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「つまりそれはオカルトを信じない者がいるということだな」
「そういうことです!」
「無理もない。オカルトなんて非現実的なんだ。疑われて当然だ。だがオカ研として信じてもらいたいところだ。ここは我々も協力しよう!」
「こちらとしても、オカルトについて何か掴めますしね」
ナオキに付け足すトウヤ。
「別にそこまで大事な訳では無いのだけれど…手伝ってくれるのなら、お願いします」
「もちろんです!」
「それじゃあトウヤ、俺とレオは少し学校に戻るから、内容をざっと何でも屋の方たちに聞いておいてもらえないか」
「わかった」
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「それじゃあ手伝ってほしいことは、幽霊を信じない人達が押し寄せて来るのよね。相談料としてお金が貰えるからその点は嬉しいのだけれど…なんというか…」
「めんどくさいのよね!」
口ごもっていたサトとは代わり、正直な感想を伝えるミコ。
「そう。私達は他にも解決しないといけないこともあるし、その人達をどうにか追い払ってほしいの」
「そういうことだったら、全然構いませんよ」
「じゃあ、お願いします」
「はい。その代わり、交換条件として。幽霊について知っていることを教えて欲しいです」