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みなさんこんにちは!主です!


今回は葡萄組🍇


それではどうぞ!



⚠️注意事項⚠️

・尾も白い方の二次創作物

・nmmn

・BL

・shk→右

sm→左

・()は声量です。

例(小) この場合は小声で話している

ということです。

・セリフの前に人名有り

・口調がつかめていないなど、キャラ崩壊注意です。

・地雷の方は読むことをお勧めしません。

・既に似たようなお話の投稿があるかもしれませんが、意図してではありません。ご理解宜しくお願い致します。

・ご本人様に迷惑のかからないようお願いします。




sm,side


sm「シャークん?」

shk「っな、なに?」


まただ。


また、少し距離を置かれる。


sm「このあと飯でも行かない?この前言ってた—」

shk「あー、、わるい。まだやらなきゃいけないことあるから。他の人でも誘ったら?」

sm「…わかった。」





最初に違和感を感じたのは1ヶ月くらい前、久しぶりに6人で実写撮影をした時だった。


違和感といっても、いつもよりそっけないだとかテンションが低いだとかそんなものだ。シャークんにしては珍しいなとは思いつつも、そんな日もあるだろ、と気にしないようにしていた。


しかし、その状態が1ヶ月も続けば嫌でも気にしてしまう。そして、違和感が確信へと変わる。



俺は避けられている。



明らかに、俺と話す時だけぎこちないし、そっけない。顔を合わせた時は特に。


だが、俺が何かしたか?全く心当たりがない。シャークんが嫌がりそうな行動は避けてきたつもりだ。そろそろ俺も、メンタルが…なんというか…好きな子にこう、、冷たくされるのは、堪える。


シャークんと話がしたいが、今みたいに避けられてしまってはな…どうしたものか。


sm「はぁ…」

kr「?そんなため息ついてどうした?」

sm「いや…別に。」

kr「え?この俺に言えないことでもあるっていうのかい??ほら、言ってみたまえ。」

sm「…はぁ。じゃあ飯でも行こう。」

kr「飯?別にいいけど…勿論スマイルの奢りだよな!」

sm「な訳あるか。」


1人で悩んでいてもしょうがない。誰かに聞くのはいいかもしれない、と思い、きりやんを飯に誘った。ここで話すのもなんだしな。



___

_


ガヤガヤ


kr「で?何か悩み事?」

sm「…最近のシャークん、どう思う?」

kr「どうって、、別に普通じゃない?」

sm「俺だけ、普通じゃないんだよ。」

kr「は?どういうこと?」

sm「ここ1ヶ月、俺はシャークんに避けられてる。」

kr「…気のせいでは、、」

sm「ない。」

kr「よな……ちなみに心当たりも、、」

sm「ない。」

kr「ですよねー…」

sm「避けられて話すらもできない。どうしたらいいと思う?」

kr「それ俺に聞かれても…うーん…とりあえず、俺がシャークんにスマイルと話すように言っとくよ。」

sm「ほんとにそれで解決すると思うか?シャークんの事だから、なんでもないとか気のせいだろって言って終わりだって。そもそも話し合うことができないんだからどうしようって言ってるんだけど。話聞いてた?」

kr「あーうるさいうるさい。シャークんのことはなんとかするから、1回話し合えって。」

sm「え、でも—」

kr「スマイルもシャークんも、言葉足らずで卑屈的で鈍いんだから。ちゃんと話し合わなきゃ。」

kr「、、あ、この焼き鳥うまっ。」(小)

