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本格的に銀彩注意報出さないといけなくなってきた
ここから先しばらく続くと思っててください
(前回の“推し疑惑事件”から数日後)
神楽「彩音、なんで最近銀ちゃんの顔見た瞬間に逃げるアルか?」
彩音「……見るとイラッとすんの。いや違う、なんかムズムズすんの。なんかもう……あの顔がムカつく。」
新八「完全に意識してるじゃないですか。」
(そこに、のんきに登場する銀時)
銀時「おっ、彩音〜今日も俺に惚れてる顔してんな〜」
彩音「してねぇ‼︎」
銀時「……おぉ、ツッコミのキレ戻ってきたじゃねぇか。よかったな〜“推し”として成仏できそうだわ。」
彩音「成仏すんな‼︎」
(ぷいっと顔をそむける彩音。銀時は口の端を上げて)
銀時「おいおい、目ぇそらすなよ。避けたら余計気になるだろ?」
彩音「誰のせいだと思ってんだ‼︎」
―――――――――――――
(翌日:万事屋の掃除中)
新八「銀さん! 彩音が高い棚の上に掃除道具落としましたよ!」
銀時「ったく……しょうがねぇな。」
(脚立に乗る彩音の背後から手を伸ばして取ろうとする銀時)
銀時「動くなよ、落ちるぞ。」
彩音「わ、わかってるって…!」
(バランスを崩して、ぐらり)
新八「うわっ⁉︎」
(ドサァ‼︎ 倒れ込んだ拍子に、彩音が銀時の胸の上にダイブ)
銀時「……なぁ、避けてるわりに距離、近すぎねぇ?」
彩音(真っ赤)「ち、ちがっ、これは事故で‼︎」
銀時「事故(わざと)か〜なるほどなぁ〜」
彩音「違うって言ってんだろ‼︎‼︎」
(新八&神楽、ニヤニヤ)
神楽「これはもう避けるどころか、くっつきっぱなしアル〜」
新八「この二人、どう見ても両想いですよね。」
―――――――――――――
(夜・帰り道)
銀時「……なぁ彩音。避けんなよ。なんか、お前がいねぇと静かすぎてつまんねぇんだよ。」
彩音「……は?今さら何言ってんの?」
銀時「いや、“推し”としてさ?」
彩音「……あーもう、ほんっとにムカつく‼︎」
(でも、その顔はほんの少し笑っていた)
ひゅーひゅー()