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第6話 すぐそばに
-🎼📢side-
らんから話を聞いて、すぐには受け止めることができなくて、病室に戻ることができなかった。
らんもそれは理解していて、敢えて1人にしてくれたんだろう。
ピロン
病院のロビーの椅子にただ座っているとスマホの着信音が鳴った。
すちからのメールだった。
『いるまちゃん、大丈夫?
俺たちそろそろ帰ろうと思うんだけど、どうする?無理にとは言わないけど、いるまちゃんも暇ちゃんにひと目会ってきたら?暇ちゃんもきっとその方が嬉しいと思う。』
すちからのメールをみてハッとした。
そうだよな。
こんなとこに居たって、何も変わらない。
俺はスマホに文字を打ち込んで、メッセージを送信した。
『うん、会ってくる。
先帰ってていいよ。』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
病室のドアを今度はゆっくり開ける。
なつは窓の外を眺めていた。
🎼📢 なつ、
声に気づき、振り向く。
🎼🍍 、、!
少し驚いた顔でこちらを見る。
🎼📢 さっきはごめん、
🎼📢 急に抱きつかれて怖がらせたよな
なつは首を横に振る。
俺はベットの横の椅子に座った。
🎼📢 事故のこと、覚えてないんだってな
🎼🍍 うん、、
なつは申し訳なさそうな顔をする。
違う、そんな顔して欲しいんじゃない。
なつには、笑ってて欲しいんだ。
覚悟を決めた。
🎼📢 これからは俺がなつを守るからっ!
🎼📢 だから、もう俺の前からいなくなるなっ、!
なつの手を強く握りしめた。
🎼🍍 いるま、
初めて、なつが俺の名前を呼んだ。
🎼🍍 俺、やっぱ思い出せないんだ、
🎼📢 、、、っ
🎼🍍 だけど、知りたいんだ!
🎼🍍 もっとみんなのこと、!
なつの涙が俺の手に落ちる。
🎼🍍 忘れたく、なかったよぉ泣
もう一度、なつを抱きしめた。
今度は動揺することもなく、俺の腕の中で涙を流した。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
-🎼🍍side-
らんたちの前では我慢していたはずの涙が、いるまの前では溢れ出してしまった。
なんでだろう。
でも、うれしかった。
守られてばかりじゃいられないけど、頼っていいと思える存在がいること。
🎼📢 じゃあ、明日はみんな揃って来るから
🎼🍍 うん!
🎼📢 安静にして、早く退院しろよ?
🎼🍍 頑張るわ、笑
いるまは手を振って病室を去った。
静かになった病室。
正直まだ、夢の中にいるみたい。
だけどこれは現実で、俺だけが全部忘れてて。
きっとこれからもっと、ショックを受けることもあるだろう。
でも
らん、すち、みこと、こさめ、いるま
俺が忘れてしまったメンバーは離れないって言ってくれた。
だったら俺もみんなに寄りそって、もっと知っていかなくてはならない。
___ずっと、そばにいてくれる、よね?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
-🎼📢side-
病院を出た頃にはもう日が暮れていた。
道の街灯がつき始める。
帰り道、俺は考えた。
どうしたら、なつを守れる?
ずっと離れなければ、居なくなんないよな。
どうしたら俺のすぐそばにいてくれる?
なつが俺を好きになれば_____
事故が起きてから自覚した思い。
実らせるつもりなんて一切なかったけど
なつを守るため。
なつを俺のモノにするしかない_____
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