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うぇんろう
初心者なので暖かい目で見てください>_<
赤城 『』
小柳 「」
赤城と小柳付き合ってます
同棲中
赤城side
今日は久々に2人ともオフでゆっくり出来る日。最近は任務が多くてさすがの僕もろうきゅんロスなので、今日ばっかりはとことんロウのことを甘やかそうと決めていた。
まだ寝ているそいつの寝顔は、子犬のようで女神のようにも見える。そんな顔に見とれていたらキッチンから焦げた匂いがしてくる。焦った僕はかけ足でキッチンに向かった。
小柳side
窓から入ってくる日差しが鬱陶しくて重い瞼をもちあげる。時計を見るとまだ朝の8時半。じゅうぶん二度寝ができる時間帯だが、今日は久しぶりにウェンとゆっくりできる日だったことを思い出し体を起こす。おぼつかない足取りでリビングへ向かうと、こんがり焼けたパンのような匂いがして目が覚める。
すると、キッチンの方から明るい声が聞こえた。
『あっ!ろうきゅんもう起きたの?早起きできてえらいねぇ~』
「おまえ母親かよ笑、俺は小学生じゃねぇんだから…」
『ごめんごめん笑 ほら、朝ごはんできてるから食べな〜』
近頃の朝はずっとひとりだったので、こんな他愛ない会話すらも心地良い。俺にそんな時間をくれるウェンに、今日こそは普段伝えてられいない感謝を伝えようと思った。伝えれるような気がした。
「…ありがと」
『…うん!』
ウェンが嬉しそうに笑っているのを見て安心する。今日は思い切って甘えてみようかなーなんて、俺にはそんなハードなことできんか。流石に。
いや、そんなことで挫けちゃ駄目だろ小柳ロウ。今日こそ踏ん張るんだ。
そう決心(?)した。
赤城side
ご飯も食べ終わり、ふかふかなソファに2人で座ってゆっくり過ごしていた。隣でスマホを眺めるろうきゅんを観察する。普段こんな近くでゆっくりしてることあんまり無いしね。
いつもかわいいけど、今日は一段とろうきゅんがかわいく見える。
意外とまつ毛が長くてキリッとした目。多分みんなにはすっごく格好よく見えるんだろうけど、恋人である僕には真面目でツンデレでかわいいヤツにしか見えない。まぁ、一般人の皆さんには分かりませんよね~。と、心の中でいないはずの誰かにマウントをとる。
ずっと見つめていると流石のロウも恥ずかしくなったのか、「なんだよ」と僕に喋りかける。
でも僕はそんな声も無視してロウの髪や耳を焦れったく触り続ける。そういえば溜まってんだよね、僕。
そんな僕に違和感を感じたのかロウがまた話しかけてくる。
「おい、さっきからなにしてんのお前。返事もねぇし、なんかあんの?」
言葉はキツイが優しく喋るロウに感心する。そんな技どう生きたら身につくんだろ。まぁ別に僕は身につけなくていいけど。
『…べつにぃ?なんも無いよ。』
チラチラとロウの目を見ながら言う。
「絶対なんもねえ事無いだろ笑。」
へらりと笑うロウの目尻すら愛おしい。
そんなかわいいろうきゅんをもっと近くで見たくて、ロウに顔をちかづける。
「…ん」
ロウが自然と目を閉じて、控えめではあるがこちらに唇を差し出す。
『えぁ…/』
何だこの生き物。さすがに可愛すぎるよ…。「…ん」ってなに?!キスされるとでも思ったのか?かわいいヤツだな食っちまうぞ
「…え、……キスされんのかと思った…んだけど…ちげぇの。//」
そう小さな声でロウが言う。だいぶ恥ずかしかったのか耳まで赤くなっているロウは僕にドストライク過ぎた。
ちゅ
と、赤くなった顔に甘いキスを落とす。
『……ロウ、ベット行こっか。』
そいつは小さく頷いた。