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「何しようとしてたっけ」
彼女はベットに寝転がっている。
周りには飲み物の缶が転がっている。
〆切に追われている現実から逃げているだけである。
あゝ、私は悲劇の少女…私は何も発言することが出来ないのに、上の人間は私に色々押し付けてくる…私はなんて可哀想な少女なんだ…こんなに可哀想なんだから、ジャンヌダルクも慰めてくれるでしょう…
「はいはい。そんな詩的な文を作る暇があるなら、早く描き終わってください。」
扉の外から声が聞こえる。
「いやだ〜つかれた〜あそびたい〜!」
「ダメです!」無慈悲だ…
「いやだ!ヤダ、やだやだ、やだやだやだぁー!!」
「あぁ、もう…!書き終わったら出してあげますから、早く書いてください!私だってヤですよ!貴方の監視役するの!」じゃあ、出してよ…
私は閃いた。
「ねえ?キミ?」
「…なんですか、急に大人しくなって。怖いですよ?」…ここを出たら、まず、君をぶっ飛ばすことにしよう…
「取引をしないか?」私は平然を装って言った。
「はぁ…今度はなんですか。」
「何も言わないということはYesってことじゃな?」
「はいはい。どうぞ、続けてください」いちいちムカつく野郎だな…
「私をそt…」
「ダメです。」
「まだ、言ってないのに…」
「ダメったら、ダメです。ルールは守ってください。」
「…ケチ」
「ルールなんですよ!仕方ないでしょう!」
私は怒られてしまった…
「…どうして、私ばっかりこんな目に…(グスッ)」
「それ、嘘泣きですよね…?」バレたか。
「はぁ…言っときますけどねぇ…!」なんか始まりそう…
「こうなったのは貴方の所為ですからね!?」
「貴方、サボりすぎて〆切である*デッドライン*を破って、予備用の第2〆切すら破ったんですよ!?そりゃ、クリエイターズルームに連行されますよ!」
「…え?閉じ込められたのは、私が遊びすぎた所為…?」
「そうですよ!だから、ただの自業自得です!」
目の前が真っ暗になる。(元から暗いが)
ツラい。
まるで、狭い部屋に閉じ込められて、一つのことを強要させられているようだ…
「全く、その通りです。狭い部屋でそれだけを強要してます。」
「それって、拷問じゃ…」
「いえ、拷問でなく、管理です。」
言い訳だッ!
「言い訳じゃないです。放っておいたら、貴方のような人は遊び呆けるでしょう?」
「…は、はい。」
「そのためのシステムです。何か質問は?」
「ナイデス。」
「じゃあ、早く終わらせましょう!」
「ハイ、がんばります…」
…この生活はもう少し続きそう…。