テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※Attention
こちらの作品はirxsのnmmn作品となっております
上記単語に見覚えのない方、意味を知らない方は
ブラウザバックをお願いいたします
ご本人様とは全く関係ありません
初のオプチャに入れて
るんるんなさくらあんです♪
メンツも豪華で緊張はしてますが……👉👈
それはそうとリクありがとうございます💕
ですが、リク通りになってない気もするので
リベンジします、絶対😭😭
今回も珍しく冒頭なしでいかせていただきます
なので、もう一度見た時には
いきなり冒頭部分があるかもです🙇
「構え」
「……は?」
ソファの背にもたれて頬杖をついていたないこが、
いきなりそんなことを言い出した。
こっちは今、新しいポストの内容
考えてたんやけど。
……え、なに??
今日は2人とも総選挙が無事終わって
久しぶりのオフ。
とはいえ、だらだら過ごすでもなく。
お互いカタカタとキーボードを打ったり、
スマホを触ったりして、ちゃんと仕事はしてた。
歌い手なんて、
365日24時間仕事みたいなもんやしな。
そんな空気の中で、いきなりのこれ。
そりゃ驚くやろ。
てか、さっきまでないこも
パソコンしばいてたやん。
マジで急に何。
「……どしたんよ」
「構え」
……あーもー、だから。
いつもの饒舌はどこ行ったん。
単語しか出てこんくなった?
まぁええわ。
ちょうど俺も一区切りつけたかったし。
スマホをポケットに突っ込んで、
ないこの横に座る。
すると
当然みたいな顔して、
ないこがそのまま俺の膝に乗ってきた。
「おいおい……」
ブスッとした顔で見上げてくるから、
とりあえず頭を撫でてやる。
するとすぐ、目を細めて。
もっと、と言わんばかりに
ぐいぐい手に頭を押しつけてきた。
……え、ほんまにどうした。
可愛いないこが見れるんは嬉しいけど、
いきなりデレられると逆に心配になるんやけど。
撫でる手を止めると、
案の定、また不機嫌そうな顔。
次の瞬間には、
自分からぎゅっと抱きついてきた。
「お、おぉ……?」
やから俺は、
背中と頭に手を回して、
子どもをあやすみたいに
ぽんぽんと叩いてやると、
耳元で、ふふ、と小さく笑う声。
……どうやら正解らしい。
「なーいこ、どうしたん」
「ん〜……なんでもな〜い」
知っとるか?
なんでもないやつは、
こんな言い方せえへんのよ。
まぁでも。
最近忙しかったしな。
疲れてるんやろ。
もう今日このあとは
ないこ癒しタイムでもええか、なんて考えてたら。
耳元で、ぽつり。
「お昼。ウーバーしよ、いっぱい」
……今度はそっち?
確かにもうすぐええ時間になるけど。
「何食べたいん。作るで」
「やだ。うーばーがいい」
その「うーばー」が、
ひらがなで聞こえるくらいには気の抜けた声。
完全に、欲望に忠実な駄々っ子やん。
「なんでや。
ないこ、俺が作ったやつ毎回食べたがるやろ」
裏でタイミング合わんくて
「また今度」って言ってたのに、
ついに表でも主張し始めたやん。
するとないこは、
ぐでーっと預けてた体を起こして、
真っ直ぐ、こっちを見る。
「だって、まろが料理始めたら
料理しか見なくなるでしょ〜?」
……いや、そらそうやろ。
火ぃ使っとるし。
「まろは今、俺に構うの。
だから、うーばーは本業の人に任せるの」
ぶーぶーと口を尖らせながら、
俺のポケットからスマホを取り出して、
慣れた手つきでロック解除。
気づけば、注文画面まで開かれていた。
「最近、物価高やろ。
分かるやん。だから自炊してんのに」
……ほんまは、
ないこに食べさせたいからやけど。
それはまぁ、言わんでええか。
「今日はうーばー。
明日、まろの食べるから。
あ、この店美味しそう〜」
……もう完全に決定事項やな、これ。
俺は半分諦めて、
「どの店?」とだけ聞く。
すると、ぱっと顔を明るくして、
「これ!!」
満面の笑みで画面を見せてきた。
……うまそう。
肉料理がずらっと並んだ写真に、
思わず喉が鳴りそうになる。
横で鼻歌まじりに
メニューをスクロールしてるのを見てたら、
ふと気づく。
「……ないこ。
この店、サラダついてくるみたいやけど。
トマト入りの」
そう言うと、ないこはぱちくり。
「うん、知ってるよ?」
……え、まさか。
克服した?
なんて期待は一瞬で消えた。
「まろが食べてくれるでしょ?」
当たり前みたいな顔で言われて、
「あ、はい」としか返せん俺の敗北。
ほんま、俺のお姫様はどこまでも
俺の扱いを分かっているらしい。
「まろは?どれにする?」
自分のはもう決めたのか、
ぐいぐい画面を押しつけてくる。
……なんとなく、なんとなくやけど。
これ、絶対。
自分が食べたい店に誘導しとるやろ。
目がもう、
〝これ以外選ばせへん〟って言うてる。
まぁ、ええけど。
どうせないこの美味しそうは当たりやし。
「……俺のも、ないこが決めてええよ」
そう言うと、
ぱあっと、目を輝かせた。
ほらな。
絶対あったやつやん。
他に食べたいの。
「んー……じゃあこれ!」
「おけ、注文しとき」
その一瞬の『んー』は完全に演技やな。
最初から決まっとったやつ。
……まぁええか。
嬉しそうやし。
「注文できた〜♪」
ご満悦な顔でスマホを掲げるないこに、
俺はぽつりと一言。
「あーあ、送料高いのに……」
そう言った瞬間、
ないこはきょとん、と目を丸くした。
「俺が喜ぶためのプレゼント代ってことで」
……ちゃっかりしてんな、ほんま。
でもまぁ、
それであんな顔されるなら。
安いもんかもしれん。
「あ、てか」
ふと、頭に浮かぶ。
これ、ええやん。
次のポスト。
推しが来るための交通費〜とかで。
……きーまり。
でも、今投稿したら、
絶対ないこがまたなんか言ってくるやろうし。
それはそれで面倒やな。
「あとでええか」
小さく呟いて、
隣を見れば。
まだ楽しそうに、
届くまでの時間を数えてるないこ。
……ほんま、分かりやすい。
まぁ今日は、
こいつ優先でええか。
ウーバー食べたあと、
そのまま昼寝することになって。
ないこを腕枕した結果。
首、終わった。
クソ痛ぇ。
地獄を見たのは言うまでもない。