キャメさんが家に来たのは、1週間後のことだった。
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1週間後__
まちこりーたside__
❤️「相談したいことがあるんだ」
そう、徐にキャメさんは口を開いた。
「相談」。その言葉に私達は顔を見合せた。
仕事のことか、それとも単なる事細かな悩みか、それとも……
❤️「りぃちょくんのこと、で……」
予感が当たった。
💚「りぃちょが、どうしたの?」
❤️「……、なんか様子がおかしくて」
💜「様子がおかしいっていうのは、どういう感じで?」
❤️「…知ってると思うけど、りぃちょくんとは1週間に一回くらいは夜中にゲームするんだけど…」
❤️「1週間前、ゲームして、その時なんか、こう……話し方?が……」
❤️「上の空……そう、上の空で、普段あんなに上手いのに全部エイム外してて…」
❤️「昨日もするはずだったんだけど、通話来なくって…」
💜「体調が悪いだけじゃなくて?」
そうじゅうはちが口を開く。
同感だ。
キャメさんは少しばかりりぃちょに対して過保護なところがある。
❤️「いや…それが連絡も返事なく、て……」
また、じゅうはちと顔を見合わせる。
連絡も帰ってこないとなれば相当なのかもしれない。
2人揃ってスマホを取り出す。
💚「一応連絡してみたけど…」
💜「寝込んでる、とかだったら心配だよね…」
❤️「そう…それで、りぃちょくんの家行こうかと思ってたんだけど…2人も、来る?」
💚「……、やめとく、」
💜「うん、私も、……りぃちょ、疲れるでしょ」
❤️「…そっか、……うん、そうだね、」
❤️「また、どうだったか言うね、」
💚「うん、ありがと」
少しだけ、悪い予感を感じながらキャメさんを見送った。
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【𝐏𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞】
💚まちこりーた
本名➝菅野麻知子
事故により足が動かない。
💜18号
本名➝後藤美麗
まちこりーたの親友。
❤️キャメロン
本名➝桐野論
りぃちょの親友。
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まちこさんが「行かない」という選択肢をとったのは、悪い予感がりちょさんのとこ行くと悪化すると感じたとのこと…
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.