sm「馬鹿にしてるだろ。それに話し合うって、どうやって切り出したらいいのかもわからないぞ?」

kr「そんなんなるようになるから!」

sm「えぇ…」

kr「なんでシャークんがスマイルのこと避けてるのか知らないけどさ、そんなに薄っぺらいもんだったら8年も一緒に実況なんてやってないから。な?」

sm「………」

kr「あ、すいませーん!—」



___

_


sm「今日はありがとう。」

kr「いいってことよ。あとは任せておけー。この俺が和解に導いてやるから!その時は飯奢れよなー。」

sm「考えておく。…じゃあな。」

kr「おーまたなー。」


確かに、きりやんの言う通りだ。ちゃんと話し合おう。


あいつ、忘れないといいが…




__________

_____

_


2週間後。


sm「…………」


あれからもう2週間も経ったぞ?なんで連絡が来ないんだ。


na「…なぁ。なんであいつ不機嫌なの?」(小)

kn「さぁ…?」(小)

na「まぁいつもあんなもんか。」(小)

na「撮影始めるよー!」


シャークんはまだ俺のこと避けるし…


sm「ブツブツブツブツ…」





結局、きりやんから連絡が来たのは次の日の朝だった。


『アポ取れた。明日の夜7時にシャークんの家で宅飲みっていう体で行くぞ。スマイルがいることは言ってないから安心しろ。俺はタイミング見て帰るわ。』


遅い、と文句を言ってやろうかと思ったが、流石に飲み込んだ。




__________

_____

_


kr「お前遅いんだけど。」

sm「遅いって5分しか遅れてないだろ。」

kr「お前なぁ…まぁいいや。押すよ。」


ピーンポーン


ガチャ


shk「きりやんさん5分遅刻でーす。俺もう飲み始めちゃった、よ……スマイル?」

kr「ごめん!さっきそこでばったりあってさ、暇っていうから連れて来ちゃった。こいつもいい?」

shk「へ?…あー、いいよ。中入って。」

kr&sm「お邪魔します。」



kr「あ、てか何先に飲んでんだよw」

shk「別によくね?w遅れてきた方が悪い。てか、スマイル何飲む?俺そんな買ってないけど…」

kr「俺多めに買っといたから大丈夫だぞ。」

shk「ならいいか。その辺座ってー。」


kr「ほんとに避けられてる?全然そんな感じしないけど。」(小)

sm「多分、今はきりやんがいるから大丈夫だと思う。2人きりがダメ。」(小)

kr「なるほど。」(小)

shk「?」



___

_


kr「—でさーwやばくね?ww」

sm「そーだな。」

shk「スマイル絶対聞いてないだろw」

kr「…あー、、わり。俺用事できたわ。」

shk「え?w」


ガサガサ


shk「え、ま?」

kr「てことで、帰る。ありがとなー!」


ドタドタ


バタン


shk「あいつ…まじで帰った…てか、かなり飲んでたけど1人で大丈夫かよ…」

sm「まぁ、大丈夫なんじゃない?」

shk「そーだな。」

sm「………」


……さて、どう切り出そうか…せっかくきりやんが作ってくれた機会を逃すわけにはいかない。


それにしても、俺達こんなに気まずかったか?


