コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ど!!!!!!う!!!!!!も!!!!!
改名しましたねこのごびょうきでございます ハートの数をエグいことにしたのがリア友だと判明したのでもう触れません(泣)
そして、前回できないあの子、さみしい親子 が次回だと表記いたしましたがちょっとコストがエグくなりそうなので半分に分けます…ホントすいません!
では日本さんの星空お悩み相談室3話 お楽しみください~!
⚠️ 今回は自己解釈が激しいお話になっております この世界での日本はアメリカを心の底から嫌っています。それが嫌な方は飛ばした方がいいかもしれません 自衛おねがします⚠️
政治的意図はありません
「う゛ぁっっついぃ…」
アスファルトから上がってくる熱気に嫌気がさす
夏よ、もう9月だぞ そろそろ身を引いて秋と交代してはくれないか
「ここまで暑いともはや定時帰りもペナルティーかもしれないな…」
あの夢を見てから1日目、ミラはちゃんと定時に帰れるようにしてくれているようだ
からくりはわからないが早く帰れるに越したことはない
ガチャ
「にゃぽん! 帰ったぞ~!!」
………………
にゃぽんは今日は韓国さんか台湾さんとかの誰かと遊んでいるのか帰って来ていないみたいだ
…やることもないし寝るか、
今回はちゃんとパジャマに着替えて布団に入り眠りについた
…ブランコだ やっぱりこれから毎日ここにくるのか
そう思い横を見た
…アメリカだ アメリカがブランコに乗って隣にいる 何故ここにアメリカがいるのか?そんなの何か悩みがあるからだろう、 ここに来るのはミラが思う『自分と同じように悩みを抱えた人』だけだ
反吐が出る 人の親を殺して、戦争を終わらせて、正義のヒーロー気取り
それで悩みだって?
こいつのことはどこまでも嫌いだ 本当に、本当に
吐き気を堪えて、ゆっくりと話す
「…アメリカ、さん」
「!?!?!」
ギィギッィイギ!!
アメリカは僕の声にひどく驚いてブランコから落ちかける 鎖が大きく軋む音がした
大袈裟な
そのまま落ちて仕舞えば良かったのに
「誰だ…?日本語…?」
「私の顔、見えますか」
「、? み、見えないが…」
こちらを見てアメリカは誰か確認しようと目を凝らすが何も見えていないようだ
だがこいつなら相手が僕だとわかっていながらこういう事を言うこともあり得る
日本と言う僕が自分を嫌ってると知ったらのそのぐらいのことは思いつくはずだ
バレないようにしてはいるが疑っておいて損はない 化けの皮は被ったままがいいだろう
「あなた」
「綺麗な都会の星空を見ても消えないような悩みが、ありますね」
「…」
数秒の沈黙の後にアメリカは口を開いた
「親父を、許せない俺が許せない」
「親父はあの時国の情勢が酷くなったから今まで楽させてた俺らから金を取ろうとしただけで、何も悪くないってわかってるのに、悪いって思っちゃう俺がいて 恨んでる俺がいて、」
あの時とは植民地時代のことだろうか。僕はその頃のアメリカをよく知らない、興味がないから知らないのは当然である そうだった 俺はこいつに同情なんかできない
「毎日ジャンクフード食って、リビングでごろごろしながらゲームして その間に親父が作ってたご飯を食べさせられかけてカナダと一緒に全力で逃げて 会議で当たり前みたいに遅刻して寝て、それでみんなに怒られて」
「でもそんな時でも俺を責めないでいてくれる人が一人居る…んだ、」
…それは俺のことだろうか、僕なんだろうか、何故俺は、
「…そうなんですね、」
こいつに同情してるんだ
「はは なんかごめんな 知らない人に急にこんなこと話して」
「いいんですよ 続けてください」
「なんか、お前、、」
「Japanに似てるな…!✨」
「ッ……」
「Japanというのは…?」
「俺を責めないでいてくれる俺の好きな人だ!✨」
「そう、ですか、、」
そうなのか、アメリカは僕を好きなんだ
なんで動悸が早くなる 心臓が言うことを聞かない こいつは僕の親を殺した張本人なのに
なんで…
「でも多分Japanは俺を嫌ってるから、親を殺したんだから当然だけどな…💦haha…」
「それに親父の事を話したらさらに嫌われると思うから、、話せないんだ、未だに」
「カナダは昔俺と比べられて相当腹が立ったろうし、俺が親父を嫌ってる、…なんでこうなっちゃったんだろうな俺…いや、俺の家族」
「それはきっと、」
「そんな家族だからアメリカさんはこうなったんだ思います。人のことを考えて、笑わせられて会議で当たり前みたいに寝て怒られて遅刻して…」
「アメリカさんが人のことを考えられるようになったのは家族みたいに機械嫌われたくないからじゃないですか、遅刻して寝るのはいつも夜遅くまで人の事で悩んであげられてるからじゃないんですか、人のことを思えるアメリカさんは家族がなかったら居ません。」
「…そう、なのかな、」
「綺麗事で申し訳ないですが、まずは、、家族の事も思ってらっしゃるんでしょう、こんな相談をするのですから、」
「うん、家族は大好きだ、」
「じゃあそのままを伝えてみてはどうでしょうか」
「そのまま…?」
「家族に大好きだって言ってみるんです。そうすればッ、!」
ガチャッ!!!!!!
「!?」
時間切れのようだ、アメリカと僕のブランコの鎖が割れかけている
「また会いましょうアメリカさん、今度はいつになるんでしょうね」
「…あぁ、またな」
ガチッ…ミシミシ…バキッッ!!!!
「「あっ…」」
落ちる、ミラに今度あったら夢の終わらせ方を変えてもらおう、心臓がもたない
まぁ、今日からはちょっと、
アメリカのこと、友達としてみてやってもいいかな、?お父様、
ガバッ!!
「…今何時だ、、、」
時計を確認する、
4時か、まだ寝ていてもいいが早起きは三文の徳という言葉をこの前日本が教えてくれた 起きておこう
俺が早起きなんて珍しすぎて親父とカナダはおったまげるだろうな、そうニヤ付きながら階段を降りる
そうだ、今日夢を見たんだ 優しい人が俺の悩みを聞いてくれた。
ちゃんと家族にいつも分のありがとうと大好き言ってみないとな
…それにしてもあの人、絶対、、
日本だったよな…?
もう既にバレかけてる日本さん…ピンチですね…
次回 さみしい親子→50♡