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にぎやかな通りは、誰もいない。
薄闇い空には、真っ白な雪がちらほらと散っている。
一人の世界は、あこがれているが、人を恐れさせている。
路麺には、だんだん積もってきた雪が、まるで童話の世界のようだ。
美しく、酔いしれる。 受話器を握り、声を出して歌う少女は、心の中の悲しみを訴えている。
赤いマフラーは、この真っ白な世界の中で、ひときわ鮮やかに見えます。
誰も見ていなくても、少女の歌声は変わらない。
何度も何度も何度も何度も何度も 命の果てまで……
しゃがんで座って、顔を上げて、白い霧を出した少女は、満足していた。
両手にギターを抱えて、涙が落ちた。
目を閉じた少女 だんだん消えていった、この真っ白な童話の世界。