どもー!!プーメルですぬ🐏キラリンッ
ぬふふ…とドヤりたいものの、不安半分が現状でありますぬ🐏🫥
何故かって…?勿論決まってますぬよ、日本を代表するのは富士山というぐらい決まってますぬわ🐏
何せ!!連載途中に新作を出すという夜にラーメンというぐらいの罪悪感があるからですぬ🐏🔥🔥🔥
まぁ、はい、仕方ないよねッ☆
ぐらいのテンションで、頑張って上げて行けたらなと思いますぬ🐏😉
では!駄作の世界へどぅぞぬ🐏👋
………!おっと、失礼しました!
ゴホン、皆さんお目にかかります!僕、中島敦と申します!
……えっ!知っているんですか?!厭ぁ、嬉しいですね!って、そんな事云ってる場合じゃないか…えぇっと、確か、…あ、有った…
えーとですね、皆さんの身近に可愛いって思う存在って居ますか?
……うんうん、まぁですよね!大半は居ますよね!……え?何でこんな事を聴いてきたのかって?まぁ其れはこの話にも関係してくる事だし、矢ッ張り一番は僕に関係してって、痛っ…!?
一寸!……さん行成叩かないで下さいよ!………うっ、済みません…、ほんの少し調子乗りました…。
…皆さん大変お見苦しい所をお見せしましたね…えっと…あぁそうそう、まぁこの話にも関係有るんですけど、てか其れが一番の理由ですね!
……え?僕には居ないのかって?勿論居ますよ!
その人は僕の恩人であり先輩でもあるんです!
……え?その人の事について知ってるって?
…え” っ … えぇぇぇっ…あ、え?あれ、も、若しかして、え、エスパー…?はっ!其れか人の心が読める異能力者?!
…違うって?…あはは、ま、まぁ僕も冗談ですよ!あははは…(汗)
ゴホンッ…ま、でも、その人は僕の、僕にとって可愛い存在であり、恩人でもある偉大なる先輩なんです!可愛いくせしてとっても可愛、じゃなくて、頼もしいんです!いざと云う時吃驚する程頼り甲斐があるんですよ!
……あ、そろそろ本題に入らないとですね…
…え?これが本題じゃないのかって?
いやいやこれはあくまで前々置きの話ですので!今から本題に入るんです!
あ、ちなみに、その人の名前は___
「だぁぁぁざぁぁぁいぃぃ!!!」
お昼前の事である。社内には御立派な怒声が広がっていた。その声の主は 国木田 である。
然して、その怒声を浴びる対象者に成っているのが、中島にとっての可愛い存在である 太宰 であった。
太宰は社員一の遅刻魔で在り、と云うか遅刻常習犯である。
名の通り今日も今日とて遅刻で出社して来た太宰に対して恒例の国木田説教が始まる。
まぁ太宰はお構い無しに自身の作業机に向かい座るや否や机に向かって顔を伏せる。
国木田説教も何時しか終わって暫くした頃。
太宰の様子を伺っていると、微かに寝息が中島の耳に入った。
そんな太宰を見て中島は思った。
(今更だけど、此の人の精神って異常だなぁ…)
現に目の前の国木田は打つ手を辞め、顔を曇らせながらブルブルと肩を震わしていた。
其れを見た中島は、これは拙い、と本能的にそう感じる。
此の儘では火山 (=国木田) が噴火してしまう。
探偵社と自分に危機が迫ると察知した中島はせかせかと太宰に小言を掛ける。
「太宰さん!起きて下さい!此の儘では国木田さんが…、あわわわ…」
隙間風も何も風すら吹いてない筈なのに、何故か国木田の毛先が触覚のようにうようよと浮上している。
中島は取り敢えずと言わんばかりに、太宰の肩をゆさゆさと軽く乱暴に揺らす。其れに太宰はうぅんと呻く。
「なあに敦くーん…」
「何じゃないですよ起きて下さい!」
「ええぇぇ…、私眠ーい…」
「お願いしますってば…!!!此れ以上国木田さんを怒らせないで欲しいです、僕の手が追い付きません!」
「……仕方ないねぇ、んっふあぁ…」
中島の必死な哀願によるものなのか、間を空け悩む仕草をした後、一つ欠伸をし、溜息を一つ。
「まぁ敦君がそこ迄云うならして上げようじゃあないか 」
「何故上から…」
とは口にしたものの、しない寄りかはましか、と思う中島であった。
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報告書等の紙媒体を机にトントンと一通り綺麗に整え、終わったと安堵し一息吐く。ふと時計に顔を向ける。針は丁度十二時を指していた。もうお昼か、と中島が呟いた瞬間グゥとお腹が鳴る。
