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莉緒

「嘘…でしょ…」


莉緒

「後…何年ぐらい…ですか…?」


医師

「…もって…2年ぐらいです」


莉緒

「…(皆に…なんて言おう…)」


莉緒

「…そうですか……わかり…ました…」


医師

「我々も最善の手を尽くします…」


医師

「では…」

________________


莉緒

「…どうしよ(皆になんて言えば…)」


莉緒

「…(そうだ…)」


莉緒

「(今までよりも、仲良くして)」


莉緒

「(最後の日だと思って…)」


莉緒

「皆と、すごそう…」

________________

学校…


ガラッ


莉緒

「おっはよ〜!!」


皆「!?」


シャオロン

「はッ?!莉緒?!なんで…そんな元気…?」


莉緒

「は?何いってんの〜w」


莉緒

「ずっとこんなんじゃなかったっけ?w」


シャオロン

「いやいやいや!!!昨日まで…」

________________

莉緒

「…どうも」

________

莉緒

「は?だから?」

________

莉緒

「私に関わらないで…」

________________


莉緒

「は?何言ってんねんw夢でも見たんちゃう?w」


シャオロン

「えぇ…?でも…確かに…」


莉緒

「あ、いっけね。本借りたまんまだわw」


莉緒

「ちょっと返しに行ってくるわ〜!」


ガラッ


ゾム

「…莉緒ってあんな性格やっけ」


シャオロン

「いや…みんなに対して冷たい感じじゃなかったか?」


チーノ

「なにか…あったんでしょうか…?」


ショッピ

「???」


コネシマ

「急に元気だよな…」


ロボロ

「おん…突然と…」


エーミール

「一体…」


「まぁ、そういう時期ちゃうん?」


「せっかく親しそうやし、仲良くしてみる?」


シャオロン

「まずこの困惑を落ち着かせてからでもええか?」


「あ、はい」

________________

莉緒

「…(そう…明るい性格になって)」


莉緒

「(今までできなかったことを…する…)」


莉緒

「(そうしたら…最後。幸せかな…)」


莉緒

「…(先生には言ったけど…)」


莉緒

「(皆に言ったほうが良いとかは…あったな…)」


莉緒

「(でも、余計皆心配するし…)」


莉緒

「(言わないほうが正解でしょ…)」


莉緒

「さて…戻るか…」

余命2年の私―――。

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