テラーノベル
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はぁ…
もう、これしかないのかもしれない、
名前言って死ぬしかない、
えとが悲しむのは分かってる、
でも、これしかないんだ、
「…えと?」
「ん?どうしたの?」
「あのな、えと、聞いて驚くなよ、」
「え?いきなりどうしたの(笑)」
「俺、実は…」
「ゲミノールムなんだ、」
「えっ、ミノルがゲミノールムだったの?」
「実はある奴と契約しててな、破っちまった、だから俺、死ななきゃなんねぇ、」
「絵?そんなの嫌だよ、ミノル!」
「ふふっ、」
「死神、破ったから殺すんだろ…?」
「う〜ん、ま、今日は気分乗らないし、いいよ、見逃す」
「本当か!?」
「ミノル?何話してんの?」
「ありがとな、死神さん、」
「ミノル?」
「お〜い、ミーノール?」
「ん?えと?どうしたんだ?」
「ううん、なんでもない、ただ、似てた人が本人だったとは分かんなかったし、」
「アピールしまくったんだぞ!察しが悪いやつなんだから…もう、」
「なぁ、えと、今日の放課後どっか行こうぜ、」
「いいよ!行こ!」
「じゃ、決まりな!」
今、笑えてるのはえとのおかげだ
だから今日も伝えよう
【ありがとう】
ふふっ、
やっと言ったか、
ほんとは殺す気はなかったんだけど
信じちゃうとは(笑)
僕の正体は死神じゃない、
そう、
天使だよ?
END
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