「お腹空いたなあ」
「おや、もうお昼か。敦君の腹時計は正常だね」
隣りから明らかに可笑しがる様な口調で揶揄って来た太宰に中島は、羞恥で一瞬の内に頬を赤らめる。
「馬鹿にしないで下さいよ!」
「おや、心外だね、馬鹿にしたつもりは無かったのだけれど」
「そうですか…て事で僕、お昼食べて来ます」
「?持って来て無いのかい?」
「今日は遅刻しそうだったんで、用意してないんですよ」
そんな中島の言葉に何を思ったのか、太宰は目を見開いた後、信じられないと云った顔で中島を見乍ら
「敦君、君…お昼ご飯を遅刻しないように放ったらかすとは…遅刻の一つや二つぐらい君がしてしまっても問題は無いだろうに」
「貴方が其れを云ったら説得力有るんですから…云い返せませんね、はぁ…」
「ふふふ、其れじゃあ敦君も是非遅れて出社をして見給え」
そんな中島と太宰のやり取りを傍らで聴いていた国木田は太宰を思い切り引っ叩く。
「阿呆!これ以上遅刻者が続出して仕舞えば探偵社だけじゃない、この街の人々にも迷惑が掛かるだろうが!何より俺の予定がある狂って仕舞うわ!」
国木田は太宰の砂色のコートの裾を鷲掴みながらそう云う。が、
「私は別に困らないけどねえ、其れに何より、国木田君が未知なる苦悩のうえ血を吹いて倒ればそれはそれで面白そうじゃあないか!」
あははと上機嫌に謳う太宰の周りに彩な花が幾つも浮遊しているのが見えた気がした中島であった。
「貴様は俺を過労死させたいのか!」
「違うちがーうそんな事させる訳がないだろう?」
「理由も無しに人を甚振るな!」
「むっ…甚振るなんて、この紳士な私がする訳がないのだよ!」
太宰は頬膨らませ乍ら国木田に云い放つ。そんな云い合いを傍らで見ていた中島は突如呻き、胸を抑えた。そんな中島を漫画のコマにしていたら、集中線が一杯で何も見えなかっただろう。見えたとてボヤけている筈。
(今 「むっ」 って云った… 「むっ」 って云ったあ”ッ!!可愛すぎですよ太宰さああん!! )
此処で前置きの話と繋がるが中島も彼の芥川と同じ、大の太宰好き(ヲタク)で在る。
突然何も云わず (呻き声は上げたが) 机を拳でドンドンと叩く中島に太宰も国木田も云い合っていた事は忘れ、其方に顔が向く。
「あ、敦?」
「敦君…?どうしたの?」
国木田に至っては中島の異様な言動に恐縮してしまったのか中島の名前を呼ぶも機械のように片言に成っている。太宰は太宰で、少々引き気味である。この事で中島の印象が変わったのは可哀想にとしか云えない。敦、自業自得ではあるがどんまいである。
「はっ、す、済みません!何でも有りません!」
名を呼ばれ我が戻ったのか瞬時に椅子に立ち上がり、何度も礼を繰り返す。他所から見れば上司二人に新人が強制的に謝罪を申し出ている、所謂モラハラと云うやつに見えてしまうだろう。
「敦君、若しかしたらお腹が空き過ぎているのかもしれないね、大丈夫かい?」
中島の異様な行動は空腹だからと勝手に結論付けた太宰は一人頷く。国木田も太宰の勝手な結論に納得いったのかあぁと一人頷く。
「そうだな、もうお昼だしな。
俺もそろそろお昼にしようか、手帳にも書いてある時間と同じだ。理想通りだな」
例の手帳を見詰めた後、理想通りだったのか、御機嫌に成りパタッと静かに閉じる。
「あれ、国木田も食べに行くの?」
太宰は国木田に訊く。
「ん?嗚呼、今日は近場の喫茶店で見通したい資料が有るのでな」
「えぇ、なら此処でも良いじゃないかあ」
確かに、と中島は思った。
「良くあるもんか!此処に入れば貴様が邪魔してくるせいで集中も出来んわ!」
(此れは国木田さんが正しいな…)
中島の中で太宰寄りも国木田の割合が一気に増えた。
「何で邪魔する前提なのさ!」
「貴様だからだド阿呆!!」
「…ちぇっ」
国木田は、国木田君のケチだの真面目人間だの好き放題云う太宰は構い無しに外食の支度をする。
中島も国木田に倣って支度をする。
「あーあ、二人が出ていったら此処は私だけに成るじゃあないか、ひとりぼっちに成って仕舞うね…」
社長と江戸川は仕事で遠出、谷崎兄妹と宮沢は依頼の件。与謝野と泉は買い物。
そして追加に中島と国木田は外食。そうとなれば探偵社に残るのは太宰唯一人。
中島は動かしていた手を止め太宰を見詰める。
