサンズと編み物をしてたら異様なAUの存在を感知して、ここに来たとのこと。 そしてニンゲンとフラウィを始末しようとしたら自分が拘束した覚えは無いのに、俺と全く同じ糸でニンゲンが拘束されており、フラウィはいなかった。

なにかおかしいと思う反面、面白い存在が居そうだと思い、観察しようと思ったところ、イレギュラーの存在を感知し、その場所に駆けつけたら、ここだった。そして、ヒューマンにイレギュラーは感じられなかったので拘束し、俺のことは使えそうだったら使おうと思っていたらしい。

途中途中ノイズが入るせいでめちゃくちゃ聞づらい。


「チカラを見せルつもリで攻撃しタラコノ結果ダ。」

「ふぅん…。なんか唐突にすごい壮大なことを話されて全然ついていけないや。ビジットは分かるなんてすごいなぁ。あ、でもビジットも同じようにそういうことが出来るのか。」


ヒューマンはなにか納得したように話していた。何に納得したかは分からないが。 ふと、エラーの方に目を向けると、そこには動いているエラーがいた。え、なんでだ!?動けないようにしたよな!??


「ユダンシテタ。いつもはコンなコトにはならなイようニ注意しテルのに。ホンキでイカセてもらう」


やばいやばい、どう解除したかは知らないけど、もう一回行動不可にしとかないと!


〈プログラム変更:エラー行動不可〉

〈実行できませんでした〉


え?どうなってるの??もしかして…


「エラー、さてはお前もプログラムコードを書き換えたな!」


エラーはニヤリと笑うとこっちに向かって糸を投げてきた。やばい、死なないとはいえ行動不可にはなる。どうにかしないと。

ヒューマンはというと、左目を水色に、右目を赤色に光らせて赤いナイフを飛ばしたりガスターブラスターを打ったり骨を1000はあると思うほど出して攻撃していた。

エラーはなにか動きにくそうにしていたが、同じようにガスターブラスターや糸、骨を出して応戦していた。

俺もエラーに向けてガスターブラスターや出せるだけの骨を出しまくって攻撃した。




まあこうなるよね。うん。目に見えてた。 エラーは今まで戦いまくってきた歴戦の猛者。初心者の我々には勝てる余地があるはずもなく、俺とヒューマンはあっさり負け、拘束されてしまった。


「さテと。このせカイを壊すのハもっタイないからコウそくさせてモラう。」


殺すのはやめて!俺には家に病気の母ちゃんと8人の子供が腹を空かせて待ってるんだ!とか言おうと思ったけど、元々殺すつもりがないみたいで良かった。

ってかこの家…いやもう家とは呼べないぐらいボコボコに壊されてる。修復作業が面倒くさそうだなぁ…。


「コのセカイ気に入っタ。マたクル。」


エラーはそう言うと『error』のエフェクトを身体中に出し、エフェクトが消えた時にはエラーの姿が見えなくなっていた。


「いなくなったかな?」

「多分な」

「それじゃ…」


ヒューマンはそういうと、手元にコマンドを出していた。拘束されてるせいで手なんて出せないけど。えーとなになに…『セーブ』と『ロード』に『リセット』!? そしてロードの方にハートを動かすと…


「えい!!」


うお。すげえ!ロードのコマンドが光ったかと思った瞬間、世界が一瞬ぼやけて、気がついたら家が元通りになった。


「もしかしてお前、ケツイを持ってるのか?」

「いや、僕のケツイじゃなくて、フリスクとキャラのケツイかな」


もうなんか色々起こりすぎてて突拍子のないこと言われても何も思わなくなってきた。


「それはつまり、フリスクとキャラのケツイを持ってるってことか?」

「そそ。だから僕は今ソウルを2つ持ってるんだ。水色と赤色のね」


目が赤と水色に光ってたのはそういうことか。ってか、それってつまり最強格のチカラを2人分持ってるってこと!?いやでもそれを軽々と倒せるエラーもエラーですごい!


「お前の過去についてもっと色々聞きたいけど、それより今は…」

「…うん。この糸をどうするかだね…。」

「ロードしてもこの糸って消えないんだな…。」


やっぱりそう考えるとエラーの糸って利便性エグいなぁ。俺の作った糸もあんな感じでロードしても消えないんだろうか。マネして作ったやつだし、そこまで利便性は無さそうな気もするが…。


