こんにちは! !
1日過ぎちゃったけど、エイプリルフール!!ということで、エイプリルフールのお話出します!
本当に思いつきなのでどこかおかしい所とかあるかもです…。
桃×赤になります。
設定として、桃赤は付き合ってます。
「最悪のエイプリルフール」
⚠桃×赤⚠
桃side
これは、三年前の事。
三年前の、最悪なエイプリルフールの話。
赤)~♪♬
桃)ニヤニヤ
俺の彼女は今、俺の隣でスマホを見ながら楽しそうに鼻歌を歌っている。
今日は機嫌が良いみたい。
まあ今日は…
エイプリルフールなんですけどね!
きっとりうらはこの調子じゃエイプリルフールな事に気づいてないだろう。
今年のドッキリは、
別れよう。どっきり‼
りうらどんな反応するかなぁ??
桃)りうら~??
赤)ん??
赤)何、ないくん
桃)…ごめん、俺さ、好きな人出来たんだ。
桃)…別れよう。
赤)…ッぇ??
桃)…
赤)…ごめん…ッ
タッタッタッ
桃)!?
桃)ちょ、りうら!?
桃)待って‼
俺が嘘をついた瞬間、君は一言謝って外へと走り出した。
俺の「待って」と言う声何て、君には勿論届いていない。
必死に君を追いかけようと玄関の扉を開ける。
その日は激しい雨が降り続けていた。おまけに夜だから気温も低く、辺りは真っ暗だ。
君は、傘無しでこの雨の中を走り続けているの??
早く迎えに行かないと。
この一心で、俺も傘なんて持つ暇も無しに走り出した。
あの時はこの気持ちと、焦りと恐怖だけが俺の頭の中にあった。
桃)りうら~ッ!!!!!!
君の名を真っ暗闇の中で走りながら叫び続けるも、君の返事は帰ってこない。
ただ、ずっと聞こえるのは今降っている五月蝿い雨音だけ。
桃)りうら…ッポロ
自分が流した涙なのか、今降っている雨なのか解らないほど自分の頬が水で濡れている。
これだけ探しても居ないなら、実家にでも帰ったのだろうか??
いやいや、此処からでりうらの実家まで歩きで行ける訳が無い。
冷静に考えることでさえ出来なくなっていく俺。
段々と一番大切な君が遠退いていく現実が怖かった。
桃)そうだ…っ
桃)スマホ…。
自分のスマホを取り出し、君へ急いで連絡をする。
勿論、既読なんて付かない。
桃)何処に行ったの…っ??
ずっと君を探し続けた。
そしていつの間にか、 夜は明け、雨は止んでいた。
桃)家に…帰ってるかもしれない…っ、
そう思い、家へと歩き続ける。
2人の家へ。
君と俺の家へ。
ここからの続きは、
2話の方でハッピーエンド、
3話の方でバッドエンド
になります。
バットエンドを見たい方は2話は見ず、3話を見ることをおすすめします!
逆にハッピーエンドを見たい方は3話は見ず2話だけ!!
お好きな方をぜひ見てくれると嬉しいです!💕