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時が過ぎる度に不安定になっていく君、俺はどうすれば救える?
青)赤くんまた飲んでるから早くみんな来て
まただ、また赤を失いそうになってしまう
そう感じた俺は薄いパーカーを羽織ってすぐさま家を出て赤の家へと向かった
赤の家へと着いた時に俺は絶望した
必死に赤が殺してと泣き喚いていたり、何度も何度も薬を飲もうとするのを青が落ち着かせるように止めていた
青)赤くんそれ飲んじゃダメなんだよ
赤)じゃあ殺して!!!
俺に気づいた青が赤を落ち着かせるように病院から貰った薬を飲ますから手伝ってと言われ手伝う
桃)あかー、大丈夫大丈夫おいで
赤)ぅう”っ、泣
青)赤くんちょっとだけ落ち着ける薬飲もっか
桃)寝た?
青)うん、寝たよ
桃)そっか
その後は赤を見守りながらメンバー全員が揃うのを待っていた
)…くん、赤くん
紫)おはよう、大丈夫?
赤)紫ーくん?うん、大丈夫
黄)赤、おいでハグしよ
そして赤は黄に飛びついていきそれを離さないように黄が強く抱き締めていた
黄)赤はしばらく僕と一緒に暮らそっか
赤)なんで、おれ1人でやっていけるもん
黄)どこが?
少し怒り口調で黄が疑問を言葉にしたから少しだけ赤が黄から離れた
黄)1人で死のうとした人は誰?赤だよね
その言葉を放ちながら赤を自分の方に寄せ、目の合わせない赤に無理やり目を合わせようとした
赤)なんでそんなにおれの事生かすの
橙)それは赤が大事だからやで
普段から辛さが分かり合える2人、その辛さがよくわかる橙が言葉を放った
赤)おれは、生きてても意味ないと思ってる、だから死んでしまおうっていつも思っちゃうの、ごめんなさい
その言葉を赤は俺らに放った、死ぬことを否定しない君、救いたい、届く距離にもいるのに救えない俺たち。
桃)俺は赤を救おうとしても救えない、それでも俺は赤と生きたい、そのためだったら俺はなんだってする、赤が死なない為に一生俺の隣に居させるつもりだから。
そう、赤は俺の隣に一生居ればいい、赤が離れようとしたら全力で抱きついて涙を流しているだろう。
翌朝隣で寝た赤はまだ眠っていた、寝顔にどこか幼さを感じ謎に安心した。
赤の左側で眠っていた黄は起きていて寝室にはいなかった、俺は様子を見にリビングへ向かった。
黄)桃くんおはようございます
桃)おはよう、何してんの?
黄)赤をどこも行かないように監禁しようかなと
桃)え?
黄)嘘です嘘です笑
ただ、赤をどのようにしたら守れるかなって考 えてました。
赤が楽なように生きていて欲しい、そんな願いが俺達にはある、でも今の赤は1人で居させるのは絶対に危険なのだ、また何が起きるかが分からない。
桃)そうだな
そんな言葉を返して俺は寝室へと戻った。
桃)赤起きたの、おはよう
赤)ももくん!おはよう!
まただ、また今日の赤は様子がおかしい。
明らかに小さい子みたいな喋り方だ、こんな時の赤は何を仕出かすか俺たちには分からない。
でも、ただ1つ必ずやるとしたら薬を大量に飲むことだ。
桃)赤、何探してるの
赤)ももくん、おれのお薬どこにある?
桃)わかんないや、でも今は必要ないよ
赤)そっかぁ
分かりやすくしょげる赤、まだ理性が効くからまだ大丈夫。
桃)赤リビング行こっか
赤)うん!いく!
黄)おはよう赤、よく寝れた?
赤)黄ちゃんおはよう!寝れたよ!
様子の変化に気づいた黄は赤を抱きかかえ膝に乗せた、きっと歩かせないようにしたのだろう。
どこにも行かせないように
しばらく時間が経ち夕方くらいになり赤の精神状態が一気に悪化した、直ぐに玄関に行き逃げ出そうとしたり薬を沢山飲んじゃったり泣き叫んだり
赤)ぅ、”…っ
危険を悟った俺たちは必死に赤を守った、別に何かから襲われてるとかそんなものでは無い。
赤が怖がっている恐怖の原因は俺達にはまだ理解ができない、だから赤を押さえつけることしか出来ない。
耐えきれなくなった黄が落ち着かせる薬を使った、あまり医療を使いたくなかった俺たちは最終手段だった。どうしても落ち着かない時はこうしないといけなかった。
黄)僕は君のこと守るよ、だからしょうがなかったんだよ、ごめんね、こうするしかないの。
この薬は青が使ったのとは違い薬が赤を操るよつな感じにする、だから赤は操り人形のようになってしまう。
目覚めた君は無気力で何もかも失った人形に見えた。そして赤は俺たちのことを怖がった。
いちばん最悪なパターンが今起きてしまった、こうなったらもう何も効かなくなる、だから殴って気絶させるしか無かった。
でもそしたらいつもの赤に戻ると信じた
信じた通り赤は普通で安心した。
やっぱり赤はいつも薬に操られているかもしれない。
だから救えないんだ。
fin.
お久しぶりです、この作品こんなラストにするはずじゃなかったんですけど気づいたらこうなってました許してください!