テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
結構らぶらぶかも
目を覚ましたフェイタンの隣には、優しい眼差しのシャルナークがいた。流星街の喧騒から離れた、穏やかな午後。
「……まだ寝る」
不機嫌そうに身を起こすフェイタンに、シャルナークは優しく微笑みかける。
「今日のフェイは、なんだか甘えん坊だね」
「……う、うるさいね」
掴まれた手から伝わる確かな体温。旅団の任務とは無縁の、二人だけの時間。シャルナークはフェイタンの細い身体をそっと抱き寄せた。
「ワタシのこと、好きすぎね」
「バレた? でもフェイだって、俺のこと大好きでしょ」
少し照れたように視線を逸らすフェイタンの耳元で、シャルナークは優しく囁く。
「……今日は、ワタシから離れる、許さないね」
「もちろんだよ。一日中、フェイのこと独り占め」
温かい陽だまりの中、二人の間に流れる穏やかな時間。特別なことは何もないけれど、この瞬間が何よりも2人にとっては大切だった。