skfn様曲パロ

初ノベル&初曲パロ！

だから下手でも許してください(´･ω･｀)

注意！

🍍×📢   📢×🍍

他のメンバー出てきません！

あの夏が飽和する

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📢「昨日人を殺したんだ 」

君はそう言っていた

外は土砂降りの雨

君はずぶ濡れのまま、俺の部屋で泣いていた

夏はまだ始まったばかりだというのに君は酷く震えていた

そんな話で始まる、あの夏の記憶だ

📢「殺したのは隣の席のいつも虐めてくるあいつ、」

📢「もう、嫌になって突き飛ばしちゃって…打ちどころが悪かったんだ」

📢「ここにいたら周りに迷惑がかかるからどっか遠いところで死んでくるよ」

そんな君に俺は言った

🍍「じゃあ俺も連れてって」

そう言うと君は嬉しいような悲しいような顔で微笑んだ

そうして俺たちは財布をもって、ナイフも持って、携帯ゲームもカバンに詰めて

あの写真も あの日記も

今となっちゃもういらないさ

📢「じゃあ、行こっか笑 」

人殺しとダメ人間の君と俺の旅に

そうして俺らは逃げ出した

この狭い狭いこの世界から

🍍「ねぇ、いるま」

📢「どした？」

🍍「家族もクラスの奴らも何もかも全部捨ててさ」

🍍「遠い遠い誰もいないところで2人で死のうよ」

📢「………」

🍍「この世界に生きる価値なんてない」

🍍「人殺しなんてそこら中に湧いてるじゃん笑」

🍍「お前はなんも悪くねぇよ」

📢「…そうだよな笑」

📢「ずいぶん遠くまで来たな」

🍍「ド田舎じゃん笑」

📢「親からなんか来た？」

🍍「1ミリも来てないわ笑」

📢「俺もだわ、仲間じゃん笑」

🍍「次どこ行く？」

📢「あっち行こうぜ！」

君は線路を指さした

🍍「しゃあ！行くぞー！」

📢「なつ」

すると君は手を差し出てきた

🍍「お客様困ります、お触りは当店では禁止となっているんです、」

📢「うるせ、手繋ぐぞ 」

🍍「あっれれー？いるまくん照れてるー？ 」

📢「もう、うるせぇな！！手繋がないぞ！」

🍍「はいはい、おてて繋ぎましょうねぇ」

君の手を握った時

微かな震えも無くなっていた

🍍「俺ら普通に線路の上歩いてるけどだいじょぶそ？」

📢「大丈夫だろ笑」

📢「それよりもっとやばいことしようぜ笑」

🍍「金とか盗んじゃう？笑」

📢「いいじゃん！笑」

📢「ほんとにやった笑」

🍍「これで俺ら完全な犯罪者だな笑」

📢「金取ったやつの顔みた？笑」

🍍「見た見た！すっごい間抜けな顔してたわ笑」

📢「まじでおもろい笑」

今更怖いものは俺らにはなかった

今となっちゃもうすべてどうでもいいさ

📢「辺り1面森、完全完璧迷子ですね」

🍍「今の心情をお願いします」

📢「腹減った」

🍍「それなー！まじ腹減った」

そうして近くの倒木に腰掛けた

そして俺は呟いた

🍍「いつか夢見た優しくて誰にでも好かれる主人公がいたら汚くなった俺たちも見捨てずにちゃんと救ってくれるんかな…」

📢「俺はそんな夢はとっくのとうに捨てた、だって現実を見ろよ」

📢「シアワセの4文字なんてなかった、今までの人生で思い知ったじゃないか」

🍍「…まぁ、そうだな」

📢「この世界の人々は全員自分勝手だからな笑」

📢「もう真っ暗だな」

🍍「あ！見て蝉！」

📢「蝉なんてどこでもいるだろ」

🍍「そっかそっか笑」

🍍「あとさっきから視界ぐわんぐわんで気持ち悪いんだけど」

📢「俺もだわ」

🍍「そろそろ死ぬんじゃね？笑」

📢「そうかもしんないわ笑」

さっきから警察らしき人達が騒いでいる

📢「警察追いついて来てるじゃん笑」

🍍「お前が疲れたとか言うからだろ笑」

📢「ごめんごめん笑」

ふと君はナイフを取りだした

📢「なつ、」

🍍「どした？」

📢「お前が今まで傍にいてくれたからここまで来れた」

🍍「いるま、？」

おれはとてつもなく嫌な予感がした

📢「だからもういいよ、もういいよ」

死ぬのは俺一人でいいよ

そして君は首を切った

まるで映画のワンシーンだ

白昼夢を見ているような気がした

🍍「いる、ま……？」

警察「おい！いたぞ！」

そして俺は羽交い締めにされた

🍍「いるま、！いるまぁ゛！」

🍍「離せ、！離せよぉｯ！！ 俺もいるまと一緒にいく！」

警察「落ち着け！」

🍍「やだｯ！俺一人じゃ生きてけない！！置いて、いくなよぉｯ ！！勝手に一人で死ぬんじゃね゛ぇ！！」

🍍「いるまぁ゛ｯｯ！！」

たくさん泣き叫んで気づけば俺は捕まっていて

どこを探しても君がいなくて

君だけが、どこにもいなくて

そして時は過ぎていった

ただ暑い暑い日が過ぎてった

家族もクラスの奴らもいるのに

なぜか君だけはどこにもいない

あの夏の日を思い出す

俺は今も今でも歌ってる

君をずっと探しているんだ

君に言いたいことがあるんだ

九月の終わりにくしゃみして

六月の匂いを繰り返す

君の笑顔は

君の無邪気さは

頭の中を飽和している

誰も何も悪くないよ

君は何も悪くはないから

もういいよ

投げ出してしまおう

そう言って欲しかったのだろう? なあ?

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(  ^ ^;)ｽｩｩｩｩｩ⤴︎︎︎

最後の方クソ適当ですね笑

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