そんな事を思っているうちに、シャークんが口を開いた。


shk「なぁ、スマイルはいつ帰る?」

sm「ぇ……」


決して、この質問がくることを予想していなかったわけではない。俺の頭を支配していたのが別の事だった、それだけだ。


sm「実は、シャークんに話があって。」

shk「話…?」


頭が混乱したのか、質問の答えとは別の言葉が口を突いて出る。ここまできたら言うしかない。俺は意を決して、話を切り出した。


sm「単刀直入に聞く。なんで俺の事を避けるんだ?」

shk「は…?避けてるって、、俺が?笑気のせいじゃ—」

sm「気のせいじゃないぞ。ここ1ヶ月、俺の誘いとか全部断っただろ。自分でもわかっているばずだ。」

shk「……ごめん。確かに避けてた。」

sm「なんで?俺、何かシャークんに嫌な事した?」

shk「違う。これは…その…自分自身の問題だから、スマイルは悪くない。もうちょっと時間が経てば、元に戻る…多分。」

sm「それは…教えてくれないのか?」

shk「え…?」

sm「いや、ほら。1人で悩むより誰かに相談した方がいいこともあるだろ?」


俺でも何言ってるかわからない。多分、シャークんもそうなのだろう。呆気に取られた顔をして、少し俯く。


shk「…スマイルにとって、多分気分がいいものではないよ。」

sm「いいよ。俺でよければ何でも聞く。」

shk「じゃあ言うけど…いや、見せた方が早いかな。」

sm「?」

shk「珍しくさ、エゴサをしてみようと思って調べてたら、サイト?に入っちゃって、これを見たんだよ。」


そう言って、シャークんは漫画らしきものを見せてきた。それは、所謂”BL”というやつだった。


sm「これ…」

shk「最初はよく描けてるなーって思ってみてただけなんだよ…」


しかも、読み進めていくとそういうシーンもあった。確かによく描けている…


shk「それみてから、勝手にスマイルと顔合わせるのが気まずくなっちゃって…避けてた。」

sm「なるほど…」

shk「ほら、スマイルってこういうのあんま好きじゃないだろ?」

sm「いや、別にそういうわけじゃないけど…シャークんこそ、これみてどう思ったの?」

shk「どう思った…?別に、、なんか、ありえないってわかってるからギャグ漫画っぽかったかも…?笑」


ドンッ


shk「わ”⁉︎、なんだよ急に!」

sm「、、ほんとに?ほんとにありえないと思ってるの?」


わかってたよ。シャークんにとって俺は、恋愛対象にも入れないって。わかってたのになんでだろう。いらないことばかり口走って、でも、頭は不思議と冷静で。この感じは…あぁ、酒だ。


shk「なに言って—」

sm「俺は好きだよ。シャークんのこと、恋愛的な意味で。ここに描いてある事だってしたいと思う。それでも、まだありえないって言える?」

shk「…さっきはごめん。凄く、デリカシーのない事を言った。」


そう言う君は、真っ赤なリンゴみたいだった。意識してくれてるのかな、なんて思ったりして。


sm「俺のこと避けたり、耳まで真っ赤にしたり、もしかして俺のこと意識してくれてる?」

shk「は?//んな訳…ていうか、あれは意識しない方がむずいだろ…//」

sm「ほんとか?俺のこと好きだからとか—」

shk「それはない。」

sm「……ムス」


流石に調子に乗ったか…


sm「なぁ、、」

shk「ん?」

sm「もう避けないでくれよ?俺のこと。これ以上好きな子に避けられたら、悲しくておかしくなる。」

shk「すッ⁉︎//お前っそんな恥ずかしいことサラッと言うなよ…まぁ善処する。」

sm「もうバレてるし隠したってしょうがないだろ。それに、嫌われてないってわかったから、、これから好きになってもらうだけだし。」

shk「大した自信だなw」

sm「そりゃあね。これから覚悟しといた方がいいよ?絶対好きにさせてみせるから。」

shk「…あそ…//」




__________

______

_


後日。


kr「あ、スマイル。どうだった?仲直り?できた?」

sm「あぁ。おかげさまでな。」

kr「お!良かったなー!じゃあ今夜も飯行くか!勿論、スマイルの奢りで。」

sm「…しょうがないな。」

kr「え…どういう風の吹き回し…?明日にでも地球が滅亡するんじゃ…」

sm「別に俺だって奢る時はあるだろ。その代わり、シャークんも呼んでいいか?」

kr「おーいいぞ。それなら他のメンバーも呼ぶか?」

sm「いや…あいつらには悪いけど、今回はやめとこう。俺、そんなに払う気ないし。」

kr「…ほ〜ん…笑そういうことなら早く言えよ〜」

sm「は?なにが?」




何かと察しの良いきりやんであった。






はい!いかがでしたでしょうか?


今回のお話の題材は

よくないかな〜

と思いつつも、やってみたかったシチュエーションだったので描けて満足です!


いつもより短かったですが、面白いと思っていただけたら幸いです。


ではまた!

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