「とりあえず誰かが来るまで待ってるか?ヒューマンパピルスが帰ってくるまでとか。」

「あー。彼ならヒューマンアンダインの家に泊まりがけでロイヤルガードになる特訓をしてるからあと数日は帰ってこないんじゃないかな…。」

「…どうするか。」

「どうしましょうね…。」


エラーの糸をちぎれそうな存在…。epicサンズ?Xガスター?いやいや無理だろ。

…いや、ひとり居た。エラーの糸を切れそうで、対極に位置する存在が。


「ヒューマン、この家にペンキとかあるか?」

「唐突にどうしたの…?ここにはないけど…」

「そうか。それなら…」


〈アイテム生成:ペンキ5色&重力操作:ペンキ5色〉


「うおっ。どっから出したのそれ?」

「まあちょっとな。それよりヒューマン、お前の家汚すわ」

「え?」


ヒューマンの許可を聞く前に、俺はペンキ5色を重力操作で地面にぶちまける。どうせ拒否されてもぶちまけたし、答えなんて聞かなくてもいいが、一応言っておかないとな。


「ちょ、ちょっと!?」

「大丈夫だ、またお前のチカラでロードすりゃいいんだから」

「完全に僕頼りだよね!?」


ヒューマンの事は俺の右側に置いておくとして。俺の予想が正しければこれで”あいつ”が出てくるはずなんだが、どうだ…?

と思ってるとペンキが少し盛りあがり、白色の骨でできた頭が出てきた。これは成功っぽいな! もう少し待っていると、段々とカラフルなサンズがペンキから出てきた。


「ぅぉ、おぉ…。」


ヒューマンサンズは感動が半分、奇妙さが半分のような声を出したとき、目の前には筆を持ち、インクを身体中に着け、スカーフには黒色で書かれた文字がある、「インクサンズ」がいた。


「おえっ…!」

「うおっ!」


インクは出てきたや否や、唐突に黒いインクをはきだした。確か興奮したらインクを吐き出すんだっけか?


「やあやあ。派手にやられてるね。このAUから物凄いチカラを感じたんだけど…君達かな?」

「詳しいことは後にして、まずはこの糸を切ってくれ」

「はいはい、了解。」


インクはそう言うと、背中に着けていた筆を取り出し、ヒュッと一振りすると、糸はあっという間に解けてしまった。


「おぉ、ありがとな」

「ありがとうございます」

「エラーの糸がこんなにも切りにくいなんて…。君達、一体エラーに何をしたのかな?」


いや見てる感じでは凄い楽そうに切ってましたけどね。目で見えることと意識下では全然違うのかね。


「あの…なんて呼べばいいんですかね…?」


ヒューマンは困惑したような表情でインクに聞いていた。ってかいつの間にインクはリビングのソファに座ってくつろいでるんだ。俺もさっきから地べたに座っててちょっと下半身が痛いんだから俺も座らせろ!

話を戻して。ヒューマンはインクとかエラーのこと知らないから急に出てきたりしたら困惑もするか。


「おおっと。これは失礼。私はインクサンズ。君達が存在している世界、UndertaleAUの世界を守護している守護者さ。それにこの筆で色んなものを創造したりすることが出来るんだ。気軽にインクって呼んでくれていいよ。」


ヒューマンはおぉ!という顔で説明を聞いていた。今まで全く説明されてなかったから、初めて細かいことを聞けて喜んでいるようだ。

それからインクはヒューマンに対して様々な説明をしていた。私が管理している世界は元々『Undertale』という物語から派生されたもので、君達のいるこの世界もそのひとつという話だったり、エラーはジェノというサンズから派生した、悲しいサンズであることだったり。

逆にヒューマンもインクに自分のことを話しており、インクは顔を光らせながらその話を聞いていた。


「さて、と。だいたいのことを理解してもらったところで…」


インクはそう言うと俺の方を向き、それに釣られてヒューマンも俺の方を向いた。なんだよ。俺なんか話に飽きてテレビを見てたところだったのに。メタトンのクイズショーを。


「君、名前はなんて言うのかな?」

「俺は…俺の事はビジットサンズと呼んでくれ。」

「分かったよ、ビジット。それで…君はどんな”チカラ”を持ってるのかな?」


俺はなんと答えるべきか迷った。俺自身自分のチカラを分かってないからだ。見栄を張ってなんか適当に言うか?それとも正直に分からないと答えるべきか? 俺が決めあぐねていると、インクが先に口を開いた。


「君のソウルには、Xガスターと同じような、特別感を感じる。エラーと戦う時、君はどんなチカラを使ったの?」

「俺は…念じた。こういうチカラが使えたらな、こういうことが出来たらな、っていうことを念じた。そしたらそれが出来た。まあエラーにそれを攻略されて、お前に助けに来てもらったわけだけど。」

「でも、それが出来た。そうだね?」

「あぁ。でも…」

「君は自分のチカラの使い方がわかってない状態で、エラーの動きをとめたり、攻撃を出せなくしたり、あるいは彼をマネして糸を出したりした。僕でも苦戦するほどのエラーを油断してたとはいえ、一時的に優勢になった。これで分かるかな?君が持ってる規格外の”チカラ”を。」