『ひとりぼっち』
そう呟いた太宰の瞳は何処か虚しさを感じさせていた。
「…そう云えば、太宰さんはお昼食べ無いんですか?」
「私かい?」
「お前以外に太宰という奴は居らんぞ」
国木田が咄嗟にそう呟く。
「私基本お昼は食べないのだよ
何せ、どうすれば苦しまず痛みを感じず死ねるのか、最適な自殺法を考えるのに必死でね」
キリッと至って真剣だと訴える顔で云う太宰に矢ッ張り何時も通りだな、と思う中島であった。
「でも、ご飯食べないと体力付きませんよ」
「敦の云う通りだぞ太宰。お前ちゃんと三食食べているのか?…食べてないな」
太宰を見るや否や前言撤回した国木田は思い溜息を一つ吐く。
「あ!其れじゃあ僕と一緒に食べませんか!」
「…善いのかい?」
パチパチと瞬きしながら中島に問う。
「えぇ勿論!」
「ほぉぉ…敦君ったら太っ腹ぁ」
「敦、お前は太宰に甘いな」
国木田は少々呆れた云い草では有ったが、食べないよりかは善いかと思った。
太宰は身長の割には体重が軽い方であった。良く云えば華奢。悪く云えば不健康者。
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レトロな雰囲気のある洒落た喫茶店。
「此方プレミアムパンケーキとミックスサンド、紅茶が二つです。伝票は此方に入れときますね」
「有難う御座います!」
「ごゆっくり」
女性店員は微笑み、また違う席へ品を運んで行った。
「厭ぁ彼の人はとても美しかったなぁ。食べ終わったら心中にでも誘おうかな」
「辞めてくださいよね!出禁にされるのだけは勘弁ですっ」
場所は違えど美人が居れば直ぐ様心中しないかと誘う太宰に中島は止める。
「ちぇっ、敦君ってば真面目だよね」
「貴方もしっかりしてくれば真面目の類に入るんですよ」
「私は至って真面目だよ?」
「…そうですか」
こうなればもう無理だと中島は太宰と共にしてきて十分判っていた。だからもう反論するのは辞め、頼んだものを手に取る。中島はミックスサンド、太宰はプレミアムパンケーキ。
「にしても善かったんですか?」
「?何が?」
「昼から甘いもの食べて」
プレミアムパンケーキは皿に2枚、横に並べてあり、其の一枚が分厚く、だがとてもふんわりとして綺麗な狐色、トッピングは生クリームの上に苺や蜜柑、桃にキウイが乗せられ、シュガーが振り掛けられていた。
ミックスサンドは皿に五つ、パンにバターの風味が感じ、レタスやハム、赤茄子に鰐梨、様々な具材が色鮮やかに挟まれている。
此の上二つは此処の喫茶店では人気のある品書きらしい。
「私は結構……いや、何でも無い
でも食べれるし問題ないよ、其れよりも、此処の喫茶店の事詳しいね」
「以前ナオミさんに教えて貰ったんです!此処の喫茶店とても美味しいものが有るとか!其れで気になって」
「そうだったんだね」
確かに今迄食べた中では美味しい、と太宰は思った。
「……」
「あの、敦君?」
「ぇ、ぁ、っあ、はい!な、何ですか!」
「いや、その…私の顔に何か付いているかい?」
「い、いえ!別に」
「そう?」
にしては凄いジロジロと見てくるなぁと太宰はパンケーキをナイフで切り、フォークで刺して口へ運ぶ。
(太宰さんって、食べ方綺麗だなぁ)
器用な手先でパンケーキを切り、頬張るも口周りには生クリームも何も付いていない。
中島はついその動作に食べる事も忘れる程見蕩れる。
普段の太宰からは余り考えうる事が出来ない程上品で、かつ
(其れに頬張る太宰さんも可愛すぎる)
である。
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おかえりんごですぬ🐏
てか一日二作品も出すなんて読者様も吃驚の事でしょうが私が多分一番びっくりですぬわ🐏
いやぁ、太宰さんって上品だと思うんですよね。てかもう事実なんですぬよ🐏
私も見習ってあんな上品に生けて生たらなんつってな((((
もう穢れてる身として無理でしたぬ🐏✨️
てことで次回作まで(未定) お待ちしてくださいぬ🐏
グッドバイヌヤヤヤヤヤ🐏👋
コメント
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本当マジで 上品と言ったらだざむ、だざむと言ったら上品 の連鎖ゲームが始まる