クロと気まづい関係になってから
1ヶ月たった。
季節はもう夏。
合宿の季節になってきた。
いつになったら前みたいに戻れるのかな
顧問「よーし例年通り合宿やるぞ。」
「場所も変わらず森然でやるぞー。」
音駒「はい!/ういっす!」
顧問「じゃあ出発するぞ」
音駒「おねがいしまーす!」
赤葦「孤爪。久しぶり」
『久しぶり』
赤葦「さっきの試合見たけど
黒尾さんと何かあった?」
『実は………』
赤葦「んー、何かすれ違ってる気がする」
「孤爪は黒尾さんとどうしたいの?」
『前みたいに話したい。』
赤葦「その気持ち伝えてみたらどう?」
『そう、だね。わかったありがとう』
赤葦「うん。」
声かけるだけ、
名前呼ぶだけなのに、緊張する。
『ッ……ク、クロ』
「何ー?」
やっぱり、、、つめたい。
何かしたのかな。
でも言わないと。
『…ちょっと来て欲しいんだけど。』
「いいよ」
『あのさ、』
「うん」
『なんで最近クロあんま話してくれないの?』
「…それは、」
『…言わないとわかんないよ。』
「…ッ研磨が言ったんだろ。」
『ごめんわかんない、』
『なんの事?』
「俺が、研磨にすきって伝えた時に
きもちわるって、研磨言ったよな、」
『…え???』
『ちょっと待って』
『クロが言ってた好きって、』
「恋愛の好きだよ。」
『そ、そっか。』
「でもきもちわるいんだろ?」
『ちがう、ッ』
「何が違うんだよ」
『俺、そのときパニクって考えすぎて
気持ち悪くなっちゃって』
『それでそれで……』
ポロポロ
あれ、俺なんで泣いてるんだろ、
「え、ちょっ、研磨!? 」
「ごめん悪かった。!」
「それで、どうした?」
嗚呼、いつものクロだ。
俺の求めてたクロだ、
『それで、、きもちわるいって
言葉にでちゃったのかも、無意識で。』
「そういうことか、」
「今まで悪かった。」
『クロは、悪くないよ、』
『勘違いさせるような事してごめん』
「笑笑、研磨も悪くねえだろ、」
『そう、、なのかな笑、』
「そうだよ。笑」
「つかさ、研磨」
『ん?』
「前研磨が言ってたよな、」
「なんでここまでしてくれるの?って。」
「それ俺も聞きたい。」
「なんで研磨は俺の為に、泣いてくれたの?」
あれ?なんでだろう、
誰かとクロの距離が近かったら
もやもやはするけど、
なんで人の為に泣いたんだろう?
赤葦にまで相談して
『わかんないけど、』
『クロが他の人と距離近かったら
もやもやして、』
『クロと話せなかったら少し寂しく、なって』
「それってさ、俺の事好きじゃないの?」
『好き、、なの、かも?、、』
「なんで疑問形?、笑」
『だって俺恋愛したことないし、』
しかも男が男に…なんて。
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コメント
18件
初コメ失礼します、!! お話が最高すぎる… 本当に書くがうますぎて手が震えてます…尊敬します!!
ノ ベ 書 け る の 羨 ま し い ん で す け ど ッ ッ ! ! 🫶🏻 黒 研 初 め て 読 ん だ ん で す け ど 、 沼 り ま す ね … 👓 💕
あかーしナイスすぎて好き!!(?)そしてやっとクロの勘違いが解けましたね…!!はー尊い!!