ホントか?本当なのか??俺はそんな素晴らしいチカラを持っているのか???インクがなんかそれっぽいこと言って俺の事を騙してるじゃとも考えるが。


「かつてXガスターにも見せたものなんだけd…」

「Doodle Sphere、お絵描きの間。この世の想像全てがそこにある。」

「…本当に君には驚かされるね。一体どこまで知ってるのかな…。ついてきて、見せてあげるから。」


インクはそう言うと筆で四角を描き、扉のようなものを書くと、それは本当に扉となり、それをインクは開けた。


「ほらほら!」


俺はインクに手を引かれるがままにその中に入った。ヒューマンも後ろに付いてきた。


「恐らく君は、無意識にプログラムを自分の都合の良いように書き換えることができるようだね。それもかなり強力な状態で。でもその能力には想像力が必要不可欠だ。ここは人々の想像力のたまり場だ。さて、君は一体どうする?」


どうするって言われてもなぁ。どうやら俺の能力には想像が必要で、その想像の量が多く、そして大きいほど強くなれると。ここは想像が無限と言っていいほどある場所。


「…1つ思いついた。」

「へぇ、どんなの?」


後ろからちょこんと出てきたヒューマンが聞いてきた。俺は少し微笑みながら言った。


「この世界にある想像を全て、俺の想像にする!」

「…えっと、ここの想像は君のものじゃないんだけどな…」


インクが戸惑った顔をしながら言ってきた。 おっとすまんすまん。少し語弊があったみたいだ。


「そういう事じゃなくて、俺の想像をこの世界とリンクさせるってこと。つまり、ここにある想像をいつでも俺が見れるってこと。」

「おお!でもそれ、可能なの?」


ヒューマンが後ろから言ってきた。た…確かに。痛いところを突いてくるな!


「さあ…こればっかりは試してみないとな。あ、一応聞いておくが。ここと俺をリンクさせてもいいよな?」

「いいけど…もし悪用でもしたら絶対にでも倒しに行くからね?」


おお、怖い怖い。そんなつもりは無いから安心してくれ。


「それじゃ…行くぞ?」


俺は念じる。


(ここにある想像全てを俺と共有する…)


目をつぶって見えるのは様々な色のインク。俺はそれを掴み取り、するとインクは俺を包んでゆく。

次の瞬間、インクははじけ、無限の想像と変わった。頭の中に様々な想像が流れ込んでくる。

おお…っ!想像が多すぎてちょっと頭が痛くなる。これは慣れるのに時間が必要だな…。


「一応成功したみたいだ」

「おお!さあ、試してみて!なにか新しいボタンが出て来るかもしれない!」


と言われてもな。それっぽい動きでもしてみるか。

俺は手を前へと出し、目を閉じる。すると、全てが暗闇となる。しかし、そこから小さな光がどこからともなく現れ、それが段々と大きくなり、やがて暗闇全てを光が覆う。

俺は手の先になにか熱いものを感じた。 俺は目を開けると、手元には『reconstruction』と書かれた赤色のボタンがある。


「どうやら成功みたいだね!」

「やったねビジット!!」

「『リコンストゥラクション』、再構築ってことか…」


再構築』。俺の持つチカラはこの世界のプログラムを他人には簡単に書き換えられないほど強固なものにして書き換えることができる。それも無意識に、かなり雑でもその時にあった動きをしてくれるらしい。

あれ?これって結構チートだったりする? まあいい。とにかく俺は晴れて『再構築』のチカラを手に入れた。



オマケ

少し時は遡り—


–エラーサンズ視点–


どうして俺はあの世界を壊さなかったのだろう。自分でも謎に感じる。あの時、アイツらには「気に入ったから」と言った。

しかしそれは嘘だ!

誰があんな世界を気に入るか! 最初に訪れた時はすぐに壊してやるつもりだった。でも、気がついた時には何故かあの家にいた。そして、俺は何故かあの”イレギュラー”には攻撃しようとしなかった。

いつもの俺ならすぐに攻撃した。それに、俺と同じ糸を使っているから尚更だ。アイツは俺と同じ存在になり得る、そんなやつは全て排除したはずだった。

なのに。俺は排除していなかった。ならあそこで殺せばよかった。

なのに。なのにだ。アイツは殺せなかった。あの世界を壊せなかった。まるで見えない何かに意識を無意識に操られているように。 一体誰が?何のために?もしくはアイツ自身のチカラ??


「なニガどうなっテルんだ…」


真っ白な空間、Anti-voidに俺の声が響く。 ああもうむしゃくしゃする。どうして俺の大切な時間があんな奴に奪われなきゃ行けないんだ!


–インクサンズ視点–


最近はとっても忙しい。イレギュラーが出てきたり、X-Eventだったり、ものすごい可能性を持ったAUの登場だったり。AUの保護者として、凄く嬉しい事なんだけどね!

名前は忘れちゃった彼は、とても不安定で、そして強大なチカラを持っていた。だからその手助けをさせてもらった、使い方を理解してなかったみたいだからね。

彼には言わなかったけど、見えない何かから保護を受けていた。僕でも気がつけないかもしれないぐらいに隠されて。 彼には本当に謎が多い。今度またゆっくり話そう。新しいゲームの話でもしながら。

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